タイトルの通り。
う~む・・・困った・・・。
『SL-S550』は、Panasonicの出したポータブルCDプレーヤーである。
もう10年以上前の製品ではないかと思う。
「うきょうたかしのPCDP&CD日記」さんのページ)によると、
「1992年の発売」とあるから、約20年前のものということになるのか。
確か、ジャンク屋で500円くらいで転がっていたものを買ったのだが、
なかなかどうして、『ER-4S』との相性がよく、度々用いていた。
メインのSTAXのシステムとはまた違った、面白さのある鳴り方をする。
デジタルオーディオプレーヤーも持っているのだが、音の密度が全く違う。
いまやポータブルCDプレーヤーなどは、斜陽の産物なのかもしれないが、
この力強く生き生きとした音を聞いてしまうと、やはり存在意義があると思ってしまう。
このCDプレーヤーのDACは、松下お得意の『MASH』である。
自分のイメージとしては、『MASH』搭載機は優しく繊細な音を出す印象があった。
しかし、なぜかこの『SL-S550』は芯のある、押し出し感の強いサウンドを出す。
押し出し感と引き替えに、透明感と音色の美しさを犠牲にすることもない。
これに『ER-4S』をつなぐと、『処女が脱兎の如く』鳴るのである。
だが、最近、特定の音が鳴るときに雑音が混じるようになってきた。
どうも、中域より少し下の音が鳴るときに生じるようだ。
ジャリジャリと音にまとわりついてきてどうにも困る。
このページにコンデンサの表が上げられているので、
久しぶりに半田ごてを握って、修理に挑戦するのも良いかもしれない。
しかし、直るかどうかも不明であるため、買い換えにしてもいいが、
こういう音のポータブルCDプレーヤーが現行機で存在するのかはわからない。
オーディオ機器は、新しければいいというのが当てはまらない世界なので、
直すか、新調するか、実に悩ましいところである。
いっそ自然に治ってくれないだろうか(爆)。
う~む・・・困った・・・。
『SL-S550』は、Panasonicの出したポータブルCDプレーヤーである。
もう10年以上前の製品ではないかと思う。
「うきょうたかしのPCDP&CD日記」さんのページ)によると、
「1992年の発売」とあるから、約20年前のものということになるのか。
確か、ジャンク屋で500円くらいで転がっていたものを買ったのだが、
なかなかどうして、『ER-4S』との相性がよく、度々用いていた。
メインのSTAXのシステムとはまた違った、面白さのある鳴り方をする。
デジタルオーディオプレーヤーも持っているのだが、音の密度が全く違う。
いまやポータブルCDプレーヤーなどは、斜陽の産物なのかもしれないが、
この力強く生き生きとした音を聞いてしまうと、やはり存在意義があると思ってしまう。
このCDプレーヤーのDACは、松下お得意の『MASH』である。
自分のイメージとしては、『MASH』搭載機は優しく繊細な音を出す印象があった。
しかし、なぜかこの『SL-S550』は芯のある、押し出し感の強いサウンドを出す。
押し出し感と引き替えに、透明感と音色の美しさを犠牲にすることもない。
これに『ER-4S』をつなぐと、『処女が脱兎の如く』鳴るのである。
だが、最近、特定の音が鳴るときに雑音が混じるようになってきた。
どうも、中域より少し下の音が鳴るときに生じるようだ。
ジャリジャリと音にまとわりついてきてどうにも困る。
このページにコンデンサの表が上げられているので、
久しぶりに半田ごてを握って、修理に挑戦するのも良いかもしれない。
しかし、直るかどうかも不明であるため、買い換えにしてもいいが、
こういう音のポータブルCDプレーヤーが現行機で存在するのかはわからない。
オーディオ機器は、新しければいいというのが当てはまらない世界なので、
直すか、新調するか、実に悩ましいところである。
いっそ自然に治ってくれないだろうか(爆)。
音質評価について、私も同感でございます。私はうまく書けませんでしたが、まさにその通りです!
密であり美しさと力強さを兼ね備えた独特な音が特に印象に残る優良機種であると、私も常々感じています。
所有機種の中でも特に音の優れた機種の一つであります。
現在130以上の機種を所有していますが、このSL-S550のような音を出す機種は他に無く、現行機種で似通った音を期待できるものも当然無いのではないかと思います。
中国系の格安PCDPでは持っていない機種も有るので或いは・・・というところですが、やはり繊細さや力強さの面で及ばないと思います。
ところで雑音の問題について、現在のところ私の所持個体ではそういった症状を見せるものは基本無いのですが、コンデンサ若しくはICの劣化、パターンの腐食等が考えられます。
随分と古くなってきている事や使用状況から考えてコンデンサの劣化は当然あるでしょう。
これが原因の場合は交換により無事復活することと思いますが、ICや基板の問題になってくるとまた対処が非常に難しいところであります。
ICはそうそう簡単にダメになるものではありませんが、可能性はゼロではないでしょう。
電池やコンデンサが漏液してパターンを腐食させているような場合は軽度ならクリーニングや配線材によるジャンパで対処できますが、最悪の場合は基板交換しかなくなってしまう事も有ります。
長文を、そして大したことを書けず大変申し訳ありませんでした、ご愛用のSL-S550が無事復調することを祈っています。
管理人のyakataと申します。
コメント返しが遅くなりまして、申し訳ありませんでした。
丁寧かつ詳細なコメントありがとうございます。
修理の参考のため、右京さんのホームページを拝見させて頂きましたが、
ポータブルCD黎明期から最近の機種まで、実に多くの情報が載っている素晴らしいページですね。
私も一時、黎明期のポータブルCDプレーヤーを買い集めていた時期があったので、
黎明期独特のデザインを見て、非常に懐かしく感じておりました。
(『SL-S30』や『SL-S700』のデザインが好みで、それらが動かなくなった今でも、捨てられずにいます。)
>現在130以上の機種を所有しています
ここまで数多くの機種をお持ちの方からしても、『SL-S550』の音質は珍しいものなのですね。
やはり、修理してみることにします。
内部を確認したところ、
複数個の電解コンデンサの頭が若干膨らんでいるような感じだったので、
手始めにこれらを交換してみようと思います。
直りましたら、改めてどこかで報告させて頂こうと思っております。
貴重なアドバイス、本当にありがとうございました。