スクリーンに恋をして&ライヴレポ

エレカシファンです。しばらく更新できず、すみません。

エリック・クラプトン JAPAN TOUR 2006 IN 札幌ドーム

2006年12月16日 17時09分53秒 | Weblog
エリック・クラプトン JAPAN TOUR 2006 IN 札幌ドーム

『エリック・クラプトン  JAPAN TOUR 2006』
11/26(日) 札幌ドーム

his band

デレク・トラックス/ドイル・ブラムホール2世/スティーブ・ジョーダン/ウィリー・ウィークス

{セットリスト}

01. Tell The Truth
02. Got to Get Better in A Little While
03. Old Love
04. Motherless Children
05. When You Got A Good Friends
06. Key to The Highway
07. Outside Woman Blues
08. Nobody Knows You When You're Down and Out
09. Running On Faith
10. After Midnight
11. Little Queen of Spades
12. Anyday
13. Wonderful Tonight
14. Layla
15. Cocaine
アンコール
16. Crossroads

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2003年の札幌ドームから3年。
またクラプトンが北海道に来てくれる!!!

頑張ってチケットとらなくっちゃ…と、早めにチケットゲット。

前回はスタンド席だったが、今回はアリーナ席。
しかもわりと前方のブロックを確保できた。

当日は会場時間より少し前に札幌ドームに到着。

ああ、前回は4万人というすごい人数だったものなぁ…。
ん?でもけっこう人が少なめかな…?
スタンド席に空席が目立つ…。寂しい…。

などと思いつつ、ドリンクを買いアリーナ席へ♪

様々な年齢層のオーディエンス。
若い子もいればクラプトンくらいの方も…。

大騒ぎする人もあまりいなくて、ストーンズの時より
ずっとお客のマナーが良いなあ。

うぬ。肉眼でクラプトンが見える位置にいるんだから
じっくりとミスタースローハンドがギターを撫でる指を観たいものだ。

そういえば…前回は三菱がスポンサーだったので
ステージまでは三菱車に乗ってさっそうと登場したクラプトン。

うふふ、きっと今回はスポンサーの、佐川の飛脚便で…?

そんでもって、クラプトンがあの青いボーダーのシャツを着て
走ってさわやかに現れるんだわ…

…んなわけもなく…。

しごく普通に、御大登場!
かな~りリラックスした服装だ。

あ~♪お元気そうで良かった良かった。

そして、かわいい孫でも見つめるように
包容力に満ちたクラプトンの前で、
トリプルギターの一人、デレク・トラックスが
スライドギターを思う存分披露。

今若きその才能を華やかに咲かせ、ちまたのギター小僧を
感動の渦に巻き込んでいるらしいデレク・トラックス。

ボトルネックがキラリと光る…。
たしかに上手い…。

ああ、でもでも…私はクラプトン、あんたのギターを聞きにきたのよおっ…。


ん~…このごろのクラプトンって…
Charの言葉を借りると…

「ジェフ・ベックの方がだんぜんギターが好きだなと感じるね。
クラプトンよりベックの方が、まだバリバリのギター小僧なのさ」

そうね=。たしかに衛星TVで、夏フェスのベックを観た時、本当にそう感じた…。
ベックはまだまだ進化し続けてる…。


…なんて思いながらも、今回のクラプトン、
ジャパンツアーの過酷な日程を思う…。

60歳を過ぎて、あの日本全国を短期間で飛び回る猛スケジュール。

私が普通にあの行程を旅行しても疲れるのに、
知らない日本という小さな土地を行ったり来たり…。

さらにコンサートという仕事をこなさなくっちゃいけないんでっせ。

贅沢は言いますまい…。

そう、ベックが現役のギター小僧ならば、クラプトンは生きた神様なのよ…。

生き神様…。

今、こんなちっぽけな私の目の前に、生き神様がいる…。

ああ、やっぱり幸せな事なのだ…。

んでもって、ドームなのに音がクリアで非常に耳ざわりが良かった。

ん~さすが。やっぱり聞きほれてしまう。

これがクラプトンのサウンド力だ…。
音質を選ぶ耳が良いのだ。

そして、ラスト…次々と
Wonderful Tonight 、Layla 、Cocaine、Crossroads…。

昔のパワーは少し翳りが出ても、60歳を過ぎて今なお情熱的にLayla!と叫ぶ
クラプトンに、素直に涙が出た。

ああ、これだけでも満足だ…。ありがとうクラプトン。

スライドギターのデレクばかりが注目されていたが、
私はもっぱらサウスポーのドイル・ブラムホールの
ブルースギターの方に好感を持った。

デレクほど音が前に出すぎず、クラプトンのリフも壊さずに
安心して聞ける渋いギタリストだ。良い。

そして、途中まで気がつかなかったけれど、ドイルがずっと
アップストロークばかりをしているアクションが気になりまして…。
ん?不自然なアクションだなあ…と。

よお~く見ると右用のギターを、そのままひっくり返して
左で弾いているから、自然にアップストロークになるんだよね…?
つまり右で普通にダウンストロークしている状態と
同じ響きになるわけ…?でしょ?

ん~たぶん…どうでしょう?違うかな?
ギター小僧様達…?もし違ってたら教えて下さいませ…。

クラプトン、まだまだお元気で♪そして懲りずにまた札幌に来てね…(^-^;)