朝礼の話題

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マンガンモジュールとレアアース

2017-03-05 20:49:15 | 21世紀
マンガンモジュールとレアアース
2017/03/06
南鳥島周辺の水深6000mの海底に無尽蔵,とも言える量の資源が発見されました。海底火山から噴出されたマンガンやニッケルは海底の固形物に沈着します。太平洋プレートは数億年の時間で西に移動し、その終点が南鳥島周辺です。数億年掛けて握りこぶし程度の大きさに成長したものが、ゴロゴロ転がっています。深海底で採集されていました。
 レアアースも海底火山から噴出したものですが、これは、海底の泥の中に、混じって存在しています。NHKのサイエンス・ゼロの番組で放送されていました。
 グーグルではこんな風に書かれています。
 「レアアース泥(でい)が好条件で見つかる」レアアースとは産業的に価値の高い17種類の元素の総称南鳥島周辺の海底の一部から見つかっている
 筒に泥を入れて持ち帰り、成分分析した所レアアースの中でも価値の高い「ジスプロシウム」などが高い濃度で含まれていることが明らかになったなんと海底面から30センチより深い所にレアアース泥があるという資源として開発する時には海底面に近い所にあった方が良いので好条件の状態だった
「中国のレアアースとの比較」東京大学大学院工学系研究科教授 加藤泰浩さんによると現在中国の陸上鉱山で90%以上が供給されている独占状態
南鳥島では「ジスプロシウム」などが高い濃度で含まれてるレアアースの濃度で1500ppmを超えるようなものが周辺の広い範囲であり、高いところで言うと7000ppmもの濃度の高いものが含まれているこれは中国でとっている資源の20倍から30倍の濃度。南鳥島の排他的経済水域全体で言うと数万年分あると言われている
「なぜ南鳥島周辺にあるのか?②」南鳥島は太平洋プレートの西の端に乗っているこのプレートは太平洋の東の端でできてゆっくりと日本の方へ移動している、南鳥島はプレートの終着点の場所でレアアース泥は海底の熱水噴出孔から吹き出てくる鉄などの粒子にレアアースが吸着して海底にたまっていったもの
南鳥島が今の位置に来るまでレアアース泥は溜まり続けながらやってきている
1億年という長い時間をかけてやっとく資源が移動してきたようなもの
 中国は、「これらの島は、島ではない、岩礁で日本の国土ではない。公海だ。開発は誰がやってもよい」などと、尖閣諸島と同じように因縁をつけてくるでしょう? 奄美大島・沖縄の自然遺産をユネスコ登録されようとしていますが、中国は、沖縄は日本ではないと党の新聞で反対運動をしています。南シナ海の岩礁は中国領土としていても、日本の島は岩礁で日本に属さないというのです。


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