ウワミズサクラとイヌザクラ

ウワミズサクラとイヌザクラ、
山地や里山に見られる桜とは思えないおもしろい花ですが、
でもサクラの仲間です。


ウワミズサクラ。
４月下旬、葉が出た後、
木いっぱいに白いブラシのような花をつけます。


そのブラシの一つを大写しにして見ると、
桜の形をした小さな花が集まり穂になっています。
長い蕊が印象的です。


今年伸びた枝に花が咲き、
花の基部に葉がつきます。


イヌザクラ。
こちらもブラシ状の穂状の花が木いっぱいにつきます。
穂はウワミズサクラと比べて小型、
花色も黄ばんだ白色に見えます。


葉もウワミズサクラに比べると細長い。


イヌザクラの花、
やはり長い雄蕊が目立ちます。
ウワミズザクラと違って、
花の基部には葉がつきません。


もう一つイヌザクラの花、
花は穂の基部から順に咲きあがります。