『ベナン』という国名を聞いた事は有りますか?
西アフリカの大西洋岸に大きくえぐれたような所が有ります。
その北がわの海岸に面して、東西80キロメートル程の海岸線を持ち、そのまま真っすぐ北に500キロメートル程の、幅の狭い縦長の国土を持つ、人口850万人位の小さな国です。
首都は海岸に沿って東のほぼ外れの『ポルト・ノーヴォ』という静かな町で、海岸中央部の『コトヌー』が人口も経済力も、国第一の都会です。
といっても、人口は80万人。
交通手段は、パリからエール・フランスで約5時間。

一言で言って、極端に排気ガスで汚染された町でした。
他のアフリカ諸国の様に(ぽんこつ)タクシーはほとんど見当たらず(居る事は居るのですが)、ほとんどが<バイク・タクシー>で、ドライバーは背中に<鑑札番号>がついた黄色いシャツを着ています。

ウンカのごとくに走り回っているバイクと車とが吐き出す<排気ガス>で、町中が霞んでいます。
例によって他のアフリカ諸国と同じ様に、通りと言う通りの両側には<物売り>が延々と並んでいるのですが、ペットボトルやコーラの空き瓶にガソリンを入れて売っている屋台の多い事!
きっとあれこれ<混ぜ物>をして薄めているに違いなく、整備不良のン十年前の車やバイク(30年前の物とおぼしきヤマハ・メイトが現役でウジャウジャいます!)のエンジンとが相まって、町中に青白い排気ガスをモウモウとまき散らして、よくぞ接触事故を起こさない物だ、とあきれる程ぎりぎりで走り回っています。
その<エネルギー>たるや。。。

ここコトヌーには、<西アフリカ最大!>といわれる市場が有ります。
この写真の様に<広い!>道から、奥へ奥へと入って行くと、とにかく食料品から日用品、あるいはなんだか訳の分からない物まで、幅1メートル、奥行き数メートルの<屋根付き>の露天が続くわ続くわ。。。

その狭い通路を、頭の上に商品をのせて売り歩く、<店>を持たない物売りがひしめいていて、足の踏み場も無い程。
なんと、水を張った洗面器で<活魚>を売る魚屋の集まった一角も有りましたが、魚はほとんど薫製です。

<サバの薫製>も有りました。
碁盤の目のように通りが走る町並みで、基本的な通りは、一応舗装してある物の、横道は全て<泥道>。
インフラの整備が行き届いていなくて、そういう通りでは下水道などほとんど無いも同然なので、常に水たまりが出来ています。

町中のあらゆる所に、体長20センチくらいのトカゲが居て、中にはとてもカラフルなカワイイ(!)やつも居るのですが、カメラを持って近づくと、とっとと逃げてしまうので、なかなか写真に撮れません。
家の外壁や塀の上で、互いに<ガン>飛ばしあって、首を振っている様子はとても愛らしい。

こんなヤツや。。。

こんなヤツが。。。
特に舗装していない道路脇には、アルミの鍋を3つから7~8個並べて何やらグツグツ煮ていて、形だけの<木の枝>を組んで造った囲いの中で食事をする<飯や>がたくさん有ります。
『マキ』と呼ばれて、市民達にとって無くてはならない存在なのです。

揚げ物屋さんも有りました。
左の鍋は、丸いボール型のドーナツ。
右はカットした<ココナッツ>を揚げて居ます。

中にはこんな風に、やや広い場所に生け垣で囲って天井を布で覆った、結構<高級>なマキもあります。

基本的には、トマトで色をつけたお米(ご飯)に、魚かチキンのあげた物を添えて食べるのが一般的。
それより、この国は、すこぶるおいしいマンゴーとパイナップルが有ります。
パイナップルは、やや細長い緑色の物で、皮を簡単に切り取って、柔らかいので芯まで食べられます。
カメルーンで食べた<完熟>パイナップルも美味いと思ったけれど、ここベナンのパイナップルは<格別>です。
そして、マンゴー。

何しろ、町中至る所に(野生の)マンゴーの木が立ってるんです。
普通のマンゴーももちろん有りますが、道路脇で売ってるのは、色がマッ黄色で大きめのレモン大のもの。

これが甘いのなんのって。。。
初めての体験!
ただしこのマンゴーは、繊維だらけで、確実に歯の隙間に挟まって、後々苦労します。
ふつーに食べるには、普通のタイプのマンゴーの法が良いかも。。。
続きをお楽しみに!
西アフリカの大西洋岸に大きくえぐれたような所が有ります。
その北がわの海岸に面して、東西80キロメートル程の海岸線を持ち、そのまま真っすぐ北に500キロメートル程の、幅の狭い縦長の国土を持つ、人口850万人位の小さな国です。
首都は海岸に沿って東のほぼ外れの『ポルト・ノーヴォ』という静かな町で、海岸中央部の『コトヌー』が人口も経済力も、国第一の都会です。
といっても、人口は80万人。
交通手段は、パリからエール・フランスで約5時間。

一言で言って、極端に排気ガスで汚染された町でした。
他のアフリカ諸国の様に(ぽんこつ)タクシーはほとんど見当たらず(居る事は居るのですが)、ほとんどが<バイク・タクシー>で、ドライバーは背中に<鑑札番号>がついた黄色いシャツを着ています。

ウンカのごとくに走り回っているバイクと車とが吐き出す<排気ガス>で、町中が霞んでいます。
例によって他のアフリカ諸国と同じ様に、通りと言う通りの両側には<物売り>が延々と並んでいるのですが、ペットボトルやコーラの空き瓶にガソリンを入れて売っている屋台の多い事!
きっとあれこれ<混ぜ物>をして薄めているに違いなく、整備不良のン十年前の車やバイク(30年前の物とおぼしきヤマハ・メイトが現役でウジャウジャいます!)のエンジンとが相まって、町中に青白い排気ガスをモウモウとまき散らして、よくぞ接触事故を起こさない物だ、とあきれる程ぎりぎりで走り回っています。
その<エネルギー>たるや。。。

ここコトヌーには、<西アフリカ最大!>といわれる市場が有ります。
この写真の様に<広い!>道から、奥へ奥へと入って行くと、とにかく食料品から日用品、あるいはなんだか訳の分からない物まで、幅1メートル、奥行き数メートルの<屋根付き>の露天が続くわ続くわ。。。

その狭い通路を、頭の上に商品をのせて売り歩く、<店>を持たない物売りがひしめいていて、足の踏み場も無い程。
なんと、水を張った洗面器で<活魚>を売る魚屋の集まった一角も有りましたが、魚はほとんど薫製です。

<サバの薫製>も有りました。
碁盤の目のように通りが走る町並みで、基本的な通りは、一応舗装してある物の、横道は全て<泥道>。
インフラの整備が行き届いていなくて、そういう通りでは下水道などほとんど無いも同然なので、常に水たまりが出来ています。

町中のあらゆる所に、体長20センチくらいのトカゲが居て、中にはとてもカラフルなカワイイ(!)やつも居るのですが、カメラを持って近づくと、とっとと逃げてしまうので、なかなか写真に撮れません。
家の外壁や塀の上で、互いに<ガン>飛ばしあって、首を振っている様子はとても愛らしい。

こんなヤツや。。。

こんなヤツが。。。
特に舗装していない道路脇には、アルミの鍋を3つから7~8個並べて何やらグツグツ煮ていて、形だけの<木の枝>を組んで造った囲いの中で食事をする<飯や>がたくさん有ります。
『マキ』と呼ばれて、市民達にとって無くてはならない存在なのです。

揚げ物屋さんも有りました。
左の鍋は、丸いボール型のドーナツ。
右はカットした<ココナッツ>を揚げて居ます。

中にはこんな風に、やや広い場所に生け垣で囲って天井を布で覆った、結構<高級>なマキもあります。

基本的には、トマトで色をつけたお米(ご飯)に、魚かチキンのあげた物を添えて食べるのが一般的。
それより、この国は、すこぶるおいしいマンゴーとパイナップルが有ります。
パイナップルは、やや細長い緑色の物で、皮を簡単に切り取って、柔らかいので芯まで食べられます。
カメルーンで食べた<完熟>パイナップルも美味いと思ったけれど、ここベナンのパイナップルは<格別>です。
そして、マンゴー。

何しろ、町中至る所に(野生の)マンゴーの木が立ってるんです。
普通のマンゴーももちろん有りますが、道路脇で売ってるのは、色がマッ黄色で大きめのレモン大のもの。

これが甘いのなんのって。。。
初めての体験!
ただしこのマンゴーは、繊維だらけで、確実に歯の隙間に挟まって、後々苦労します。
ふつーに食べるには、普通のタイプのマンゴーの法が良いかも。。。
続きをお楽しみに!








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