レンレンのひとりごと…

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全国に2つだけ現存する本丸御殿~川越城【川越市】

2019-07-12 |  ├ 埼玉

川越城は、扇谷上杉持朝が古河公方足利成氏に対抗するため、長禄元年(1457)に家臣の太田道真・道灌父子に命じて築城したもの。
のちに天文6年(1537)後北条氏が占拠、天正18年(1590)、豊臣秀吉の関東攻略に際し、前田利家に攻められて落城した翌年、酒井重忠が武蔵川越藩初代藩主となりました。

全国に現存する本丸御殿は高知城とこの川越城のふたつだけ。
川越城本丸御殿は、埼玉県指定文化財です。

 

 

入館料は100円。
駐車場代はこちらの入館券を見せれば無料になります。
受付をすませてからお城スタンプを渡され、中で捺しました。
もしかしてこちらでは、入館しないと捺させてもらえないのかな?
建造物フェチな私は当然の如く入館しましたが、スタンプのみ巡られる方はご確認して下さいね。

 

 

順路に沿って見学します。
こちらは中庭。
キレイに手入れされた枯山水です。

 

 



家老詰所は、明治時代に解体され、現ふじみ野市の商家に再築されていたが、昭和62年(1987)に川越市に寄贈され、現在のところに移築されました。
廊下や入側、家老詰所、足休所など細かく分けた空間は全て畳敷き。
一番奥の部屋では家老人形がなにやらミーティング中でした(*≧∀≦*)

 

 

中庭に面した縁側。

 

 

こちらは縁側からの眺めです。

 

 

ぐるっと広い廊下を渡り広間へ。
36畳の広さは御殿内で2番目に大きかった座敷だそうです。
城主がお出ましになるまでの来客の控えの間に使われていたとか。

 

 

気になったのがこれ!
武田信玄が持っていそうなブツの正体は「杵黒熊毛槍鞘」。
熊の毛約30頭ほどの黒毛を植え付けた槍鞘だそうです。

 

 

もうひとつ気になったのがふすまの引手金具。
部屋中にあるふすまにたくさんあるのですが、柄が何種類かありました。
中には修復されて新品なのもいくつかありました。

 

 

広間の前の廊下。

 

 

その廊下から外を見たところ。
塀で目隠しされていました。

 

 

川越城本丸御殿
埼玉県川越市郭町2-13-1
http://museum.city.kawagoe.saitama.jp/hommaru/
TEL : 049-222-5399
時間 : 9:00~17:00(入館16:30)
休館日 : 月曜日(休日の場合は翌日)、年末年始、館内整理日(毎月第4金曜日、ただし休日は除く)
入館料 : 一般 100円、大学生・高校生 50円
備考 : 駐車場有(無料)、日本100名城スタンプ
アクセス : 小江戸巡回バス(イーグルバス)「本丸御殿」下車0分

 

 

 

 

古代蓮を満喫~吉見・川越を散策【ダイジェスト版】(2019年6月30日)

 

 

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