横田予防医学研究所

現代医学で原因未解明とされている慢性諸病は
今だ本当に解明されていないのか?
その答えを述べたいと思っています。

慢性病の主治医はご自分自身! その75

2008-12-10 17:52:02 | Weblog
 慢性病の場合には、極めて徐々に進行して、やがて閾値に達して、様々な症状が発現するようになります。  その場合に、そのような変化はどの組織系統に障害の生じた時に最も発現するであろうかということを考えますと、我々の生命の活動がいかにして保たれているのかという基盤の条件に影響を及ぼす組織の関与する可能性が高いであろうと推察されるのです。  人間の健康・生命の維持の基盤は、酸素と栄養素、水の3つの物質 . . . 本文を読む

私とスクワレンとの出会い④

2008-12-10 08:43:53 | Weblog
 そこで、この治癒した患者さんたちは地元に戻ると、治らぬと諦めて悲嘆にくれていた病気が治った喜びから、「スクワレンのお蔭で命拾いした」と周囲にしゃべりまくります。また、“だいぶ病気が重そうだったが、しばらく姿が見え無いので亡くなられてしまったのかナァ”と内心心配していた顔見知りの人は、そのご当人にバッタリ出会うと、「あれマァ!随分元気そうになって!」と非常に驚き、「どうしてそんなに元気になれたのか . . . 本文を読む

慢性病の主治医はご自分自身! その74

2008-12-09 13:50:22 | Weblog
 さて、人間の体をその組織の機能別に大まかに分類しますとほぼ次のようになります。  脳・神経系  循環器系(心臓、肺、血管)  消化器系  泌尿器系  内分泌系  生殖器系  骨格系  筋肉系  皮膚   その他  それぞれの組織系統はそれぞれに機能を持ち、担当する役割を担って一個の個体全体としてその健康・生命の維持を図ろうとしています。もちろん、系統相互の間にも密接な関係が存在致します。   . . . 本文を読む

私とスクワレンとの出会い③

2008-12-09 11:11:20 | Weblog
 診療所は、静岡県焼津市街をかなり離れた小浜という海岸に、一軒だけある古びた大きな旅館を丸ごと借り受けて開設されました。  ここは、海水浴客が夏の一時期だけ訪れるような浜辺で、200mほどの長さの砂浜があり、両脇は岩場で通行不能、背後の崖のような坂を縫うように曲がりくねった細い道が一本通っているだけという、ほとんど外界から隔離された地形の場所でした。  なお、この診療所へ入所する条件は、治療方針 . . . 本文を読む

慢性病の主治医はご自分自身! その73

2008-12-08 16:06:18 | Weblog
 私自身、カゼという病気に関しては、遥かに小さな問題であると、自らが重篤なカゼを引いて重い後遺症を患い苦しむこととなった数十年前までは思っていたのです。  また、そのような目にあった後も、食生活の過ちに起因する酸性腐敗便の問題に比べれば遥かに小さな問題であると長らく考えておりました。  ところが近年、カゼの問題は酸性腐敗便の問題とほとんど同等、場合によっては、カゼの方が死亡の主原因となるケースも多 . . . 本文を読む

私とスクワレンとの出会い②

2008-12-08 11:18:47 | Weblog
 父は、この臨床試験依頼に先立って得られていたスクワレン摂取に伴う病状変化に関する幾つかの話を聞き、それを自らの研究諸成果の視点から判断した結果、この物質に強く興味を惹かれ、この仕事をお引き受けすることとしました。  なお、父の仕事は、以下に述べますように、スクワレンを売り広める戦略の一環として行われたものでもありました。  何せ当時は、スクワレンという名前の物質の存在を世間のほとんどの人々がま . . . 本文を読む

私とスクワレンとの出会い①

2008-12-07 22:17:39 | Weblog
 私がスクワレンと初めて出会ったのは、今から40年近く前のことでありました。  それは、ソフト(ゼラチン)カプセル封入したサプリメントの製造・販売をその当時の厚生省が認可するのを機に、この物質の大々的な販売を計画した或る会社が、私の父(横田良助〔医学博士、医師〕)に、スクワレンの臨床試験を依頼してきたことに発端します。  なぜ私の父に白羽の矢が立ったのかと言いますと、父が病気の根本原因を明らか . . . 本文を読む

慢性病の主治医はご自分自身! その72

2008-12-07 11:07:43 | Weblog
 病気の原因が解明されれば、あらかじめ病気を予防・治癒することが相当程度に実践可能となります。  慢性病の原因はすでに“累積的な食生活の誤りにある”と、大まかには解明されております。  食生活とはもっぱら、人がいつ、何を、どれだけ、どのように食べるかということですから、これは基本的には個々人のレベルの問題であるはずのものです。  そこで、上記のような事項について、適切な指針あるいはマニュアルが示さ . . . 本文を読む

慢性病の主治医はご自分自身! その71

2008-12-06 13:59:25 | Weblog
 近年の財政状態の逼迫(ひっぱく)をどうにか改革しようと、福祉関係予算を毎年2千2百億円ほどづつ削減するという目標が設定されました。  ムダで無いものをも含めて、道路、トンネル、橋や空港、箱物など、立派過ぎるほどのものを作り続けてきたことなどのツケが溜まりにたまって、今になって人々に巡り巡って襲い掛かってきました。  ところが、最近のアメリカ発の経済恐慌に日本も巻き込まれた途端に、財政改革の諸目標 . . . 本文を読む

慢性病の主治医はご自分自身! その70

2008-12-05 21:00:44 | Weblog
 病気(慢性病)の原因が未解明の状態で得られた情報と、原因が解明できて得られた情報では根本的な差異が当然あります。  前者の情報の下に努力をして医療費を3~5割近く削減することができたのなら、後者の情報の下に努力すれば、より以上の成果を得ることは十二分に可能だと、常識的に判断することができるはずです。  私は、私どもの研究の諸成果は、慢性病の原因をほぼ完全に近く解明できたものだという確信に達して . . . 本文を読む

慢性病の主治医はご自分自身! その69

2008-12-04 21:50:14 | Weblog
 上記しましたように、北海道の旧瀬棚町では予防に力を入れた改革を行い、医療費を3~5割近く削減することに成功したのに対して、人口39万人の神奈川県藤沢市では、厚生労働省のモデル事業で、健診と保健指導強化が健康状態や医療費に与える効果を検証した結果、ごく一部の生活習慣や各種検査数値の改善は認められたが、肝心の医療費削減に寄与すると判断される結果は僅かにしか見られなかったわけです。  両者に成果に差異 . . . 本文を読む

慢性病の主治医はご自分自身! その68

2008-12-02 11:42:19 | Weblog
 原因が判っての治癒努力と、判らぬままの治癒努力とでは、掛かる経費と成果とに極めて大きな差異がつきます。  例えは悪いかも知れませんが、解答が判っていて(あるいは、どこら辺の問題が出題されるのかが判っていて)受けたテストと、そのようなことが皆目判らぬままに受けたテストでは、獲得できる点数に大差が生じます。  何に注意したら良いのか?そのためにはどのような方法・手段が有効なのか?どのような変化が生じ . . . 本文を読む

スクワレンの効能の根源⑤

2008-12-02 10:12:38 | Weblog
 ところで、この反応式を考え出した今から40年弱前の時点は、人間の体内にスクワランの存在が確認されておりませんでした。  そこで私は、このような状態ではこの仮説は成り立たないので、スクワレンがスクワランに変化して酸素が生ずるという判断を公とすることは止した方が良いと父に進言しました。  ところが、父が亡くなって10年ほど経った頃、アメリカの化粧品関係の学会が発行する論文誌に、スクワランが皮脂中に . . . 本文を読む

スクワレンの効能の根源④

2008-12-01 08:28:34 | Weblog
 スクワレンを摂取あるいは塗付した際に傷の修復が非常に速やかであることを、これをご利用になられた数多くの方々が実体験されておられます。  私は、私の父ともども、なぜスクワレンが傷の修復を促進させる作用を持つのか、その原因とメカニズムを色々と考察致しました。  父は、スクワレンに優れた酸素供給増加作用があるからこそこのような効果を発揮するのだという仮説を立て、次なる化学反応式をその根拠として考え出し . . . 本文を読む