HAPPY-GO-LUCKY!

E・コッカーと戯れる浪費派リーマンのゆるい生活

もしもし? もしゅですけど…の巻

2011-12-05 21:27:20 | 身辺雑記

先日、父が死んだ。

当ブログでも、「父」「ジジ」「くそジジイ」などとムダに登場、

お馴染みのキャラでありますな。

 

デタラメかつやりたい放題だった彼でありますが、

身罷る際は、当方の都合を考えてくれたのか、

めんどくさいミッションの初日を避けてくれました。

 

 

骸は病院を出発。

半世紀以上暮らした自宅前を通り、葬式会場に向かったのさ。

 

 

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あたしゃ長男。

で、ババアは瀕死で入院中。

 

よって喪主を務めなきゃなりません。

 

 

ただ、葬儀会社に万事お願いしたので、

ほとんど身を任せるだけ。

システマチックな構成と展開で、非常にラクチンでございましたよ。

 

 

例の「おくり人」って方々のテクニックも拝見。

 

 

 

ホントのデスマスクと、

皆さんに見ていただくお棺の中の顔は全然違うわけで、

そのテクニックは見事なもんだ。

彼らの「仕事」は少なくともボッタクリ価格じゃあないね。

 

81歳の生涯。

 

彼なりに苦労はあっただろうけど、

基本的に明るい男だった。

 

そしてかなーりメチャクチャ。

口やかましい母とやりたい放題の父ってのは、

まあ、わが家の底流をなすものだった。

 

 

親の因果が子に報い?

今のわが家とクリソツではある(笑) 

 

そうした彼はこのブログにも何度もムダに登場します。

 

http://blog.goo.ne.jp/19960408/d/20051210 

http://happy-go-lucky.blog.ocn.ne.jp/pog/2008/01/post_c47a.html#more

http://blog.goo.ne.jp/19960408/d/20090111

http://blog.goo.ne.jp/19960408/d/20090810

http://happy-go-lucky.blog.ocn.ne.jp/pog/2011/08/post_436d.html#more

 

 

その多くは病気ネタなんだけどね。 

 

それにしても、奥さん、よくこのジジイに付き合ってくれたよな。

 

ジジイが死んだ日、親族が近所のタクシー会社を使ったわけ。

すると運転手さん、「あれ、ホントの娘さんじゃなかったんですか」って。

 

何年も何年も、いつも通院に付き添ってくれてたからね。

いやあ、頭が下がるお話でございます。

 

 

そしてショーネンはとゆーとこれだ。

 

通夜会場なう。

ショーネン、ここでも勉強ちう(笑)

 

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お前は湯川秀樹か!と(笑)

 

 

それでも参列者のお迎えや細々とした助けを立派にやってくれました。

 

やっぱ、俺様の教育が行き届いてるんだろうなあ。

 

 

 

そう言えば、

通夜葬儀の中の最大のアトラクションと言えば、

ババアの登場でした。

 

もはやヘロヘロな状態なので、

式には出られるはずもないんだけど、

まあ、言うことを聞きません。

 

「いいや、もうどうなっても!」とばかりに通夜に連れてきたわけっすよ。

 

すると、なかなかシャンとしてました。

やっぱ勝気な人だからねえ。

 

 

 

通夜の後、いろんな方々に声を掛けていただき、

少々元気が出たみたい。

 

まあ、おとなしいぐらいの方がいいんだけどね、彼女の場合はwww

 

 

 

さて、システマチックでオートマチックな展開とは言えども、

グズグズうるせえ親戚ってのは必ずおります。

 

ふだんなら怒鳴りつけるところですが、

さすがに今回はそうも行きません。

ジャパニーズスマイルを浮かべて、奉仕しましたよ。

俺もオトナになったよな。

って、当たり前か、葬式だ!(笑)

 

 

みんなに見送られて旅立ったジジイ。

 

一緒に仕事をしてきた先輩や盟友、

そして可愛い後輩たちも参列してくれました。

申し訳なく、そしてありがたく思ったなあ。

 

しみじみしました。

 

 

 

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葬儀の最後、

喪主として、「彼はなかなかの男でした」と挨拶した俺。

それは、ホントに思うところだ。

 

 

あれほどやんちゃしてきた俺だけど、実は怒られた記憶がない。

「お前が好きなようにすりゃあええよ」と彼はいつも笑っていた。

 

その言葉に背中を押され、前に進めた気もするんだよね。

まあ、「無茶」も加速したような気もするけどさ(笑)

 

 

何年後か、俺が死んだ時、

ショーネンはどんな挨拶をしてくれるかな。

 

彼が話をしやすいように、

それまでに、もう少し男を磨いておくことにいたしましょう。

 

 

 

ということで、じゃあね、パパさん。

  

 

ありがとう。 


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14 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
誰かになにかを伝えないといけないという義務感か... (Unknown)
2011-12-05 23:57:42
誰かになにかを伝えないといけないという義務感からか、このブログにおいて書かれるその生き様がめんどくせ。だから、誰もなにもコメントするわけないじゃん。だから敢えて。言いたいことはたくさんあるんだね。でも、全部言わなくても、みんなわかってるから、大丈夫だよ。
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何が起こったのかと、少々びつくり。 (HAPPYMAN@携帯)
2011-12-06 00:14:02
どこのどなたか存じ上げませんが、大丈夫だの何だのご心配には及びません。

いつもこのノリだし、そもそも小生の備忘録のようなもん。

残すとか何とか、熱く語っていただくようなことでもありません。

まあ、冷静に、って江川か!(古過ぎるw)
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「実は怒られた記憶がない」!! (美作守)
2011-12-06 14:41:04
いや、息子さんを信頼されていたからできるのでしょう、
最高の愛情表現だよ。

やんちゃは意思表示のひとつの方法。
受け止めるのは親の器量。
・・・すばらしい少年時代だったね。

ご冥福をお祈りします。
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>美作守さん (HAPPYMAN@携帯)
2011-12-06 15:56:29
まあ、じい様には怒られなかったけど、
その百倍ほど、ババには口喧しくやられてましたが何か?(笑)

それにしても、体重が増加傾向なのはなぜなのか?

どうなん?
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しっかり怒るのも愛情のうちだから、よかったじゃ... (美作守)
2011-12-06 18:37:28
お元気なうちにしっかり怒られてちょうだい(笑)
うちの娘なんか、お宅の出来のよいショーネンと違って毎朝家内に叱られてますけど。

同じ運動をしても体重が増加傾向なのは、年のせいで基礎代謝が落ちているからですヮ。
老年期を迎えつつある証拠だから、仕方が無いんじゃない、あきらめましょう。
よく言われるように、有酸素運動を増やす、摂取カロリーを減らすのが手っ取り早い対策です。
胃を小さくする手もある、お金かかりますが。
10年位したら太らない薬が出てくることでしょう。

まあ、自転車乗ってる写真を見る限り、問題になるような肥満には見えないけどね。

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>美作守さん (HAPPYMAN)
2011-12-06 20:38:21
 
いや、ここ数日間で太ってきたのはどうなのか、ってお話。
人として、もう少しやつれるべきか、とwww
 
有酸素運動については、まあ自転車でわりとやってるつもり。
ただ、以前ほど、劇的に痩せないのは、
ロングライドに体が慣れちゃったせいもあると思う。
効率的な動きを覚えたってゆーか。
 
それと基礎代謝も落ちてるのかな。
それは加齢によるものではなくて、40肩によるもの。
肩が上がらなくなって以来、ウエートトレーニングをやらなくなったんだよねえ。
そもそもアラフィフがやることじゃあないような気もしますね(笑)
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しばらくブログ更新が無いなぁ、と思ってたらそう... (katu!)
2011-12-06 23:10:46
お父様、闘病生活お疲れ様でした。

私の父親はまだ60台ですが、それでも「いつか死ぬんだよなぁ親父も」と最近思ったりします。それが明日なのか30年後なのかはわからないですけど、どちらにしろ悔いの無い最期を迎えて欲しいもんです。
まぁ私自身もそうですけど、ね。

それにしてもそれにしても。
ショーネン氏(笑)
さすがですな。
勉強机に括りつけられても意地でも勉強しなかった私の少年時代とはエラい違いです(笑)
私の息子はまだ2歳ですが、どんな少年・青年になるのかなぁ。
(きっと親父そっくりになるとおもうけどw)
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ご冥福をお祈り申し上げます。 (Gucci)
2011-12-07 01:21:13
思い起こせばミクシィで、1975年10月15日カープ初優勝時の県内大騒ぎの様子を小生が書き込んだときに、「あの日はうちも父が帰ってきませんでした」と応じて下さったのがご縁かと。

結びつけて下さったお父様に改めてお礼を申し上げたいと思います。今後とも宜しくお願い申し上げます。
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>katu!さん (HAPPYMAN@携帯)
2011-12-07 01:29:29
今日は区役所やら税理士のとこやらへ行かねばなりません。うう。

正直、父はフシギな人だったので、
親子の触れ合いってのは極めて希薄でした。

一緒に遊んでもらった覚えもほとんどないし。

ともに出雲センチュリーを走られた関係が羨ましくもあります。
まあ、我が家は我が家なりの関係性でしょうがないんですけどね。

ショーネンは今、将来についていろいろと悩み、考えているよう。
ご立派な話ですので、彼の邪魔にならぬよう、少しは導いてやれるよう、考えているところです。

焼香の作法で緊張してた彼。なかなか可愛らしかった。

喪主の父は、数珠さえ忘れる狼藉ランボーぶりでございましたが(笑)
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>GUCCIさん (HAPPYMAN@携帯)
2011-12-07 01:44:08
そうそう。
初優勝の夜の父の行動が、我々のファーストコンタクトとなったんですよね(笑)

うーん、懐かしい。

で、今回の会葬御礼の文面にも、
そのエピソードを書きました。

併せて、その年の日本シリーズ、勤めを休んで全試合見に行ったことも追加。

さらには法名に「鯉」の一字を入れてもらいました。
息子のこの一連の行動を、ジジは手を打って喜んでくれていると思います(笑)
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