年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

さぁ月曜日だ

2011-06-06 00:00:00 | Weblog
 今日は天気も上々だし、きっと求職者がたくさん来るに違いないと思っていた通り、今日は求職者の中で待ち時間が、1時間を越える方々が多くいられた。これにハローワークのスタッフの方々も懸命に対応していられる。                                           
近頃一人あたりの対応時間がかかる原因の一つに、対応技術の問題はさておいて、求人側の助成金にかかるものが数多くあり、慎重にならざるを得ないことがあると思う。若年者トライアル、中高年トライアル、若年者奨励金に高齢者雇用開発、既卒者3年以内・・・などなど助成金の種類が増えており、求職者がどれに当てはまるかはまらないか、などと一つ一つチェックしなければならないので神経を使う。例えば求職者の応募したい職種を今まで経験したことがないかどうか、卒業して3年以内かかどうか、過去1年間の間に雇用保険加入の実績があるかどうか・・などと。今厚生労働省側が力を入れているのは、フリーター対策であり、就労経験の乏しい人であったり、新卒後職に就けない人であったりするけれど、それぞれ求職者の抱える要件は、それぞれ異なるので、人によって適用されたりされなかったりして、ハローワークの職員も注意しながら進めなければならない。民間会社から公共職業安定所の仕事を手伝うに至って、自分が強く感じたことに、国の予算をいかに円滑に、企業に配りかつ雇用対策を進めていくか、であった。民間は自己の利益をどう育てるかであるけれど、国は全体の企業と従業員の利益をどう組み立てるかにある。したがって、企業の利益と労働者側の利益を同時に満足させなければならない。お金に係わることだけによりいっそう慎重にやっているのが現実である。