甲州市塩山の奥野田醸造から、品切れだった2種類のワインが、3/30リリースされました。
左は、奥野田ロッソ。1944円(税込)。
奥野田のスタンダードの赤ワイン。
国内在来品種のマスカットベリーAやブラッククイーンを使わない奥野田の赤は、メルロー85%、カベルネフラン15%のブレンド。
程よい渋さです。
右は、ハナミズキブラン。2160円(税込)。
甲州種100%。やや辛口。
色が濃いのがお判りでしょうか。
白ワインは、葡萄の皮と種子を取り除いて、果汁を搾りますが、このワインは、種子のみ取り除き、皮がついたまま、果汁を搾ります。
皮に付着する野生酵母で、ワインを作るためです。
この方法は、ワインに厚みを持たせますが、発酵を失敗させるリスクがあります。
現在の甲州種ワインは、改良された酵母を使い、しっかり濾過して、色は透明、クリアな味が主流ですが、ハナミズキブランは色も濃い対極的なワインです。
ひと味違うワインを作り出す奥野田。
ハナミズキブランのラベルは、社長の奥様が描きました。