NPOな人

NPOの現状や日々の雑感などを徒然なるままにお伝えします。

番場くん家の「復興玉子焼」

2011年09月14日 | 地域情報・まちづくり
毎日お昼前になると、二宮町商工会に宅配のお弁当を届けてくれる青年がいます。





おいしさをBanBan配達する番場くん、彼が町中を走るスピードは飛脚のマークの宅急便を追い越す勢いです。


1食400円なりのお弁当を置くと、東日本大震災被災地を支援するために設置した募金箱に2,000円ほどのお金を投入し、あっという間に姿を消してしまいます。

<種明かし>
震災の後、彼は毎日午後5時半になると「復興玉子焼」と書かれたダンボールを掲げて、お手製たまご焼きを店の前で売りはじめるのです。(恥ずかしがり屋なので、手だけの登場です。)







1個350円×6個=2,100円
そう、彼が毎日募金箱に投入するお金は、このたまご焼きの売上金なのです。

「どうして始めるようになったの?」
「俺も貧乏だけど、被災者はもっと大変だと思って・・・」

凄いぞ! 番場くん。




Ban番の場所です。機会があったら、立ち寄ってみてください。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 半死半生語 | トップ | 6/6 → 6/5 → 7/6 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

地域情報・まちづくり」カテゴリの最新記事