Hare's BAR

「待てば海路の日和あり」焦らず、あわてず、諦めず。

記念撮影??

2011年02月17日 | Weblog
今晩の食卓での会話でのこと。

いつもと同じように、話があっちいったり、こっちいったりで収集がつかない。

しかし、今晩だけは珍しく話しがうまくまとまった(落ちがついた?)かもしれない。


ほとんど面識のない人ではあるが、会社の人が60歳のちょっと手前で亡くなった。

来年、我々夫婦は結婚25周年を迎える。

一見、なんの関係も脈絡もないこの二つの事象。

女房がいきなり「来年、二人で写真とらない?」って言ってきた。

「はぁ?????、なんだそりゃ。」

話を聞いてみると、俺の写真がほとんどないという。

確かに、いつも俺はカメラマンの方だから写されることは少ない。むしろ、撮られることを避けている。

よくよく聞いてみると、銀婚式を記念して撮った写真が「遺影」として使えるかもしれないという。

「・・・・・」

ここで脈絡のないと思われていた話が見事につながった。

いつポックリいくかわからないのに、写真の1枚もないんじゃ大変だと思っているらしい。

そりゃあ、そうだろうけど、なにも「遺影」のためにとることはないと思うんだけど。

もっと、困るのは例え、来年写真を撮るとしたら髪の毛が量がかなり少なくなっているということである。

  「もう少し前に写真撮ってればよかったのに。」

   「じゃ、どれくらい前?」

  「5年位前」

   「本当に??」

  「いや、10年位前・・・」

というような不毛なやりとりがあって、多分来年は「遺影」のための記念撮影に望まなければならないような雲行きです。

本人からすれば、笑うに笑えない記念撮影になりそうです。

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