年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

4男との話

2011-04-09 00:00:00 | Weblog
 いいかげんな自分の目標を立てて行くならまだしも、行き先不明の自分が適当な周りの意見に左右され、本当は行きたくはなかったけれど、しかたなく自分の学力につり合った大学に入り、4年間を過ごすことになるとどうなるか?その4年間に自分の目標が見つかったり、またやりたい仕事が見つかると、いきおい人生充実するかもしれない。しかし現実は4年間を経過しても、自分探しの旅に出て帰らず、何をして良いのかワカラナイ・・・などと考える若い人が多いのではないか?事実4男の同級生で既に大学生活に入っている友達はどうなんだろう、大変充実をした毎日を送っている友達はいるのか?4男から聞く話では、ほとんどの友達は学生生活は、想像をしていたよりも面白くない・・とメールがくるとか。同じサッカーをやり続けてももう一つ面白くないとか。
 自分をどう生きるか、どのような人生の目標を立てて、そしてそれを全うするために何をやるかの具体的な行動指針がいるんだろう。そのための今をどう作るか、そして具体的にどう鍛え上げていくかが必要なことではないか。大きな時間の中で考える、長い時間軸の中で考える、自分に正直になる時間の中で考える、そこから自分にしかわからない問題を自分に出して、自分にしかわからない答えを自分に出してみる。その習慣をつける。
 朝の8時に家を出て塾に行き夜の11時頃帰る毎日の4男と朝食10分間の今朝、父と子の会話である。4男はいつものようにニヤリとしておった。
                         
 午前「こころ塾」に行く。新しい出席者が7~8人来られていた。ウツで苦しむ人であるが、重い話をする人いれば大きな笑い声を出す人もいる。そう、ここは鬱の人の“止まり木”になっているところ。塾長から3年目でやっと年間黒字になったとの報告あり。塾長はニヤニヤ顔で話してくれた。
 午後母親と弟と妻と4人で重信公園でお弁当もって桜満開の下でお花見をする。弟は直線30メートルを両脇抱えられながら歩くことも難しくなった。やっと椅子に倒れこむように座り、妻が作ったお弁当の海苔巻を全て平らげておった。一方、喉頭癌手術後5年経ってもまだ母親は、喉が通りにくいとかでお弁当の蓋を明けずにお茶ばかり飲んでいた。気持ち良いね、と二人ともニコニコしながら言った。