行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

11月に咲いた花

2020-11-20 20:00:50 | 花,植物
花の少ない11月初中旬の自然公園の山道などに写した花たちです。


キチジョウソウ(吉祥草)。
キジカクシ科の常緑多年草です。
日本国内では関東から九州までの林内に自生しますが栽培もされています。


淡紅紫色の花が穂状に茎葉に隠れるように咲きます。
花が咲くと縁起がよいといわれて吉祥草の名がありますが、
毎年確実に咲きます。
多分に漏れず、コロナ渦の今年も林の隅で茎葉に隠れるように咲いていました。


ホトトギス。
日本の特産種で主に太平洋側に自生する多年草、
日陰のやや湿った斜面や崖、岩場に見られますが、
公園などに植栽もされているのもよく見ます。


葉のわきに、直径2~3cmで紫色の斑点のある花を1~3輪上向きにつけます。
茎はふつう枝分かれせず、まっすぐか斜めに伸びます。
鳥のホトトギス(不如帰)の羽毛の斑点と花の斑点が似ているので、
花にもホトトギス(杜鵑草)という名前がつけられました。


ヤマシロギク。
日当りのよい山地の草地や林縁に生えるキク科シオン属の多年草。
野菊と呼ばれるものの一つです。


ヤマシロギク。
イナカギクの別名を持つヤマシロギクです。
花期は10月ですが、11月になっても花がついていました。


キク科ヒヨドリバナ属フジバカマ。
秋の七草の一つ。
七草の中で一番遅くに花をつけます。


白いシュウメイギクがまだ咲いていたのでレンズを向けて見ました。
キクと名がつきますが、
キク科ではなくキンポウゲ科の花です。

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