さぶりんブログ

音楽が大好きなさぶりんが、自作イラストや怪しい楽器、本や映画の感想、花と電車の追っかけ記録などをランダムに載せています。

東急初代5000系との感動の再会

2009-06-08 00:11:10 | 鉄への道?
久しぶりのいい天気で写真日和なのに、朝から頭痛で最悪。でも、職場の合唱団の練習で折角池尻大橋まで行ったので、練習が終わった後、渋谷のハチ公前広場に行った。休日になかなか渋谷へ出れないし、今後しばらく行けそうにないし・・・・。

ハチ公前に待ち合わせのために行ったことは、若い頃ならいくらでもあったのだが、ここへ行くことが目的になる日が来るとはね。何故って、私が小さいときに大好きだった東急の緑の電車の車両がここに展示してあるらしいことを知ったから(2006年10月から展示してあるらしい)。

遠くから昔懐かしい、丸っこい緑の電車が見えてきた時、私の頭は見事にタイムスリップ。東急の横浜駅はみなとみらい線の開通とともに地下にもぐってしまった(らしい)が、以前は地上駅だった。その地上駅のホームにすーっと緑の電車が入ってきた時の興奮を思い出した。最後に見たのは5~6歳の頃だったか?

3歳までは祖母と一緒に妙蓮寺に住んでいた私だが、相鉄沿線に越してきてからも、祖母の家に年に何回かは行っていた。確か私の記憶では、急行は既にステンレス車両になってしまっていて、各駅停車の一部が緑の電車だった。ステンレス車両は無味乾燥だし、角ばった電車なんてどこにでもある・・・。でもこの緑の電車は、丸っこくて、小ぶりなところがカッコイイ・・・何か電車ではなくて、プロペラ機のような電車を超えた乗り物に乗るような感じがしていたのだ。

さて、夕方の人ごみの中でこの初代5000系車両を撮るのは大変である。とにかく人の流れの真ん中に立たないと、全体が適度な大きさに収まる写真が撮れない。真剣にカメラを向けていても、どいてくれる人なんて皆無。むしろ、私こそ通行人の迷惑なのである。人が写らないように・・なんて、早朝にでも来ないと無理だろうね。それでもこの車体を拝めただけでも感激だ。パンタグラフが折りたたまれてしまっているけれど、これが立ってるともっとカッコいいんだ・・・。



時間限定で中にも入れる。まずは丸見えの運転席。視界良好だけど、なんだか狭い? 私は運転機材のことはわからないが、見るからに時代を感じるなあ。先日地下鉄博物館で運転シミュレーションを体験してきたが、最新式の半蔵門8000系はワンハンドルだったが、それ以外はツーハンドルだったなあ。右側が進めるやつで、左側がブレーキハンドルだったなあ。この5000系にもそれっぽいやつが見えるから、基本的な構造は変わってないのか?



私以外にカメラを向けている人は皆無でも、車両の中に入る人は結構いる。休憩所として使っているのか、待ち合わせとして使っているのか・・・。夏の日差しの強い時は重宝するだろうね。

中には簡単な展示があったが、見事に頭をすり抜けた。もっとこの電車のことについて展示して欲しかったんだが。でも、この空間・・・確かに何か覚えがある。当然ながら冷房なし。

そうそ、私が相鉄線沿線に越してきて、しばらくたった頃に先頭車両だけに冷房車が登場して、画期的・・とか思ってたなあ。そもそも越してきたばっかりの時は、自宅にすら冷房はなかったよ。「緑の電車に復活して欲しい」とか思っても、冷房つけなきゃ今の暑い東京じゃやっていけないだろう。
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