年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

月が変わる

2007-11-01 00:00:00 | Weblog
2007/11/1 (Thu) 月が変わる

 早くも11月、二月ごとのカレンダーを先月のページを破ると最後の1枚になった。駆け足で私の50歳台が終了する。サブタイトルに充実した50台を送りたいと記したけれど果たして充実している日々を送っているかどうか、疑問ではある。
 「こころの止まり木」を読む。小此木啓吾監修。精神対話士の読本を引っ張り出して色あせたページを、また赤線引いた個所を読んでみる。傾聴の難しさを感じる。自己一致、聞き手の自分がどのような立ち位置にいて聞いておるのか・・・の難しさ。自分の経験や感想をしゃべったところで何になるというのか。
 今日昼間52歳の男性が何回目かの相談に私に前に座った。希望する会社に応募して不合格になること数回。どうして不合格になるのだろうか、と相手に聞いたところ、答えは、年ですから、と返ってきた。他に思うことありませんか、とたずねると、見当たらないという。そして大粒の涙を出して私に不安を訴えた。どうしてよいかわからない、自分はどうすればよいのかの相談。キャリアカウンセリングの技法を大上段に構えてアドバイスしてみるが・・・帰り際、私と話すと気が緩んでホッとしますと涙をぬぐいながら言った。