三養醸造(牧丘町)から、巨峰の里ワインが入荷です。
山梨市牧丘町は、巨峰の産地。
以前は牧丘町唯一のワイナリーだったので、ご当地ワインの巨峰ワインは、当然あります。
しかし、山田社長は今一つ歯切れが悪い。
巨峰ワインは1500円。
山田社長が右手に持つのは、ねこ甲州(1700円)。
「巨峰ワインを買うのなら、あと200円出して、ねこ甲州を買ってください」、というのです。
え、巨峰ワインは美味しくないの?
「そんなことはないのですが・・・」
あれ、山田さんが作っているのではないの?
「僕が作っています」
しかし、山田さんは巨峰ワインを勧めない。
話をしていくと、山田さんはとにかく本格的なワインを目指している、巨峰ワインは本格的なワインではない、ということらしい。
山田さんと話をしていくと、「このワインはあと2年後が美味しい」「このワインは開けた直後は良いが、残すと味が落ちる」「このビンテージより、こっちのビンテージの方が良い」という、自分のワインを熟知し、正直に答えてくれる。
こちらが聞いていないことも、どんどん教えてくれる。
ワイン愛がずば抜けた方です。
まあ、髪の毛が心配の2人の親父のお話でした。
http://hamamatsuya.jp/wine-list2.htm#sanyo