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あの懐かしの「赤チン」が消える。

2019-04-17 10:37:38 | FP
私が老人かもしれないと思うのは、私が子供頃に誰もが使っていたものが、令和の時代に入って、次々に消えていくことである。懐かしいというよりも、歳を感じて悲しいのである。このたび、私たちが「赤チン」として親しんできた消毒薬が姿を消す。日本では唯一、三栄製薬が「マーキュロクロム液」として、発売していたものだ。その「赤チン」も、無色の「マキロン」が1971年に発売されて以来、売れ行きは減少していった。傷口が目立たないものが尊ばれて、「赤チン」には古いものというイメージが付いて回ったのである。さて、何故、「赤チン」が姿を消すことになったのかというと、実は「赤チン」を作る過程で出る廃液が問題であったのだと言う。その廃液には水俣病の原因とされる水銀が含まれていたのである。1973年には原料の国内生産が終了し、以後はすべて外国から輸入していた。つまり、外国で水銀が垂れ流されたかもしれないのである。でも「赤チン」はそれを塗ったところが傷口以上に目立って、如何にも痛そうで、自分で縫って、その痛さ以上の痛みを親たちに訴えたことを思い出すのである。子供心に同情を受けて満足したのである。(4月17日)

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