スクリーンに恋をして&ライヴレポ

エレカシファンです。しばらく更新できず、すみません。

グット・ウイル・ハンティング

2005年02月26日 10時53分17秒 | Weblog
前回、私の中の映画ナンバー1の記事を書きました↓
ニュー・シネマ・パラダイス

んで、今回は私の中の映画ナンバー2!!

『グット・ウイル・ハンティング』です。
詳細はこちら↓
グット・ウイル・ハンティング

監督 ガス・ヴァン・サント

脚本 マット・デイモン/ベン・アフレック

音楽 ダニー・エルフマン

出演 ロビン・ウィリアムズ/マット・デイモン/ベン・アフレック/ステラン・スカルスガルド /ミニー・ドライヴァー

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フロッピーのシネマひとくちコメント

当時は彼の繊細な演技に胸が締め付けられるようで泣けましたねえ。こういったピュアな青年にヨワイ私です...亡くなったリヴァー・フェニックスの再来かと思いました♪(リヴァーのお話はまた今度ネ...)

監督のガス・ヴァン・サントの作品を観たのは、89年にマット・ディロン主演で撮った「ドラッグストア・カウボーイ」。その時はあまり好きな監督さんではなかったですね。

91年のリヴァー・フェニックス 、キアヌ・リーヴス出演「マイ・プライベート・アイダホ」はリヴァーが好きなので観たけれど...この映画もリヴァーには悪いけれど...好きにはなれなかったです。

そして...97年の「グッド・ウィル・ハンティング~旅立ち」はアカデミー9部門にノミネートされ高い評価を受けました。2000年の『小説家を見つけたら』で、やっとガス・ヴァン・サントの作品としてちゃんと受けとめる事ができました。

マットの事...。
脚本をマットとベンが共同で書いたのはあまりにも有名な話。すごい才能です(アカデミー脚本賞を受賞)。よく若い時にこんな脚本を書きましたよねぇ。若いからこそ情熱をかたむけて書けた...とも言えるかもしれませんが...。自分の内なる魂が揺さぶられるほどの力のある脚本でした。

精神分析医のロビン・ウィリアムズと数学教授のランボーの間に流れる感情も充分書けていますよね。並みの才能ではないです。こんな人だから、日常生活でもいろいろ見えてしまって困るでしょうねえ。まさに青年ウィルそのものです。

でもこの映画のエンディングを観ると何が一番大切なものか、マットはちゃんとわかっているようですね。だからこそベン、私生活も、もうちょっとしっかりしろよ~。

ここで忘れちゃいけないのはミニー・ドライヴァー!なんちゅうか、彼女、ちゃめっけがありますねえ。男性より女性からの指示が多そうな女優さん。彼女は今注目の「オペラ座の怪人」でなんと「カルロッタ」役をしているんですよねえ。難しい役です(同時に役者としてオイシイ役!!)どんなカルロッタになるのか期待してます。ただ残念な事にミニーだけ歌を吹き替えたそう。(ちょっと声がね...ハスキーというか...。歌姫カルロッタ役はちょっと荷が重すぎるでしょう...。)でも吹き替えてでも彼女を使いたいと、カルロッタに抜擢されたんですから...!がんばれ!

豊富なテンプレートを楽しもう!

2005年02月25日 00時05分19秒 | Weblog
gooスタッフの皆様ありがとうございます!
豊富なテンプレートを楽ませていただきます!
今回は「オーシャンズ12」編。

映画好きにはたまらない!!
著作権を気にせずに楽しめるのがうれしいですね。
これからも海猫を基盤にしながら、いろんなタイプを
楽しもうと思っています。

ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ

2005年02月19日 12時27分49秒 | Weblog
ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブをDVDで観賞しました。

ギタリストのライ・クーダーが、まるで『オーシャンズ11』さながらにベテランキューバンミージシャン達をくどき落として実現した、夢のミュージック・ムービー。

監督は「ベルリン・天使の詩」のヴィム・ヴェンダース監督。

詳しいレビューはこちらをご覧くださいネ。

※フロッピーのひとくちコメント

ラテンが好きな人必見!!最高に格好良い、イカしたミュージシャン達!!キューバン・リズムにのって彼らの小粋なトークを楽しめる。

けっして彼らは、深い事を言おうとしているわけじゃない。彼らの人生そのものが深くて濃密なのだ。

イブライム・フェレールのソフトで流れるようなヴォーカルに、コンパイ・セグンドの熟練の音が響く。そしてオマーラ・ポルトゥオンドのファドスタイルの歌声が溶け合う。

カメラは淡々と彼らの素顔を記録していくと同時に、海風を感じるようなハバナの風景や町並みを、さりげなく映しこんでいく。

練習風景でのリラックスした素顔の後には、アムステルダムやカーネギーホールステージでの高揚と感動、観客の喝采を臨場感そのままに感じとる事ができる。

人生に必要なものって、ホントはとってもシンプルなものなんだ。

人生って素敵じゃないか!よし、長生きするぞお!
そんな気分にさせてくれる作品ですヨ

オーシャンズ12

2005年02月06日 13時13分08秒 | Weblog

『オーシャンズ12』

監督:スティーブン・ソダーバーグ

キャスト:ジョージ・クルーニー/ブラッド・ピット/マット・デイモン/
ジュリア・ロバー/キャサリン・ゼタ=ジョーンズ/ヴァンサン・カッセルほか~

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※フロッピーのひとくちコメント

そうですね~ネタバレしない程度に...。仕事疲れのせいか、一瞬、睡魔が襲ったのですが「これぞ、ハリウッドのお祭り映画!」とでも、言いましょうか...。

前作のような、痛快怪盗アクション映画...と思っていたのですが...またちょっとひと味違う作品ですね。

ハリウッドで、これだけの豪華キャストが勢ぞろいするだけでもすごい事なんだよね。

スタイリッシュ&クール&スリリングに加え、小粋なトークとブラックアメリカンジョークが炸裂!

そんでもって、シークレットビックサプライズゲストの?!『大物俳優?B・W』までもが登場!...友情出演といったところでしょうか。

この『大物俳優?B・W』とジュリア・ロバーツとのかけ合いも、ちゃんとハリウッドのゴシップを知っていなくちゃ、その辺の事情を知らない観客にとっては、ちんぷんかんぷん。まあ、なんて内輪ウケの多い脚本なんでしょう!?その辺はちょっと観客に不親切...。

撮影当時、本当に妊娠していたという今回のジュリア・ロバーツの妊婦役も、なんていうか、顔色が土気色で痛々しい。(妊娠中は、黄体ホルモンのバランスが急激に変わるので、みんな
こんな顔色になりますね...しょ~がないんですけどね...

そんなジュリアをしり目に、キャサリン・ゼタ=ジョーンズは光っていました。髪を切って、知的な雰囲気を演出。オーシャンズの面々の中に並んでもぜんぜん負けていない。むしろゴージャス。

キャサリン・ゼタ=ジョーンズは他の映画では、ちょっと濃すぎるなぁ~(ファンの方ごめんなさい...)と思っていたのですが

この作品を観て、やっぱり実力を感じましたよ。キャスの相手はブラピではちょっともの足りなく感じました。やはりジョジ・クルくらいがつり合うのですが...ジュリアが奥さん役だしね...。

もちろん「シカゴ」出演で、ブロードウエイ出身という事がわかりちょっと注目していた女優さんではありました。(シカゴの感想は、いつかこのblogにて...)

その他、ナイト・フォックス役のヴァンサン・カッセルが良かったですねえ。

フランスの俳優さんならではの、優雅な身のこなし。
生まれついてのキザ野郎がよく似合う(笑)

いや、サーカスの基礎があるせいか、すごいんですよ、彼のシーンは。ココが見どころなんじゃないか、と思ってしまったほどあんな風に体を鍛えているんですねえ

ヴァンサン・カッセルの私生活の妻は『イタリアの宝石』と呼ばれている、モニカ・ベルッチ。美しいですよねえ~~~完璧です。女性から見てもクラっときちゃいますねえ。

一般の観客に忘れられがちなのが音楽。音楽担当のデイビット・ホムルズのセンスはGOOD!!ですね。この映画の全編を流れるイメージを形付けているのは、このいかしたアイルランド・ロック!!かっこ良いですねえ。

他にはなくてはならない役どころのイエンですか。あんなに、ちっちゃくコンパクトになってしまうんですねえ。(何の事かは、ネタばれにつきこちらには書きません。)

ああ、そして、マット・デイモン。あの脚本でOKなの...!?もっと要望を出しても良かったのでは?でも、お祭りだから...ま、いっか。

今回からきっちりとジョジ・クル/プラピ/マットという位置付けも明確になった事ですしネ

ジミー大西に似ていると言われようが、応援してるよ!

がんばれ、マット!!

次は、ボーンスプレマシーだ!!