程久保川の辺で

程久保川のほとりに住んで30数年、ここが私達家族の終の栖家となりました。

福寿草

2012-03-13 18:05:59 | 花おりおり
 いつまでも寒かったせいか、なかなか咲かなかった庭の福寿草が、やっと咲きました。
夫の葬儀で踏まれて絶えたのか思っていた福寿草が、昨年10数年ぶりに3輪咲いているのを見つけたときは、とても嬉しかったです。
これは17・8年前、A子さんと行った吉野梅郷で買ってきたもの。梅林の根元に福寿草の群落が鮮やかでした。。

そのA子さんは認知症が進行して、いま施設に入っています。長年の友の変わった姿は寂しいものですね。




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携帯クリーナーストラップ

2012-03-13 13:39:17 | 随想
 


 フラワーアレンジの写真を使って、携帯クリーナーストラップを2個つくりました。
 私と嫁の母親のイニシャルを入れました。二つと他にはない貴重なストラップです。
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2012年2月 フラワーアレンジ

2012-03-09 22:50:15 | 花おりおり
 テーブルデコレーション
球根つきのヒヤシンスをメインに、春の花が咲き乱れるガーデンが平皿に出現しました。





 タベストリー





 ギャスケード・ボケー
花嫁のブライダルボケーです。豪華な仕上がりに一同うっとりです。







 作品を並べてみました。



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3代の猫たち

2012-03-05 09:34:32 | 随想
 猫を飼ったこともない飼う気もない我が家に、猫か住みついたのは25年程前のこと。家の前でお腹を空かして泣いていた初代ミーコに,息子が魚の骨をやったのが始まり。
それからは毎晩窓の下へ食べ物を催促に来るので猫の餌を買ってきた。私が職場から帰宅する時間になると、家から100メートル手前の用水の橋の上で待っていて、「早く来てね」と言わんばかりに後ろを振り返りながら走っていく。それから冬が来たので、縁の下に段ボールにぼろ布を敷いて寝床を作ってやった。春がきて4月下旬のころ、息子が「猫が今にも死にそうだ」と言うので、いくら半野良猫でもこのまま死なせては寝覚めが悪いと思い、動物病院に入院させた。脱水症状を起こしていたということで四日入院。退院後すぐ外へ出さないほうが良いと言われたのでやむを得ず家に置いたら、親子3人猫のノミにたかられ痒くて大変だった。初代ミーコはいくらでも餌を食べる猫なので身体が大きくなって、喧嘩も強くいつもむこう傷がたえなかったが、ある日ふっといなくなり戻ってこなかった。去勢してなかったのでメスを追って帰り道がわからなくなったのではと、人に言われた。

 2代目ミーコはご近所の家の軒先で蹲っていた。一度は無視して通り過ぎたものの気になって又引き返し、家へ連れてきた。張り紙したが飼い主は現れなかった。この猫はペルシャ系のオス猫。真っ白な毛並み、長い尻尾を立てると馬のたて髪のようにふさふさしていて見事だった。2代目ミーコは夫が何時もいるいるソフアが寝床となった。朝になると夫に外に出してもらい、ひとしきり遊んで家に戻る。3年目の冬の夕方外に出たがるので、日没まで少しは良いだろうと出してやったら、戻ってこなかった。初代ミーコのよう行方不明にならないよう去勢したのに。この猫は毛が長いので草むらに入ると草の実をぴっしりと付けてくる。居なくなった日は洗ってやったので、白い毛並みに赤い首輪が似合ってきれいだった。迷ったのか連れて行かれたのか、随分探したものの見つからなかった。

猫がいなくなったあと夫が寂しがるので、息子の友人宅で生まれた子猫を貰う約束をしたが、子猫の成長とともに飼い主に情が移って手放せなくなり、代わりにやってきたのが迷い猫のモモコだった。”アメリカン・ショートヘアー”という話だったが、獣医さんの診断は”日本猫雑種”。モモコは前の飼い主にきちんと躾されていたらしく行儀の良い猫なので、先輩猫たちとは大違い、家中が彼女の居場所になった。 
モモコと暮らした長い年月、いまも様々な思い出が甦ります。
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