年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

ひとりで生きる

2011-10-13 20:22:14 | Weblog
 日本画家・堀文子著「ひとりで生きる」を読む。
                          

堀さんのモットーは「群れない・慣れない・頼らない」

☆  私はこれまで、自分の人生で大事なことは人に相談したことがありません。だって、だいたいのことは「いけない」といわれるに決まっているんです。

☆  私はいつも己と一騎打ちをしています。自分で自分を批判し、蹴り倒しながら生きる。そんな自由が好きなんです。

☆  反省なんてしたらダメです。反省したら前のところに留まってそこから上には行けないのです。反省は、失敗したことを叱るお説教みたいなものですから、これから進む前に戻れということになるわけでしょう。

☆  反省なんかしないで、自分のことを「バカ!」って叱るのがいちばん。バカでいたくなければ、自分で何とかするでしょう。

☆  本気で、自分の孤独と向き合う。

☆  私は、人に頼らない人間、自立した人間、理性で自分を支配することのできる人間、そんな人間になって生きようと志をたてました。

☆  私も機嫌よく死にたい。生き生きと死にたいということは、たくさんの先輩から学びました。そういう方がこの世からどんどん消えていきます。

 今日職場に出勤して、つい先月まで仕事の上で相談にのっていただいていたTさんが、突然亡くなられたことを知らされた。朝から職場は重い空気が流れていた。私より一回りも若い、穏やかで笑顔の絶えないTさんであった。