スクリーンに恋をして&ライヴレポ

エレカシファンです。しばらく更新できず、すみません。

オペラ座の怪人

2005年04月23日 12時27分03秒 | Weblog
THE PHANTOM OF THE OPERA

スタッフ
制作・作曲・脚本 アンドリュー・ロイド=ウエバー/ 監督・脚本ジョエル・シュマッカー/ 美術アンソニー・プラット/ 衣装・アレキサンドラ・バーン

キャスト
「ファントム」ジェラルド・バトラー/「クリスティーヌ」エミー・ロッサム/ 「ラウル」パトリック・ウイルソン/ 「マダム・ジリー」ミランダ・リチャードソン/ 「カルロッタ」ミニー・トライヴァー/ 「フィルマン」シアラン・ハインズ/ 「アンドレ」サイモン・カロウ
 
*******フロッピーのひとくちコメント***********

全世界で上演されているミュージカル「オペラ座の怪人」ロイド=ウエバー版の待望の映画化。ああ、あの夢のような舞台をどのように再現してくれるのだろうか...。

そして...映画は期待を裏切らなかった。

すべてのキャスティングがイメージどおり。とりわけエミー・ロッサムは、これまで舞台で観たどのクリスティーヌよりもイメージに近かった。そして...ロンドンオリジナルキャストのサラ・ブライトマンよりも...(ごめんなさい、サラ)。容姿も演技も唄も若干17歳で申し分なし!これまでドミンゴやパバロッティと共演してきたという彼女。今後の活躍を、ファントムさながら応援したくなってしまうほどだ。

ファントムのジェラルド・バトラーも情熱あふれるファントムを好演。以前ロイド=ウエバーの前で「アントニオ・バンデラス」が魅力的なファントムの歌声を披露していたシーンを観た事があるが、バトラーも、かのバンデラスを彷佛とさせるセクシーなファントム像を観客にアピ-ルする事に成功した。

これまでにない「たよりがいのあるラウル像」を演じてくれたのがパトリック・ウイルソン。ただのおぼっちゃん...という印象だったラウルが、「戦うおぼっちゃん」として、たくましいラウルに。エミー・ロッサム同様ブロードウエイ出身のパトリックの歌声もお聞き逃しなく!!

マダム・ジリー、メグ・ジリーもまさにイメージそのもの!ハリウッド恐るべし!

カルロッタ役のミニー・トライヴァーは私が注目していたお馴染みの個性派女優。今回も彼女のコケティッシュな演技に思わず笑ってしまったが、カルロッタ役としては、あともう少し年齢が必要なのだろうか...と感じた。非常にキュートでかわいいカルロッタ像を演じてくれた。エンディングで流れる歌声は唯一カルロッタだけふきかえになってしまった為、ロイド=ウエバーがミニーの為に書き下ろしたもの。

CG、美術、セット、どれも豪華で素敵。スワロフスキー社製のシャンデリア落下シーンも圧巻。全世界公開のこの映画中「マスカレード」の振付けが、扇子を持ち、日本舞踊を意識したものだった事に感動!!

ブリジット・ジョーンズの日記2

2005年04月14日 00時23分10秒 | Weblog
『ブリジット・ジョーンズの日記2 きれそうなわたしの12か月』

公式HPはこちら

監督:ビーバン・キドロン/出演:レニー・ゼルウィガー、ヒュー・グラント、コリン・ファース

***********フロッピーのひとくちコメント************

待ってました!さすが、女 デ・ニ-ロと異名を誇るレニー・ゼル・ウィガー!
今回も増量大成功!そのみごとな太りっぷりに、女優魂を見たのであります(^-^;)

なんて...あさはかで、なんて、軽率で、なんて、おバカさんで、なんて、早トチリで、なんてなんてなんて.....かわいい女なんでしょう!

全体の作品としては...1作目にくらべると、コメディ要素が多く、ロケもたくさんしているなあと思うのですが、個人的には私は1の方が好きかなあ...。

でもね、レニー演じるブリジットが、怒ったり、泣いたり、そして「愛してる」と素直に伝えるシーンでは...客席の女の子達...泣いてましたねえ。さ、さすがに私は泣きはしませんでしたが...う~ん、やっぱりブリジットと一緒に心が動いていましたねえ。ブリジットほどの極端な経験はないにせよ、いろんなシーンで女性としての心境が重なったのでしょうね。

...これってレニーじゃなかったらこんなに愛すべき存在になったのかどうか???かな~り疑問な人物設定なのですが...(ありえね~~!!という場面がいっぱい...)それにしても、まあ、なんてなんて上手い女優さんなのでしょう?

そして...前回、「ヒュー・グラントにどうしても白いシャツで水をかぶってもらいたかった」という監督。今回は、1作目で人気急上昇のコリン・ファースも、ヒューとともに水をかぶって、まさに水もしたたる二人の良い男?のシーンがあり、これもひとつの見どころでしょうか...?

...原作の方は読んでません。読んだ方、いかがですか?

音楽は今回も懐かしの10CC、アレサ・フランクリンからビヨンセまで新旧おりまぜて劇中に挿入されています。マドンナ「ライク・ア・ヴァージン」を大合唱するシーンも圧巻!

サウンド・トラック収録楽曲

1) ウィル・ヤング / ユア・ラヴ・イズ・キング (シャーデーのカヴァー: 新録)
2) ジャメリア/ ストップ
3) カイリー・ミノーグ/ 熱く胸を焦がして
4) ジョス・ストーン/ スーパー・デューパー・ラヴ
5) メアリー・J. ブライジ/ 悲しみのバラード(エルトン・ジョンのカヴァー: 新録)
6) ロビー・ウィリアムス/ ミスアンダーストゥッド
7)ジェイミー・カラム/ エヴァーラスティング・ラヴ(ラヴ・アフェアーのカヴァー: 新録、主題歌)
8) バリー・ホワイト/ マイ・エヴリシング
9) ビヨンセ/ クレイジー・イン・ラヴ(Feat.Jay-Z)
10) ルーファス・ウェインライト Feat. / アイ・イート・ディナー (新曲: 新録)
11) 10CC / アイム・ノット・イン・ラヴ
12) カーリー・サイモン/ 私を愛したスパイ
13) プライマル・スクリーム/ ローデッド
14) ザ・ダークネス/ アイ・ビリーヴ・イン・ア・シング・コールド・ラヴ
15) エイミー・ワインハウス/ ウィル・ユー・ラヴ・ミー・トゥモロー(キャロル・キングのカヴァー: 新録)
16) ミニー・リパートン/ ラヴィン・ユー
17) アレサ・フランクリン/ シンク
18) レオナ・ネス / コーリング
19) スティング Feat. アニー・レノックス/ ウィル・ビー・トゥゲザー(新録)
20) ハリー・グレグソン=ウィリアムス/ ブリジットのテーマ(新録)
  
「元にもどせるの~~~???」とファンの心配の声も
どこ吹く風、最近はまたもとのスリムなレニーちゃんに戻りつつあります。
現在は髪もブルネットに染め、次回作の「シンデレラマン」の撮影中だそうです。

天才、奇才女優の次回作も楽しみですネ!