朝礼の話題

見たり読んだりして、感じたことを朝礼で話しています。この頃は仕事の話は少なくなりました。

マスコミ不況

2012-05-07 01:19:24 | 21世紀
マスコミ不況の兆し
2012/05/06
 毎日新聞を取っていますが、自社広告が大きく出ているのを見て可哀そうになります。夕刊テレビ欄の下半ページは、連日「毎日通販」の恋人メロンの広告です。日経新聞も自社通販広告が何ページも出ています。
 営業マンが通っても、企業は新聞に広告費を掛けてくれないようです。
 一昔前は、名刺サイズの区切りに中小企業の名前を出して、何かのイベントの協賛広告がありましたが、見当たらなくなりました。高等学校や大学の同窓会の広告に卒業生の協賛広告が沢山でるのも無くなりました。
 自慰行為のような、自社通販の広告に広い紙面を使うのはそれだけ行き詰っているのでしょう?
 電力会社の原子力発電所を眼の敵にして、紙面構成するから、電力会社も広告費を削ります。特に九電の「やらせメール」の記事など新聞社のマッチポンプですから、広告も減らされてしまうのでしょう?
 テレビの広告も以前、「ハウス食品」のCMが連続して流されていましたが、当時は、テレビ広告の出稿が少なくテレビに穴があくのを防ぐため、割引価格なら、いくら放映しても良いと言う契約をしていたようです。ですから、「ハウスカレー」の広告が多ければ、テレビは広告収入は少なく、ボーナスは少ないとからかわれていました。
 しかし今は、半分詐欺のような健康食品やパチンコ広告が多くて、可哀そうです。好況の折は、経費で落ちるならば、半分の費用は税金が負担してくれると考え、広告費もフンダンに使えましたが、赤字になれば、全額を費用と考えなければならず、広告費も使えなくなります。
 今迄、大広告主だった、家電製造会社は軒並み赤字で、広告費も大きく減るでしょう。住宅会社も経費節減でしょうし、証券会社も銀行も生命保険も広告は期待できそうにありません。
 東北大震災で、公共広告機構の、毎日、面白くない同じ広告で、みな広告離れしたようです。
 出版では、週刊新潮を経営しているのは講談社だそうです。週刊新潮のような売れ行きの良い雑誌でも身売りですから、サンデー毎日など何時まで続くでしょうか?  大学入試の合格者を高校別に人数を報道するような週刊誌など無くなった方が良いと思いますが、一蓮托生で発行し続けなくては、天下り先がなくなるので頑張っているのでしょう。 週刊誌は、もう横書きで印刷しませんか? インターネットになれると横書きのほうが読み易い気がします。
 身売りするか閉鎖する前に、「何でも変えてやろう」と小説も変えましょう?


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