朝礼の話題

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イタドリ

2016-04-21 00:32:43 | 21世紀
イタドリ
2016/04/21
 新聞のサプリメント通販を見ていると、化学的なものに変わり、漢方薬系統のものが多くなったと感じます。本当に効果があるのか分かりませんが、ハトムギでイボが取れると言う昔の迷信のような煎じ薬が、大きく宣伝されています。
 腰痛・ひざ痛のサプリメントは、グルコサミンが、よく、宣伝されていました。長生きしている高齢の女優を歩かせ、その人が本当に飲んでいるのか言いませんが、グルコサミンのお蔭で元気だと印象付けています。
 新しい、腰痛・ひざ痛のサプリメントとして、オオイタドリという植物に効果があり、これを配合したものだと宣伝されていました。
 どんなものか詳しい説明がないので調べてみると、次のような記事でした。

イタドリの名前の由来は「痛取り(いたどり)」の意味で、痛み取りです。
擦り傷、切り傷などに、柔らかい若葉をもんで患部に塗布すると出血を止めて、痛みを和らげる作用があるとされますが、実際には小さな傷の出血を止める程度 です。
 古来中国では、「虎杖根(こじょうこん)」と言って、古くから火傷(やけど)の妙薬として用いられていました。
山野に大群生してジャングルを作る多年草ですが、戦時中はタバコの葉の代用として、タバコの原料に用いられました。
 こんな説明を読むと、言葉のシャレのようです。
 長命草・すいおう・日本山人参を配合した「神秘の宝」というサプリメントも新発売されています。これも、グーグルでみるとこう書いてあります。 
 長命草は沖縄県などの温暖な地域で、海岸沿いに自生する多年草の一種です。ビタミンやミネラルを豊富に含み、古くから料理や民間薬として、健康に役立てら れてきた食材です。高い抗酸化作用があり、排尿促進や血流改善などにも有効であることが近年の研究で明らかになっています。長命草は、長寿で知られる沖縄 県の健康の秘訣です。
 日本山人参は、戦国時代が終り江戸時代になると徳川家康を初め各諸大名は不老不死の秘薬を探し求める様になり、また薩摩藩島津氏においては無病息災の薬として珍重され門外不出の秘薬であったと考えられます。
 真意のほどはわかりませんが、秦の始皇帝の命を受けて、徐福が探し求めていた不老長寿の薬草ではないか?という噂もあります。
 これも、高麗人参からの連想や民間名からの伝説めいた話です。信じて飲めば効果が出るのでしょうが、サプリメントの種の尽きてきたのかと感じさせます。
 ブルーベリーが視力の回復に役立つとよく言われるので、眼科医に、「ブルーベリーの薬を処方して貰えないか?」と尋ねましたら、「あんなもの効かない。ルテインの方が少しましだ」と答えられました。
 名前から迷信が始まるようです。
  信頼の 置ける薬は 医者が知る     お医者さん あなたのサプリ 教えてよ


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