朝礼の話題

見たり読んだりして、感じたことを朝礼で話しています。この頃は仕事の話は少なくなりました。

脳脊髄液2 普通の生活の中で考える。2005/9/30

2005-09-30 10:02:12 | 健康

  1. 上原春男先生の経験

  お若い頃、学生数人と徹夜を2日間続け、物理の実験をしていました。
  3日目に入ると、くたくたで測定値を読む学生の声も虚ろになりました。
  気がつくと立ったまま寝ている学生もいます。
  これでは身体に悪いと「実験終了」の掛け声を掛けますと、みなその場
 に倒れこみ、寝込んでしまいました。
  上原先生は、メイン電源を切りに地下室に行きましたが、スイッチを切り
 自分自身もそのままそこで寝込んでしまいました。

  何時間かたった後、主任教授が実験を覗きに来て大騒ぎになりました。
  ガス中毒か何かと思ったのでしょう医学部の医者も来て、診断されました。
  
  医者は、脊髄液を注射器で抜き、「死ぬ寸前」と言いました。
  本来 透明なはずの脊髄液は、白く濁っているのです。

  学校の近くの自宅に学生達を連れて行き寝かせましたが、畳の上じかに
 皆ゴロゴロ寝て、2日後元に戻りました。

  昔、陸軍の話で、夜間耐久訓練行軍で疲れた兵隊は、バタバタ倒れてい
 たなどと聞きました。
  倒れた兵隊さんの脳脊髄液は、それ以上に濁っていたでしょうね!


  2. 階段ですべり、尾てい骨を打ちました。

  工場の鉄の階段は油で汚れていました。3年前の工場移転のときアワテテ
 いたのでしょうね、滑って手すりを捕まえる間もなく、尻餅をつきました。

  痛くて恐る恐る歩いていましたが、治るまで1年は掛りました。
  自動車から降りるのに、片足で立とうとするとピリッと痛みが走りますの
 で両足を地につけて立ち上がる癖が付いてしまいました。

  ひび割れ位しているかなと思っていましたが、脊髄液が漏れるようなひび
 でなくてうれしい事でした。

  3. サイマセラピー 松下先生の経験

  松下先生はイギリスへ留学している時 中国系の女性と結婚されました。
  お子さんが生まれましたが、発育が悪く普通の子供より5才で2年遅れ
 ているようでした。

  勧める人が有って、サイマセラピーの医者に掛られたそうです。
  サイマセラピーは「音波療法」です。
  正常な人間の臓器は固有の振動数の音を出しており、病気になると振動
 がずれてくるそうです.
  聴診器状のスピーカーで正しい波長の音を出し、患部に当てていますと
 共鳴しながら、病気の内臓も正しい音を出すようになり、病気も治るのです。

  発育の悪いお子さんは、【脊髄液の循環が悪い】と診断され毎週音波
 治療を受けました。
  1年で身体は皆に追いつき、2年で成績も態度も追い越しました。

  感激した松下先生は、学業を捨て、サイマセラピーに弟子入りして、今
 福岡・天神に開業されています。日本に広めようと活動されています。

  脊髄液が漏れるのは大変なことですが、循環が悪くても障害がでるのです。

  自力で脳脊髄液の循環を良くする方法があれば、私達は天才になれるかも
 知れません。


  そんな事を考えていると、これが有りそうです。


  4. 脳脊髄液の循環を良くする。

   それは、呼吸法 気の呼吸法 と私は感じました。

   ①西野式呼吸法

   足芯呼吸と名付けて、足の裏から息を吸い、すね・膝・腿・腰と空気が
  上がって来るのをイメージします。
   腰骨からは、脊髄を意識し、今何処を通っていると想像しながら息を吸
  ます。
   頚椎(けいつい)まで順々に意識を持ち上げてきた時には、肺には空気
  が一杯の筈です。
   その肺一杯に吸った空気を、丹田(ヘソのした当たりの呼び名)にぐっ
  と押し下げお腹を膨らませます。
   その空気を腰椎・腿・脛と考えながら、足の裏を通して吐くつもりにな
  ります。

   これを繰り返していますと、いわゆる気の集まるところ、即ち息が通る
  と想像している位置が暖かくなります。

   脊髄に気が集まる時、脳脊髄液の循環が良くなり、その結果 体調がよ
  くなると、私は想像します。

   由美かおるさんの講演会を聞き、あの若さには感激しました。
   西野皓三さん(西野流呼吸法 創始者・西野バレー団)の動き・気・若さ
  にも、本で読むだけでもわくわくします。

   理屈でなく事実であり、理論はあとから付けられたものです。
   医者達にぜひ経験させたい方法です。


   ②野口整体 活元運動 

   正座して、力を抜き、頭の天辺から息を吸い、脊髄を上から下へ意識しな
  がら空気の通るのを想像します。
   空気を吐くのは、どこか体調の悪いところを意識して、そこから吐きます。
   
   掌から吐くことを、意識していると(考えていると)掌が温かくなります。
   顔の皮膚から1cm離して掌を当てますと、赤外線(熱線)を感じます。

   物貰いが眼に出来た時、人差指を眼から1cm離し息を指先からする事を意識
  しますと、暖かさを感じ物貰いも治ります。
 
   これが【気】というものかと思いました。

   【気】を脊髄に通していますと脊髄及び運動の神経が、刺激されるのでし
  ようか、上半身が自分の意志とは別に動きゆらゆら揺れ始めます。

    1時間くらい、何も考えず身体を揺らしていますと、気分は爽快になり
   やる気が満ちてきます。
    野口整体では、この体操を【活元運動】と名付け、自分で身体を調整す
   る体操としています。

    科学的に証明出来る話ではありませんが、自分で実行しますと納得出来
   て、これが脳脊髄液を循環させる方法に思えてきました。

    一人でいる時、活元運動をしていますと、呼吸も深くなり、所謂ヨガや
   座禅のような効用があると、私は確信しています。

    「理屈と膏薬は何処にでも引っ付く」だけの事かも知れませんが、歳と
   ると色んな経験が、一緒に混ぜ合わせられ、新しい概念(思い付き・考え
   )が出来るのは楽しいですね! 



最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
喜びの気功 (めんで)
2005-10-01 10:06:42
渡邉様



私も気功の効能を信じます。

青木勇一郎先生という方にもう5~6年師事して、気功を勉強しています。まじめに毎日やっていると本当に気が充実して、健康にも良いようです。

今は「喜びの氣功教室」というタイトルで、

よみうりFBS文化センター北九州

(093-511-6555)

5,000 円/月第1・3月曜日

午後7時~8時半 月2回で教室があります。

渡邉さんも良かったら参加しませんか?
コメントありがとう (渡邉浩)
2005-10-01 10:36:19
北九州でのお誘い有難うございます。

参加しますので、お眼に止まりましたら

ご指導下さいませ。

コメントを投稿