峰寺のホームページより
中嶺山 峯寺 (ちゅうれいざん みねじ) 通称 出雲大峯(いずも おおみね) 真言宗 御室派(しんごんしゅう おむろは)
御本尊 大日如来(だいにちにょらい)
神々の里出雲から斐伊川を溯り、雲南地方の入口辺りから支流となる三刀屋川(みとやがわ)に沿ってしばらく行くと、右手山腹の幽遂の霊地にたたずんでいるのが当山、峯寺である。
山麓より徒歩で旧道を歩くと約15分、急坂をたどり、中程にある旧仁王門(きゅうにおうもん)をくぐり、九十九段の石段を登れば、大自然の霊気に触れることができる。
中世毛利(もうり)・尼子(あまこ)の尊崇を受け、42坊の寺観を誇った面影は、現存する鎌倉風の伽藍坊舎のたたずまい、霊佛、庭園などから偲ぶことができる。
松江藩第七代藩主・松平不昧公(まつだいらふまいこう)作の庭園の背景にある山々は、出雲風土記にも記されている「伊我山(いがやま)」であり、古代神々の降臨の山と尊ばれている。主峯の弥山は標高300m、出雲大社の弥山と相対して指呼する。
大自然に囲まれた古刹でお抹茶や、四季折々の食材を使った精進料理をいただくと、俗世の煩わしさを忘れ、心癒される時間を過ごすことができる
通されたお部屋で、まずお抹茶をいただきました。お客は私たち一組でした。
いままで味わったことがない、まろやかでやさしいお味でした。「出汁に何を使っているのですか」とお聞きしましたら、昆布と椎茸だけそうです。昆布と椎茸だけで、こんなに美味しい味がでるなんて驚きでした。
上から右回り
胡麻豆腐 酢の物(吉野くずきり・大根・人参・椎茸)白和え(ぶなしめじ・春菊・紅葉麩)
椀盛り(冬瓜生姜入りくず引き・銀茸・木耳・紅葉麩・水菜・くこの実
峰の蒸し (長芋・袋茸・百合根・筍・銀杏・松の実)
出雲生姜入り御飯 なめこと若芽の味噌汁
今度の旅行はすべて嫁のプランによるものです。 こんな山寺の精進料理をよくぞ見つけてコースに組み込んでくれました。お料理をお出しくださったお寺のおもてなしも大変行き届いていて、お味も堪能しました。
お寺から下界をみる。