現在南シナ海問題で中国は自国の領土や海域を広げるべく周辺諸国に政治的・軍事的圧力をかけているが、フィリピンのドゥテルテ大統領は国際司法で勝訴したにも関わらず、領土問題を棚上げして金銭の支援を得る方向へ舵を切った事から、中国は領土領海を広げるべく強化してくる流れは間違いない。
確かにロシアは政治的な問題が出ればこれらの停止も辞さないので不安定だという意見があるのは事実だが、日本は複数のインフラを用意して主軸に依存しすぎない輸出入体制を構築していかなければならない。
輸出入ツールを複数にして余裕を持っておく事は、1つのツールが停められても経済が急激に弱らない強固な体制としていく点と、発言力強化に繋がる点から経済のみならず外交面でも極めて重要であろう。