NORTH WAVE パート2
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DJ(スターティングオーバーは、
デビューして17枚目のアルバムになるんですね)
宮本「なんかそうらしいです。
なんか、まあ、非常にこう20年間まあ、
すでにレコード会社も今回移籍して、4社目になっております。
生涯のレコード会社にしたい、とは思っているんですが…
まあ、なんかいろいろレコードアルバムをですね
2年ぐらい出していなかったりとか、
今回スターティングオーバーもですね、
あの、ほぼ2年ぶりぐらいのアルバムだったんですねえ。はい。
それでいながら、デビュー20周年で
17枚のアルバムを出してるって事は
わりとコンスタントに出してるんだなあ、という事を
あの、その数字との対象で、感慨深いものがございましたね。
けっこうちゃんと働いているんだなぁ~と思いました、はい。
カセットテープとかもございましたよ、当時は。
今はこうまた、配信の部分であるとか…
レコードとかLPレコードみたいなのと
(カセットテープが)一緒に出ました…。
DJ(カセットの時代からいろんな時代を駆け抜けてきて
今も走り続けている、という事ですよね)
宮本「う~~ん。素晴らしい。
ありがとうございます…そういう事かもしれません。」
DJ(20年を振り返るといかがですか)
宮本「う~んまあ、でも、あの、我々中学校時代の同級生で
ほぼまあ、4人のうち、3人が1年6組同級生だったんです。
それで、その、まあ、えっと
仲間同士の意識が強うございまして
バンドをはじめたのが15歳くらいからなんです。
今年、41歳なんですけれども
<< ん…?今年の6月で42歳になるはずですね…?>>
その、まあ、そういう意味では20年を振り返るっていう部分の
まあ、非常にそういった感慨…
まあ、ゆっくり一日ニ日ちゃんと考えれば
結論が出るんですけれども。
今すぐ答えられないとなると、
一番すごく印象に残っているっていうか
やっぱり非常に、中学時代からの仲間とやっておりますので
非常に、時間の流れるスピードっていうんでしょうか
あの、毎日のようにリハーサルもやっておりますし
何かその、メンバーが結婚したりとか、またその子供ができたりする、
また、そういった流れの中はありながらも
何かその、4人中学校時代の仲間高校時代の仲間と
バンドをやっているという
ところの、ひとつのその、時間の流れというものがございますので…。
まあ、そんなに何ちゅうかその、振り返り方としてはですね、
なかなかその時間枠としては…
たとえばあのギターの石君の目じりにシワが増えてきたな、とかですね
またその、ベースのせいちゃんの
まあ、あのう、後頭部の毛髪がたいぶ減ってきたな、とか
まあ、その、非常にそういった何か、
そういう友人としての感慨が、まず第一にたつようでございます。
そして音に関していうと、すごくまあ、
各時代の音、やっぱりございまして。
ギターバンドではじめたバンドで…
で、今回、蔦谷さんやYANAGIMANが入って、
そういった中での音の変化、
自分のメロディーの歌い方の変化みたいなものは、
その自分でアルバムを聴いてみて、
何か自分で確認する、みたいなところはあります。
で、このアルバムはすごく丁寧に自分の歌を歌う。
そして何かこうシングル盤を丁寧に出していって、
きっとみんなに届けたい、売りたい、そんな思いで
一曲一曲、全11曲揃えたわけでございます。
DJ(桜の花について…春のイメージは
もう作る前から宮本さんの中で固まっていたのですか?)
宮本「あのう…富士山とかですね。
太陽とかですね。まあ、その歌の歌詞の中にもございましたが
非常にその、でっかく生きようぜ、
みたいな何かそういった、大きな何か、
そういうものっていうのがありまして。
そして、僕はその
「富士に太陽ちゃんとある」っていう歌を、昔歌いました。
そして「ココロに花を」っていう
それはアルバムタイトルで「花」をモチーフにした
タイトルのアルバムを作った事があります。
そして桜っていうものの、何かそういう陽気さ、また何かそういう
なんつうのかな?その…こう…桜っていうものが持っている
わかりやすさ、なにかそういう明るさ
四季おりおりに魅せる表情であるとか
例えば、あの春は咲いてあの青葉になって毛虫がついちゃって…
でも枯れ葉に散って…でもまた春になると咲くっていう…!
なにかそういったこう、サイクルが何か僕らの、
落ち込んだり…でも前向きに生きて行こうとか
そういったこうサイクル…人生のサイクルに
なにか重ねあわせられる
何かそういったいろんなキーワードを
「桜」っていう花は持っているんだなって思いました。
で、何かその、だから、僕、歌ン中でも、わたしゃぁ
あの…「たとえり゛ゃあ人生は花さ
思い出は散り行きあああ再び俺が咲かせよう」って言ってんですが
何かそういった男らしさみたいなものも
「桜」って持ってるしイメージとして何か
何かそういうなんか明るさ…
だからそういうわかりやすい良いテーマで
「桜」の歌を歌えたなっていう風に
自分では満足しております。
DJ(プロデューサー亀田さんとのお仕事はどうでした?)
宮本「ええ~っと…?それ…なかなかその…どうでした…???
ん~…でも、その、非常にですねえ、
丁寧に仕事をされる方だなあっていうのは感じを持ちました。
そして、亀田さんは東京事変ていうバンドでも
ベースを弾いていらっしゃいます。
そしてベーシストの視点、ていうのは
非常にバンドを俯瞰で見る、
まあ、おおざっぱにですけど、
あの特長を持っとります。
そしてベーシストの方っていうのは
プロデューサーが多いです。
我々が、佐久間正英さん、それは、
GRAYなんかのプロデューサーやった、佐久間正英さんも…
また、今回、俺達の明日で一緒にやったYANAGIMANも
みんなベーシストなんです。
そして、亀田さんもベーシストで…
非常に、そしてその中で、それぞれ人間に
いろんな個性があるように
それぞれのプロデューサーの方に個性がございます。
そして亀田さんは、一言で言って
非常に緻密に丁寧に、プロデュースされる方だなあ~って感じました。
だから、詩なんかもずいぶん…
亀田さんちがスタジオみたいになってて
あの、歌、録れるんですよ。
そこで、たとえば、今日、歌
桜の花を一生懸命、こうやって、僕が書いてきた詩を一緒に…
亀田さんと一緒に歌、歌う、聴いてもらって
じゃあこここうしようか…て
だから詩に関しても、じゃあ来週までにまた
詰めてきますから、じゃあ来週~みたいな感じで
非常にそういった、なんていうのか、
いったりきたりのキャッチボールの
プロデューサーと僕の…
そういった時間を、非常に大事に、亀田さん、とってくれて。
その中で、だから、歌詞に関しても
非常に丁寧なプロデュースをされる方だなぁと
非常に歌詞を大事にされる方だという風に、思いました。はい。
DJ(桜の曲についての感想)
宮本「非常にドラマチックなメロディであることは間違いないと思います。
そして、その、なにしろ丁寧に
歌詞を伝えるっ、ていう事と
その、メロディと、あと、最近自分で気づいたのが
自分の声が、非常にあの、特長を
持っているんじゃないか?と思いました。
DJ(今ですか?気づいたのは!?)
宮本「…ま、そうでもないんですが、
非常にその、今、テツヤさんがおっしゃてくれたんですが
あの、そういう、ドラマチックに、まあ、
サビではじまってAメロがあって
何かすごく、そういうおっしゃるとおり
人生みたいものも、また四季おりおりの
色どりみたいなものが
非常にメロディと共に、歌詞と共に
何かドラマチックに歌いたいな~っていう風に思って
やった歌でございます。はい。
DJ(4月29日ペニーレーン24コンサートがありますね)
本当に久しぶりなんでね。ぜひみなさん見に来て下さい。
ありがとうございました。
エレファントカシマシの「桜の花、舞い上がる道を」です。
曲:「桜の花、舞い上がる道を」
文字起こし終了
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生演奏などは有りませんでしたが
内容も文字数も、たっぷり、充実した番組でした。
ここまで読んで下さった方、ありがとうございました
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DJ(スターティングオーバーは、
デビューして17枚目のアルバムになるんですね)
宮本「なんかそうらしいです。
なんか、まあ、非常にこう20年間まあ、
すでにレコード会社も今回移籍して、4社目になっております。
生涯のレコード会社にしたい、とは思っているんですが…
まあ、なんかいろいろレコードアルバムをですね
2年ぐらい出していなかったりとか、
今回スターティングオーバーもですね、
あの、ほぼ2年ぶりぐらいのアルバムだったんですねえ。はい。
それでいながら、デビュー20周年で
17枚のアルバムを出してるって事は
わりとコンスタントに出してるんだなあ、という事を
あの、その数字との対象で、感慨深いものがございましたね。
けっこうちゃんと働いているんだなぁ~と思いました、はい。
カセットテープとかもございましたよ、当時は。
今はこうまた、配信の部分であるとか…
レコードとかLPレコードみたいなのと
(カセットテープが)一緒に出ました…。
DJ(カセットの時代からいろんな時代を駆け抜けてきて
今も走り続けている、という事ですよね)
宮本「う~~ん。素晴らしい。
ありがとうございます…そういう事かもしれません。」
DJ(20年を振り返るといかがですか)
宮本「う~んまあ、でも、あの、我々中学校時代の同級生で
ほぼまあ、4人のうち、3人が1年6組同級生だったんです。
それで、その、まあ、えっと
仲間同士の意識が強うございまして
バンドをはじめたのが15歳くらいからなんです。
今年、41歳なんですけれども
<< ん…?今年の6月で42歳になるはずですね…?>>
その、まあ、そういう意味では20年を振り返るっていう部分の
まあ、非常にそういった感慨…
まあ、ゆっくり一日ニ日ちゃんと考えれば
結論が出るんですけれども。
今すぐ答えられないとなると、
一番すごく印象に残っているっていうか
やっぱり非常に、中学時代からの仲間とやっておりますので
非常に、時間の流れるスピードっていうんでしょうか
あの、毎日のようにリハーサルもやっておりますし
何かその、メンバーが結婚したりとか、またその子供ができたりする、
また、そういった流れの中はありながらも
何かその、4人中学校時代の仲間高校時代の仲間と
バンドをやっているという
ところの、ひとつのその、時間の流れというものがございますので…。
まあ、そんなに何ちゅうかその、振り返り方としてはですね、
なかなかその時間枠としては…
たとえばあのギターの石君の目じりにシワが増えてきたな、とかですね
またその、ベースのせいちゃんの
まあ、あのう、後頭部の毛髪がたいぶ減ってきたな、とか
まあ、その、非常にそういった何か、
そういう友人としての感慨が、まず第一にたつようでございます。
そして音に関していうと、すごくまあ、
各時代の音、やっぱりございまして。
ギターバンドではじめたバンドで…
で、今回、蔦谷さんやYANAGIMANが入って、
そういった中での音の変化、
自分のメロディーの歌い方の変化みたいなものは、
その自分でアルバムを聴いてみて、
何か自分で確認する、みたいなところはあります。
で、このアルバムはすごく丁寧に自分の歌を歌う。
そして何かこうシングル盤を丁寧に出していって、
きっとみんなに届けたい、売りたい、そんな思いで
一曲一曲、全11曲揃えたわけでございます。
DJ(桜の花について…春のイメージは
もう作る前から宮本さんの中で固まっていたのですか?)
宮本「あのう…富士山とかですね。
太陽とかですね。まあ、その歌の歌詞の中にもございましたが
非常にその、でっかく生きようぜ、
みたいな何かそういった、大きな何か、
そういうものっていうのがありまして。
そして、僕はその
「富士に太陽ちゃんとある」っていう歌を、昔歌いました。
そして「ココロに花を」っていう
それはアルバムタイトルで「花」をモチーフにした
タイトルのアルバムを作った事があります。
そして桜っていうものの、何かそういう陽気さ、また何かそういう
なんつうのかな?その…こう…桜っていうものが持っている
わかりやすさ、なにかそういう明るさ
四季おりおりに魅せる表情であるとか
例えば、あの春は咲いてあの青葉になって毛虫がついちゃって…
でも枯れ葉に散って…でもまた春になると咲くっていう…!
なにかそういったこう、サイクルが何か僕らの、
落ち込んだり…でも前向きに生きて行こうとか
そういったこうサイクル…人生のサイクルに
なにか重ねあわせられる
何かそういったいろんなキーワードを
「桜」っていう花は持っているんだなって思いました。
で、何かその、だから、僕、歌ン中でも、わたしゃぁ
あの…「たとえり゛ゃあ人生は花さ
思い出は散り行きあああ再び俺が咲かせよう」って言ってんですが
何かそういった男らしさみたいなものも
「桜」って持ってるしイメージとして何か
何かそういうなんか明るさ…
だからそういうわかりやすい良いテーマで
「桜」の歌を歌えたなっていう風に
自分では満足しております。
DJ(プロデューサー亀田さんとのお仕事はどうでした?)
宮本「ええ~っと…?それ…なかなかその…どうでした…???
ん~…でも、その、非常にですねえ、
丁寧に仕事をされる方だなあっていうのは感じを持ちました。
そして、亀田さんは東京事変ていうバンドでも
ベースを弾いていらっしゃいます。
そしてベーシストの視点、ていうのは
非常にバンドを俯瞰で見る、
まあ、おおざっぱにですけど、
あの特長を持っとります。
そしてベーシストの方っていうのは
プロデューサーが多いです。
我々が、佐久間正英さん、それは、
GRAYなんかのプロデューサーやった、佐久間正英さんも…
また、今回、俺達の明日で一緒にやったYANAGIMANも
みんなベーシストなんです。
そして、亀田さんもベーシストで…
非常に、そしてその中で、それぞれ人間に
いろんな個性があるように
それぞれのプロデューサーの方に個性がございます。
そして亀田さんは、一言で言って
非常に緻密に丁寧に、プロデュースされる方だなあ~って感じました。
だから、詩なんかもずいぶん…
亀田さんちがスタジオみたいになってて
あの、歌、録れるんですよ。
そこで、たとえば、今日、歌
桜の花を一生懸命、こうやって、僕が書いてきた詩を一緒に…
亀田さんと一緒に歌、歌う、聴いてもらって
じゃあこここうしようか…て
だから詩に関しても、じゃあ来週までにまた
詰めてきますから、じゃあ来週~みたいな感じで
非常にそういった、なんていうのか、
いったりきたりのキャッチボールの
プロデューサーと僕の…
そういった時間を、非常に大事に、亀田さん、とってくれて。
その中で、だから、歌詞に関しても
非常に丁寧なプロデュースをされる方だなぁと
非常に歌詞を大事にされる方だという風に、思いました。はい。
DJ(桜の曲についての感想)
宮本「非常にドラマチックなメロディであることは間違いないと思います。
そして、その、なにしろ丁寧に
歌詞を伝えるっ、ていう事と
その、メロディと、あと、最近自分で気づいたのが
自分の声が、非常にあの、特長を
持っているんじゃないか?と思いました。
DJ(今ですか?気づいたのは!?)
宮本「…ま、そうでもないんですが、
非常にその、今、テツヤさんがおっしゃてくれたんですが
あの、そういう、ドラマチックに、まあ、
サビではじまってAメロがあって
何かすごく、そういうおっしゃるとおり
人生みたいものも、また四季おりおりの
色どりみたいなものが
非常にメロディと共に、歌詞と共に
何かドラマチックに歌いたいな~っていう風に思って
やった歌でございます。はい。
DJ(4月29日ペニーレーン24コンサートがありますね)
本当に久しぶりなんでね。ぜひみなさん見に来て下さい。
ありがとうございました。
エレファントカシマシの「桜の花、舞い上がる道を」です。
曲:「桜の花、舞い上がる道を」
文字起こし終了
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生演奏などは有りませんでしたが
内容も文字数も、たっぷり、充実した番組でした。
ここまで読んで下さった方、ありがとうございました