スクリーンに恋をして&ライヴレポ

エレカシファンです。しばらく更新できず、すみません。

福井 晴敏作品の映画化

2005年01月30日 12時44分31秒 | Weblog
昨日のシネコンのフロアはディズニーランド状態!
長蛇の列が幾重にも折り重なり、ごったがえしていました

「オペラ座の怪人」の封切り日っだったんだよね...。
もちろんコレは絶対絶対!観ますけど、もう少し経ってからにしようっと...

スターウォーズの時は、ダースベーダーに扮したりライトセーバーを振りまわしたりする人がいたようですが...。今回は、怪人に扮したりクリスティーヌに扮している人は、さすがに見あたりませんでした...

私も今日は「オーシャンズ12」を見に行くつもりデス。
もちろんマット君お目当て♪
...キャサリン・ゼタ・ジョーンズに扮するつもりはぜんぜんありません(当たり前)

さて、福井 晴敏の作品が次々と映画化されますね~~。

『亡国のイージス』はこちら

『ローレライ』(終戦のローレライ) はこちら

『亡国のイージス』映画公式サイトはこちら

『ローレライ』映画公式サイトはこちら

う~ん。日本映画界でどれだけ再現できるのか...楽しみにしておりますです。

『亡国のイージス』には佐藤浩市さん、『ローレライ』には上川隆也さんが出演されるのでドキドキデス。

Koroppy様のKoroppyの本棚より『亡国のイージス』同じく『ローレライ』のレビューがありますのでどうぞご覧下さい!詳しく書評を書いていらっしゃいますので私と同じように未読の方、必見です!

ニュー・シネマパラダイス

2005年01月29日 09時40分13秒 | Weblog
『ニュー・シネマパラダイス』
私の中でのベストワンは長年変わらずに、コレです!

もう映画内容の説明をする必要もないでしょう。

15年前に観たあの時の感動...。

シチリアの片田舎にある小さな映画館「パラダイス座」。
そこに集う映画館を愛し、スクリーンを愛してやまない村の人々。

トト少年と映写技師アルフレードの友情。

イタリアの風景も存分に楽しめる最高の作品!!
ジュゼッペ・トルナトーレ監督の情感あふれる映像と
エンニオ・モリコーネのあの美しい音楽。
ラストで号泣してしまった若き日の自分...。

そうそう...。
撮影機材、またはフィルムの特徴なのか、太陽光線の加減や気温、
湿度などの影響があるのか、技術的な事は素人なのでよくわからないのですが、
イタリア映画の映像はイエローのフィルターがかかったような色。

そのイエロー中にあの太陽と海、ひまわりの黄色がすぐに浮かぶ。


これはジュゼッペ・トルナトーレ監督に限った色ではなく
イタリア映画全般に言える事。

これに対し、イギリス映画は全体的にブルーですね。

フランス映画はブルーとイエローが半々くらいのような気がしますが...どうでしょう??
南フランスはイエロー気味のような...???
やっぱり太陽光線の産物なのかな?

映画通の方はみなさん御存知なのかもしれないけれど...。
そこのところ詳しいお方がいたら教えてくださいね。

すっかり話がそれてしまったけれど...
『ニュー・シネマパラダイス』

私の中のベストワン!!です。

海猫

2005年01月22日 14時41分05秒 | Weblog
え~と...映画blogはじめました。

キンキンに冷えておりますので、まずはグイ~ッっと一気に飲み干して、おくんなまし。

『海猫』!!こお~んなテンプレートがあったのですね...。

恐れ多くも使わせていただきます~~。(良い子のみなさん、海猫はちょっとだけ大人の映画ですので御注意を...m(__)m)

******************************

映画『海猫』の公式ページです。

こちら


監督:森田芳光 原作:谷村志穂 脚本:筒井ともみ 音楽:大島ミチル 

主題歌:MISIA  作詩/作曲 GLAY TAKURO

キャスト:伊東美咲/佐藤浩市/仲村トオル/ミムラ/三田佳子/白石加代子ほか

※フロッピーのスクリーンコメント※

思いっきり佐藤浩市さん目当てでいざ、スクリーンへ!

残念な事に...映画上映の途中で携帯に呼び出しがあり、あえなく退場...途中までしか観て無いんですよ~~!!ちゃんとチケット買ったのに~~!なので半分くらいしか観てません。

函館や南茅部の景色がふんだんに盛り込まれていて、道産子にとっては親しみのある風景。そうでない方にも充分、土地の空気感が伝わっているんじゃないかな。

主題歌も盛り上げ効果バツグンじゃないでしょうか!

原作、途中までしか読んでないしネタばれになるので、あまり詳細を書けないのですが...。

えと...映画上映の時間制限もあり、原作のように親子3代にわたる人物描写を丁寧に描く事は、無理だったのでしょう。

できれば...スクリーンの力...とでも言うのでしょうか、映画ならではの画面での説得力をもっと出してほしかったかな...。

たとえば...『海猫』のような目を持ち、淡い髪の色であり、異国人として小さな頃から、からかわれていたはずの薫と孝志が、私にはそのように見えなかった事。

もしかしたらちゃんとメイクで何か手を加えていたのかもしれませんが、私の目には、カラーコンタクトもせず、髪の色も染めていないように見えました。

自分の中に流れる異国の血を過剰なほどに意識して生きている姉弟にとって、この点は何度も文中に出てくる描写ですし、海猫=薫=聖母画を連想させる部分として、重要なファクターではないのかなぁと思うのですが...。ご覧になったみなさま、どうでしょう...?

さて、北海道の人にも「地元の漁師さんでないかい?」と間違われるほど、南茅部に溶け込んでいたと言われる佐藤浩市さん。

今回も1983年の「魚影の群れ」を彷佛とさせる精悍な漁師役を演じて下さいました。もちろん、次回作も観に行きますヨッ(^-^)v「魚影の群れ」についてはいつかこのページにUPできたら良いなぁ~と思ってます。

それにしてもラストまでちゃんと見られなくて残念...!

森田監督様、これからも北海道を舞台にした映画、お待ちしております!!

撮影、編集お疲れ様でした!素敵な映画をありがとうございます!

**************************

原作:谷村志穂

こちら

北海道出身の女流作家さんは多いですね。

結婚なさってないと勝手に思い込んでいたのですが、出産もなさっていらっしゃると聞き、納得です。

『海猫』では、そういった経験の中でしか知り得ないと思われる記述があったからです。本、買わせていただきました。今、上巻を読み終える所です。

私、どさんこですからね、すぐに風景が浮かびました。海や昆布のにおいも漂ってくるようですね。

そして...あの函館のハリストス正教会!...私も昔、あの場所に立ちました。

厳かなのに、圧倒される目に見えないエネルギー。キャンドルの炎に浮かびあがる、あの強烈なステンドグラスの色どり。

明と暗、静と動、悲しみや喜こび、驚きや恐れ...と言った相反するいろんな感情が一度にこみあげてくる、不思議な空間でした。

これからも北海道を題材にどんどん書いて下さい!

今後ますます筆がノって、よりいっそう作品に深みがましてくる事を期待しています(^-^)

『海猫』に関するインタビュー記事もよろしければご覧ください。

こちら

こちら
****************************