goo blog サービス終了のお知らせ 

スクリーンに恋をして&ライヴレポ

エレカシファンです。しばらく更新できず、すみません。

コーラス

2005年05月02日 13時51分13秒 | Weblog
コーラス

久々にミニシアター系で癒されてきました
公式HPはこちらです

キャスト
クレマン・マチュー 音楽教師~ジェラール・ジュニョ(「バティニョールおじさん」)
ラシャン 校長~フランソワ・ベルレアン(「さよなら子供たち」)
モランジュ~ジャン=バティスト・モニエ(サン・マルク合唱団ソリスト)少年時代/ジャック・ペラン
シャベール 体育教師~カド・メラッド
ヴィオレット モランジュの母~マリー・ビヨネル
ペピノ ~マクサンス・ペラン

スタッフ
監督: クリストフ・バラティエ
製作: ジャック・ペラン(「ニュー・シネマ・パラダイス」)


*****フロッピーのひとくちコメント******

私のNO.1シネマ『ニュー・シネマ・パラダイス』のジャック・ペランが制作したフランス映画。イタリア色の強かった『ニュー...』とは多少違い、フランスならではの、ウエット感をおさえた演出が、より音楽に込めた深いメッセージをひきたたせる。

登場人物達はみなそれぞれ、これまで生きてきたストーリーを背負っているが、それを事細かに語らず、観客の想像にゆだねる。教師も子供達もけっして素晴らしい人格者というわけではなく、ほどほどに悪く、ほどほどに良心を兼ね備えている普通の人達だ。

特に人格形成が未発達な思春期の子供達にとって、心を許せる教育者と出会える事は、その後の人生の中で特別な意味を持つ事になる。ジェラール・ジョニヨ演ずる教師像もストーリーにぴったり。こういった配役をする場合、日本でもフランスでも国籍にかかわらず、イメージは同じなのだなあとしみじみ思う。

音楽によって子供の心が変わっていく過程も、この映画を撮るまではほとんど素人だった子供達の表情から充分に納得できる。もちろん主役のサン・マルク少年少女合唱団ソリストであるジャン=バティスト・モニエの声は秀逸だが、私が泣かされたのは『土曜日に両親が迎えに来る』と信じて校門でじっと待ち続けるペピノだった。このかわいらしさは劇場で実感していただくにかぎるが、後からジャック・ペランの愛息子と知ってなるほど!と納得した。

決してお涙ちょうだい、大感動作ではないと思うが、ラストの紙ひこうきのシーンで、たくさんの小さな手が振られるあたりから、私の心の中のピュアな部分を刺激され、涙が5粒あふれ出た。

最新の画像もっと見る

2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
TBさせていただきました! (たまき)
2005-05-02 20:20:06
はじめまして,フロッピーさん☆

私は群馬県人ですが,今日銀座まで行って

コーラス見てまいりました!

フロッピーさんの記事が素敵だったので,

TBさせていただきました!

オペラ座も私大好きですよ!

では又寄らせてくださいm(__)m
返信する
ありがとうございます (フロッピー)
2005-05-07 15:24:06
たまきさん、はじめまして(^-^)

TBとコメありがとうございます、うれしいです。



オペラ座もお好きとの事、よろしければ

これからもいろいろ映画のお話、御一緒して下さいね。

返信する

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。