スクリーンに恋をして&ライヴレポ

エレカシファンです。しばらく更新できず、すみません。

オグリキャップ

2005年10月29日 20時01分52秒 | Weblog
なぜかオグリキャップの写真集がありました。(古)
訳して「オグリ帽」(笑)馬主さんが小栗さんっていう名前だったかなんだかで…。(違うかもしれませんが…)

当時、「テンポイントの再来」と言われ、尻尾の毛が美しい黄金色だったので、私はどちらかというと、サッカーボーイという馬が好きでした。

そんな時、芦毛のタマモクロスと似た若馬に人気が出はじめました。

それがオグリキャップ。

レースで魅せる強い脚も、もちろんの事ですが、オグリキャップの愛らしい瞳と人なつこい性格が
さらに人気を呼んだのかもしれないですね。

オグリキャップの幼名は、「ハツラツ」。

人が好きで人を信頼しきっている馬。だから、ちょっとしたしぐさもかわいかったし、ファンにも愛されたのだと思います。

オグリには、後期になって当時の若き天才騎手、武豊も騎乗していました。

先日の菊花賞でも、やんちゃな性格のディープインパクトも乗りこなしていましたね。

…武豊の騎乗姿勢はどうしてあんなに美しいのでしょう…。

膝で上手く揺れを吸収しているんでしょうけれど
まるで水面を進むボートに乗っているように体の線が優雅に流れるだけ。

止まっています。う~ん、なんて美しい姿勢なのでしょうか…。

バレエでも、運動競技でも、ドラムでも…上手い人は「ブレない」ですね…。
あまり競馬に詳しくないですが懐かしい写真集をひっぱりだしました。


「競馬場で逢おう」寺山修司

2005年10月29日 19時39分09秒 | Weblog
寺山修司を少しでも知っている人なら、競馬とは無縁ではいられないはず。

ギャンブルはまったくダメな私ですが、競馬はある種のロマンがある…と感じる。

一瞬のレースに、馬と人とのかかわりが見えてくる…。
馬の血統の歴史をひもとくと、なんとドラマティックな事か…。

競馬に人生の哀愁を見続けた寺山修司。
しんがりから超絶的な馬脚を見せた「ミスターシービー」が大好きだった寺山修司。


私、馬券は買いませんが…
先日の「菊花賞」!!ご覧になりましたか???

ディープインパクト!!!(北海道シャダイファーム生産馬です♪)

それにしても、やっぱりやっぱりやってくれました!素晴らしかったですね~!

オッズはガチガチの100円!

シンボリ・ルドルフに次ぐ三冠馬!!おめでとう!!
やったやった!…寺山さんが生きてたらなんて言うのかしらん。

Love Letter

2005年10月23日 12時58分17秒 | Weblog
今もなお、世界中でこのタイトルの作品が産み出されている事でしょうね…。

今回ご紹介するのは、岩井俊二監督の『Love Letter』です。

ムービー紹介ページはこちらです

岩井俊二監督についてのページはこちらです

これが映画監督としてのデビュー作品だそうですね。
「スワロウテイル」も良かった。

岩井俊二監督作品という事もありますが、小樽がロケ地という事もgood!

少女漫画風、あま~い不思議ストーリーにぴったりの美しい映像でした。

脚本的には、まあ、いろいろ言われている作品ですが…。

こういうの苦手な人もいるんでしょうけど、
苦手なら、別に無理して見なくていいんですよ。はい。

あ~、こんなに小樽を美しく撮って下さってありがとう、岩井監督!

ピュアな気持ちを大切にしたい方におすすめです♪

エデンの東

2005年10月16日 19時08分26秒 | Weblog
先日、BSで「ジェームス・ディーンのすべて」
(という邦題だったような気がしますが…^-^;)を放送していましたね。

ジェームス・ディーンを語るには私などは本当にヒヨっ子です。

どんなにたくさんの想い入れの深い方達がいらっしゃることかと思いますので…
ここで私が軽々しく彼の名を口にする事をどうかお許し下さいませ。


私が『エデンの東』を初めて観たのは、中学生の頃だったと思います。

もちろん、とうの昔に神に召された彼を、リアルタイム上映の
スクリーンで見る事は不可能でした。

家の近くの高校の文化祭で、視聴覚室かどこかで
放映されていたものを、偶然観たと記憶しています。

旧約聖書の「カインとアベル」を下地にしたといわれる
スタインベックの原作を「波止場」「欲望という名の電車」の
エリア・カザンが監督。

父、母、兄弟、兄の恋人との確執や葛藤、複雑な愛情…そして戦争…。

ジミーに関しても、この映画に関しても、まったく予備知識がなかった中学生の私…。
文化祭で上映されていたから、ふらっと立ち見をしてみただけだったのに…。

…泣きました。涙がとめどもなくあふれてきて止まりませんでした。
その時の私は、自分を主人公「キャル」に重ねていたのです。

ストーリーもさることながら、やはりジミーの演技はあまりにも繊細でした。
あの目の動き…。全身から孤独と哀しみが滲み出ていました。

中学生の私が、初めての「大人の映画」として衝撃を受けた作品でした。

今でも、あのテーマ曲が流れてくると、立ち止まって聞き入ってしまう私なのです。

アマゾンの「エデンの東」紹介ページです