仁王門は茅葺で大きい藁草履が飾られています。境内には1319体の石仏が、所狭しと並んでいます。寄進した人の中には大奥の奥女中が江戸を遠く離れたこの地でひそかに中絶して、供養したものもあるそうです。本堂の観音さまは十一面観音です。
本坊の左手に聖観音が祀られている観音堂があります。もともとは秩父神社にあったものが、明治の神仏分離令でここに移ったものだそうです。
本坊の前の濡れ縁に子持ち石が置いてあります。撫でると子供が授かると言うので、孫誕生を祈願して撫でてきました。
本坊の前の濡れ縁に子持ち石が置いてあります。撫でると子供が授かると言うので、孫誕生を祈願して撫でてきました。
秩父34観音のご本尊ご開帳は午歳の12年に一度だったのですが、子歳の今年もご開帳するので、社会教育センター主催の札所めぐりに参加しました。
一番札所四万部寺の8月24日のお施餓鬼は、関東の三大施餓鬼の一つでその賑わいは大変なものだそうです。私もぜひ来たいと思っては、いるのですが。
お寺の本堂は三間四面の入母屋造りで元禄十年に建立され、宝暦六年に修復された唐様のお堂です。
ご開帳とあって平日なのに観光バスが次々ときていました。12年に一度のご開帳を1回増やすとは、秩父の人の商魂は天晴れですね。
一番札所四万部寺の8月24日のお施餓鬼は、関東の三大施餓鬼の一つでその賑わいは大変なものだそうです。私もぜひ来たいと思っては、いるのですが。
お寺の本堂は三間四面の入母屋造りで元禄十年に建立され、宝暦六年に修復された唐様のお堂です。
ご開帳とあって平日なのに観光バスが次々ときていました。12年に一度のご開帳を1回増やすとは、秩父の人の商魂は天晴れですね。
昨日の夕方程久保川の対岸から、鶯の鳴き声が聞こえてきました。冬の間は雑木林の茂みに隠れていたのに、昨日のぽかぽか陽気に誘われて住宅地に現れたのでしょうか。梅が散り桜の蕾が膨らんで、春はもうすぐそこです。嬉しいはずの春の訪れが、なにか物悲しいのは歳のせいでしょうか。
今の住まいに転居まもなくの頃、夫が梅の苗木を買ってきました。「植木屋が斜めに植えよと言った」と親指ほどの太さの苗木を、玄関の脇に植えました。
下水工事で根元を掘ったため、一時は枯れそうになりましたが、今年は花を沢山つけて咲き始めました。樹は30数年の歳月で堂々とした風格です。
植えた本人は、花が咲いても「きれいだね」の一言もなくあの世へ旅立ってしまいました。いま空の上から見ていることでしょうか。
下水工事で根元を掘ったため、一時は枯れそうになりましたが、今年は花を沢山つけて咲き始めました。樹は30数年の歳月で堂々とした風格です。
植えた本人は、花が咲いても「きれいだね」の一言もなくあの世へ旅立ってしまいました。いま空の上から見ていることでしょうか。
猫のモモコを予防注射に連れて行ったとき、獣医さんから「犬・猫の保険」のパンフレットを貰いました。近所の猫ちゃんが重病になって、物凄くお金がかかったと聞いたばかりだったので、「入ろうか」とパンフレットをよくよく見たら、何と加入できるのは8歳以下とありました。モモコは推定年齢14歳です。うちのお嫁さんは「アリコに電話して入れてくれませんかと、聞いてみようか」と言うので、家族大笑いになりました。
次女が嫁入りのとき持たそうと、木目込み人形の上手な友人に作ってもらった豪華なお内裏さま。ところが娘は孫娘の初節句にも「要らない」と我が家に置きっぱなしになっていました。ここ数年は出し入れが面倒なため押入れに入ったままでしたが、お嫁さんに頼んで若夫婦の部屋に飾ってもらいました。
不思議なことにお嫁さんは、小児癌で6歳で死んだ長女と同じ年同じ日に生まれた人です。久しぶり飾られたお雛さまで部屋が華やいでいるように、我が家にも明るいお嫁さんが来て春が来ました。
不思議なことにお嫁さんは、小児癌で6歳で死んだ長女と同じ年同じ日に生まれた人です。久しぶり飾られたお雛さまで部屋が華やいでいるように、我が家にも明るいお嫁さんが来て春が来ました。
初節句を迎える娘が桃割れ(成人)を結えるまで、健やかに成長しますように,良縁に恵まれますようにと、祈りをこめてつるし飾りを下げたそうです。赤ちゃんを祝う大勢の縁者の手仕事の賜物とか。桃は邪気をはらって延命長寿と女性を象徴した桃の実に多産を願う。赤い目の兎は呪力があり神様のお使い。草鞋は足が達者でまめなように。巾着はお金に困らないようにとか、つるしにはさまざまな願いがこめられているそうです。だから娘が無事に嫁ぐと、お焚き上げ(燃やす)してお礼したとか。もったいないことをしたと言っていました。
伊豆稲取には女の子が生まれると、その子の無事な成長を祈って、雛祭りのとき、雛壇の両脇に一対のつるし飾りを飾る風習がありました。戦後は1時期廃れかけていましが、10年ほど前に稲取温泉に来るお客に見てもらおうと、2月から3月に町内の数箇所で、展示されるようになりました。写真はメイン会場の雛の館の内裏雛とつるし飾りです。
半月ほど前はまだ2分咲きだったので、満開の桜をどうしても見たくて、一昨日お嫁さんとお嫁さんの母親と3人で伊豆の河津に行って来ました。
写真は民家の庭に植えられている原木です。昭和30年ごろ河津川の上流で1メートルほどの桜の若木をこの家のご主人が見つけ、庭に植えて大事に育てました。10年目にやっと咲いた花を見て届けてご主人は亡くなったそうです。その後、この桜は大島桜と寒緋桜が自然交配された新種とわかり、河津桜と命名されました。川岸に植えられてから30年以上は経っているのでしょうが、樹はあまり大きくありません。2月上旬から咲き始め、開花期間が長いので、遠くから花見にくる大勢の人々を楽しませています。
写真は民家の庭に植えられている原木です。昭和30年ごろ河津川の上流で1メートルほどの桜の若木をこの家のご主人が見つけ、庭に植えて大事に育てました。10年目にやっと咲いた花を見て届けてご主人は亡くなったそうです。その後、この桜は大島桜と寒緋桜が自然交配された新種とわかり、河津桜と命名されました。川岸に植えられてから30年以上は経っているのでしょうが、樹はあまり大きくありません。2月上旬から咲き始め、開花期間が長いので、遠くから花見にくる大勢の人々を楽しませています。