年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

あと5日

2011-03-25 00:00:00 | Weblog
 60才定年につき3月末で退職されるMさんや県職員を退職後ハローワークに採用され、勤務3年で65歳になり退職されたSさん、また転勤されるTさんを送るために部門の職員と相談員が13人集まり送別会をした。特に労働行政に携わること37年にわたったMさんに、今ままでの職業生活の中で、何が一番楽しかったか、何歳のときがもっとも充実しており仕事が楽しかったか、今までの辛いことなどは場の雰囲気から教えてはくれなかったが、最も楽しかったのは20歳代のときが最も楽しかった、給料もガンガン上がり、手当ても賞与以上に出ていた・・と話してくれた。私が聞きたかった内容ではなかった。しかし私と比べて随分違った職業生活をされていたことが理解できた。私の場合、20歳代など気が狂うほど、ほとんど24時間夢の中まで仕事が入り込むような状態であり、それが楽しかった・・などの感想はまったくない。早く泥沼の日常から抜け出したい一心であった。迷路に入り込み、苦しさばかりであったけれど、その中から活路を見出そうと必死であったことを甘酸っぱく思い出した。永年の公務員としての職業生活の話を聞きながら、もしかして守る仕事をすることと攻める仕事の違いかもしれないと感じた。職業生活の中で勝ち得たことで是非に若い人に伝えたいことは何か…と質問をさせてもらった。お酒が入っていたこともあり、詳しくお話を聞くことができなかったのが残念である。私の父親も公務員であったけれど、父親から言われていたことで思い出すのは、公私のけじめをきちんとつけろ・・・であった。それと誠実に正直に生きろと言われていたが・・・