年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

インフォームド・コンセント

2005-08-17 00:00:00 | Weblog


2005/8/17 (Wed) インフォームド・コンセント

 先日胃カメラによって見つけた癌について大学病院で調べている母を伴って今日は私が医師から総合的な説明を聞く日である。すでに本人にも告知しているのでDrと私と母と妹の4人で今まで取り込んだ胃カメラによる直接画像・CTによる画像・バリュームを飲み込んで撮ったX線画像などたくさん撮った画像をPCからプリントアウトしてもらい絵を見ながら説明を受ける。
 癌が転移する方法として ①リンパ液による拡散 ②血流による拡散 ③ハシュによる拡散 がある。したがって血液中に、またリンパ液に癌細胞の兆候がみられるかどうかが転移の基準となるけれどその兆候はなく検査については白。ただしX線画像では4cm大のものを見つけることが出来た。問題はその癌細胞の深達度合いであるようだ。食道壁の下にあるリンパ腺と血管に癌細胞がどれくらい近づいているのかが焦点になる。などと説明を受けながら、医師はこれらを踏まえてステージ2と判断した。対策として ①切除 ②抗がん剤投与 ③放射線治療 があると医師は涼しく言った。ただし年齢的なこと家族状況などを考慮に入れた上で治療をどうするかを私に判断して欲しいとK医師は要求してきた。今度の月曜日に返事をすることをK医師に伝えた。
 医学上の専門的なことは知らないがどのような治療を受けたいのかを母に聞いてから治療にもっていきたいと考えている。命をどのようにしたいのかを決めるのは母であり私たちはその気持ちに沿って応援サポートするだけである。それにしても私の家族は半年に1回は手術をしているようだ。血を見るのは怖くはないがうんざりする。試練の日々がまだまだ続いている。
 これからはさらに忙しくなりそうだ。私と妻と妹の3人で交代しながら見ることになりそうだ。