スクリーンに恋をして&ライヴレポ

エレカシファンです。しばらく更新できず、すみません。

エレカシ ファンの本上まなみさんから大杉漣さんへ 「いいとも」つながり

2009年10月21日 14時42分15秒 | Weblog
え~っと、久々にエレカシのお話です


今日の「笑っていいとも!」は大杉漣さんでしたね


しかも、けっこう前に、みやじとの対談本を出された

阿川佐和子さんから(注:その本はみやじだけではなく、

多数の著名人との対談本です。)

言わずと知れたエレファントカシマシファンの本上まなみさんへ。


そして本上さんからのテレホンショッキングの友達紹介が、

大杉漣さんだったのです



もう、これは何かエレカシの話をしてくれるんじゃないかなぁ~~?と

思ってお昼休みはウキウキウォッチングでした



で、期待どおりに出ましたねぇ~~!!!エレカシの話題が!



それも、本上さんから大杉さんへのメッセージが

「あるコンサートの客席で偶然、漣さんと近くの席でした」

というもの。



も、エレカシファンなら、そこでピン!ときますよね



そこで大杉さんが


「たぶん、そのコンサートというのは…

エレカシの野音コンサートですね…」と

照れながらおっしゃっていました


本上さんも、大杉さんも、お互い恥ずかしくて声をかけられなかった…と。



ああ、なんて、なんて、シャイなエレカシファンらしいエピソードでしょう!!!



本上さんのエレファンとして機転を効かせたメッセージで

大杉さんも自然な形でエレカシを語れたんですよねぇ。

本上さん、ありがとう、グッジョブ!




で…その話題にタモリさんが「…エレカシって解散しちゃったよね…」って

言ってて、これには大杉さんもTV観ているエレファンもびっくり!



「いや、バリバリ活躍してますよ、今回のアルバムも良かったし…」

的な事を大杉さんは、タモリさんに必死に説明して下さいました


どうやらタモリさんはミシェルガン・エレファントと

勘違いしてしまったらしいのですが…


いや…タモリ倶楽部の「江戸古地図」であんなに

宮本と盛り上がってたじゃあありませんか???タモリさん…

「解散…」一昔前なら、シャレにならねぇその言葉…

今なら笑えるけど…

タモさん、そりゃあないよ…と思わず独り言をつぶやいてしまいました


「…悪気がねぇのは、わかるけどさ」by みやじ



さて、いよいよ、今週末のエレカシ野音ですが

大杉漣さんはご自分のライヴがあるようなので

24日は確実に、漣さんを野音で探しても

いらっしゃらないのですね…

相変わらずダンディな大杉さん、素敵な俳優さんとして

応援しております!



本上さんも、今お子様小さいので、野音に足を運ぶのは無理なのかな…。


本上さん、清潔感があって大好きですよ

綺麗な女優さんだから、もし野音にいたら、目立つだろうなぁ~~

EVERY LITTLE STEP (ブロードウェイ♪ブロードウェイ コーラスラインにかける夢)

2009年10月19日 00時29分46秒 | Weblog
「EVERY LITTLE STEP」
邦題(ブロードウェイ♪ブロードウェイ コーラスラインにかける夢)


マイケル・ベネット原案・振付・演出

監督: ジェームズ・D・スターン

監督 リチャード・アッテンボロー
製作総指揮 ゴードン・スタルバーグ 原作 -
音楽 マーヴィン・ハムリッシュ 脚本 アーノルド・シュルマン






この作品に関しては劇団四季の安倍 寧さんのブログをぜひに!

この人の話はいつも実に興味深い!


※勝手にご紹介します。

http://blog.avexnet.or.jp/abe/diary/2008/07/15_694.html




映画も四季の舞台も観たコーラスライン。


マイケル・ベネットの、手足を上手く使って

空間を意識させる振り付けが現在もなお、黄金率なのだろうと思う。



2008年のブロードウエイ再演の為のオーディションを

そのまま映画化したもの。



舞台に情熱を捧げる俳優達の、壮絶とも言える

生々しいオーディションの様子をカメラは映画の為に記録し続ける。



オーディション会場では、彼女しか考えられないと

審査員も絶賛していた志願者が、

実際に大きな舞台ステージに立たせてみると

まるで別人のように萎縮してしまったり、

オーディションの演技だけで

観ているこちらも泣けてしまうほど

そして実際に審査員を泣かせてしまうほどの

演技力をみせる志願者も。



初演の役者や、コーラスラインの初演当時のエピソードなども

ふんだんに盛り込まれ、オーディション会場の

緊張感もそのまま伝わってくる、

ミュージカル好き、舞台好きの方に

ぜひおすすめの作品でした!



「八月のかりゆし」

2009年10月16日 17時09分27秒 | Weblog
「八月のかりゆし」


監督 高橋巌/脚本 高木弓芽/音楽 斉藤和義/撮影 岡雅一


キャスト
テル:松田龍平
マレニ:末永遥
アキ: Tama(Hysteric Blue→The Screaming Frogs)
リウボウ:村山富市(特別出演)
キジムナー:斉藤和義
マレビト:北川えり
柳口タダシ:嶋田久作
エイミ:きゃんひとみ





「八月のかりゆし」は斉藤和義さんが音楽担当&

キジムナー役で出演しているから、

というだけの、不純な動機で観ました


他の映画や漫画の中では、キジムナー(がじゅまるの木の妖精?妖怪?)

というと、たいてい子供の姿で登場するのですが、

まあ、この映画の監督さんが、何か斉藤さん自身に

キジムナーのような不思議ちゃん?を感じたのか、

特に特殊メイクも無しの、アロハシャツを着た

ごくごく普通の斉藤さん、そのまんまの姿で

ある意味、衝撃の登場でした!!!


全体としては沖縄の美しい風景や家屋が満載で

沖縄へ行った事がなく、ただあこがれているだけの私などには

沖縄の映像美を楽しむのに最適な映画でした。



私の住む北海道にはないような、

沖縄の郷土料理についての場面もあり、

とても興味深く観る事ができました。



ちまたでは、ある種難解とされているストーリーですが

これは少しwiki等で民俗学について調べると

ぼんやりと輪郭が見えてはきました。


ユタ、キジムナー等はもうポピュラーなものに

なっているかもしれませんが

あともう少し随所に民俗学的な説明を加えてくれると

観る側もそういうものなのか…とおぼろげながらも

ストーリーに集中する事ができ、

悲しい場面でも泣けたのかもしれませんね。


何か演出的に惜しい気がします。



ですが、そんなに深くは知らないのですが

私の住む北海道にもアイヌ伝説やアイヌの信仰が存在し

(自然に畏敬の念を持ち、自然そのものに

神々が宿るという考え方)共感を持っているので

このストーリーの大まかな部分では、なんとかついていく事ができました。


マレニ役の末永遥さんが、とてもさわやかでしたし、

楽曲は聴いた事がないのですが、元Hysteric Blue

現在The Screaming FrogsのTamaさんなども

(演技はともかく)個性的な声の持ち主で

印象に残りました。


さらに、村山元首相がけっこう重要な役で出演されていたので

ほのぼのとしてしまいました

「スウィングガールズ」  「神童」

2009年10月14日 16時28分20秒 | Weblog

「スウィングガールズ」





監督 矢口史靖
製作総指揮 - 原作 -
音楽 ミッキー吉野 、岸本ひろし 脚本 矢口史靖

上野樹里(鈴木友子・テナーサックス)
貫地谷しほり(斉藤良江・トランペット)
本仮屋ユイカ(関口香織・トロンボーン)
豊島由佳梨(田中直美・ドラム)
平岡祐太(中村拓雄・ピアノ)
あすか(久保千佳・アルトサックス)
中村知世(岡村恵子・アルトサックス)
根本直枝(大津明美・テナーサックス)
松田まどか(清水弓子・バリトンサックス)
水田芙美子(山本由香・ベース)
関根香菜(渡辺弘美・ギター)
辰巳奈都子(小林陽子・トロンボーン)
中沢なつき(木下美保・トロンボーン)
前原絵理(吉田加世・トロンボーン)
長嶋美紗(宮崎美郷・トランペット)
あべなぎさ(下田玲子・トランペット)
金崎睦美(石川理絵・トランペット)
竹中直人(小澤忠彦(数学教師))
白石美帆(伊丹弥生(音楽教師))
小日向文世(鈴木泰三(友子の父))
渡辺えり子(鈴木早苗(友子の母))
谷啓(森下(音楽の先生))
金子莉奈(鈴木亜紀(友子の妹))
桜むつ子(鈴木みえ(友子の祖母))
眞島秀和(高志(自動車工場の工員))
三上真史(雄介(自動車工場の工員))
福士誠治(井上(野球部3年))
高橋一生(部長(吹奏楽部の男子生徒))
田中要次(パチンコ店の店長)
徳井優(カラオケボックスの店員)
木野花(スーパーフロアの主任)
大倉孝二(スーパーフロアのチーフ)
西田尚美(真澄(音楽教室の生徒))
菅原大吉(音楽ホールの司会者)
谷本和優(聡(音楽教室の生徒))
小形雄二(列車の車掌)
江口のりこ(楽器店の店員)
佐藤二朗(バス運転手)
森下能幸(弁当屋)
宝井誠明(久保田先生)
坂田聡(パチンコ客)
岩佐真悠子(千恵(女生徒))
森康子(老婆)
林田麻里(公園前の奥さん)
武田祐子(テレビのアナウンサー)




上野樹里さん主演という事で、いつか観てみたいなぁと思ってた作品。


もう少し専門的な場面を期待していたのですが

音楽モノ…というよりは、やはり何か一つの事を

みんなで成し遂げる快感…それが青春だ!という

雰囲気は伝わってきました。



樹里さんの他、貫地谷しほりさん、本仮屋ユイカさんも

良い味出してくれてました


なかなか「スウィング」の

本質をつかめずに悩む生徒達が、

信号を渡る時の音で

初めて「スウィング」を感じとる瞬間のシーンは

印象に残ります









「神童」





監督 萩生田宏治
製作総指揮 - 原作 さそうあきら
音楽 ハトリ・ミホ 脚本 向井康介

成海璃子(成瀬うた)
松山ケンイチ(菊名和音(ワオ))
手塚理美(成瀬美香)
甲本雅裕(長崎和夫)
西島秀俊(成瀬光一郎)
貫地谷しほり(加茂川香音)
串田和美(御子柴教授)
浅野和之(小宮山教授)
キムラ緑子(菊名正子)
岡田慶太(池山晋)
佐藤和也(森本)
安藤玉恵(三島キク子)
柳英里沙(女子中学生)
賀来賢人(清水賢司)
相築あきこ(体育教師)
頭師佳孝(井上)
竹本泰蔵(指揮者)
モーガン・フィッシャー(リヒテンシュタイン)
三浦友理枝(相原こずえ)
吉田日出子(桂教授)
柄本明(菊名久)



ピアノの話らしいので、こちらも観てみました。

これも漫画が原作なのかしら?
このごろ多いですねぇ…


成海璃子さんはこの映画を撮った時は

中学生で13歳くらいというから、もう驚きです!!!

今後がすごく楽しみな若手女優さんですねぇ


相手役には松山ケンイチさん。


あら、先ほどのスウィングガールズに出演していた

貫地谷しほりさんがこちらにも



…原作は読んでいないですし

成海璃子さん、松山ケンイチさんも

大好きなのですが…


何か…もっともっと壊れそうなくらい繊細で

ピーンとはりつめた緊張感のある雰囲気を出せる

キャスティングも、また、ありかなぁ…?と思いました。

THE BOOM 20th Anniversary Live Tour 2009

2009年10月12日 23時28分23秒 | Weblog
「THE BOOM」20周年記念全国ツアー「My Sweet Home」 in Zepp Sapporo






札幌モエレ沼公園、そしてライジングサンに続いて

Zepp Sapporoでの「THE BOOM」ライブに参加してきました。



いつもながら、ファンの方もバンドも、格別にあったかいですねぇ

宮沢さんの人柄がそうさせるのでしょうか…。




宮沢さんとギターの小林さんは、小学校からの友人との事ですから

共に迎える20周年は感慨深いモノがあるでしょうねぇ…。


ここしばらく弾き語り寄り道コンサートやGANGA ZUNBAでは

聴けなかった「島唄」をまた聴けるようになって

嬉しさもひとしおです。


20周年おめでとうございます





アイデン&ティティ

2009年10月09日 17時27分22秒 | Weblog

「アイデン&ティティ」





監督 田口トモロヲ/製作総指揮・原作 みうらじゅん

音楽 白井良明 、大友良英 、遠藤賢司

脚本 宮藤官九郎



キャスト/
峯田和伸(中島)
麻生久美子(彼女)
中村獅童(ジョニー)
大森南朋(トシ)
マギー(豆蔵)
コタニキンヤ(岩本)
岸部四郎(事務所社長)
平岩紙(しおり)
野村祐人(タカハシ)
夏木ゆたか(司会者)
大杉漣(編集者)
小林麻子(ミサ)
村上連(サトウ)
三上寛(居酒屋『なまず』の店長)
ポカスカジャン(ストリートミュージシャン)
あき竹城(中島の母)塩見三省(中島の父)


私は「少年メリケンサック」を先に観ているのですが

この「アイデン&ティティ」も同じく銀杏の峯田主演、

そしてクドカン脚本なので

早く観たいと思っていました


「アイデン&ティティ」は私が思っていた

インディーズバンドではなく

もうすでにスマッシュヒットを飛ばしたバンド…という設定でした。



峯田は「少年メリケンサック」でも良かったですけど

この「アイデン&ティティ」はもう少し若い時ですし、

やはり瑞々しいというか、新鮮な感じを受けました。


いつも思いますがボーカリストって、役者としても

その素質を持っている方が多いように思えます。


歌を唄うという表現方法と、

抑揚をつけて芝居のセリフを発する、という

表現方法が非常に近い種類のものだと思うんです。

研ぎ澄まされた感性を必要とする所も、これまた同じ。


逆に役者さんで、音楽が好きな方も多いようですよね


今回、トシ役の大森南朋さんも

最近斉藤和義さんの関連でよくお見かけしますね。

大森さんはミュージシャンになりたかったらしいですよね



ストーリー的には、う~ん、男の人との感覚的な違いなのか

ちょっと引き気味で観てしまいましたが



麻生久美子さんは雰囲気良かったですね~。

今回一番共感できたのは麻生さんの役かもしれません



そういや「色即ぜねれいしょん」はまだ観てないのですが

こちらも監督、田口トモロヲさん、原作みうらじゅんさん。

そして、峯田と黒猫チェルシーのボーカルが出演という事ですね。

さらに、くるりの岸田さんもですね

そんで、マドンナには、今注目の臼田あさ美さん。


いつか観てみたいと思います~

いつも通りの通りを通り行く

2009年10月07日 17時47分00秒 | Weblog

前回のライジングサン特集の「ジョージGGTV」では

残念ながら、エレカシの映像が無かったですねよぇ…

も、ジョージったら…。

でもライジング好きそうだから、許す(なぜか上から目線)




明日の放送では、どうでしょうねぇ…。

う~ん、あれだけの出演バンドを1時間で…というのは

無理かも…








北海道限定写真です。

イベンター配布の小雑誌に

ライジングの時の写真が、ちっさく掲載されています



あまり他のフェスと変わりないか…。

いつも通りのみやじですね…

ハチミツとクローバー

2009年10月05日 00時40分11秒 | Weblog
羽海野チカさん原作の漫画「ハチミツとクローバー」
今、読んでいる途中です。
(まだ3巻の途中です)


しかも友達に借りてね…。
(大人なら買いなさい…と言われそうですね)


作中のキャラ、森田さんがエレカシ宮本に似ていると…

エレファンなら、すでにみなさんご承知の事とは思いますが…

私も友人に「宮本に似ているよ」と聞いた事があったし

本屋さんに置いてあるハチクロの表紙の絵が
やはり…「に、似ている、みやじに似ている…」
とは思っていました。


でも、ここ数年漫画を買うのも読むのも
時間とお金がかかるので、なかなか原作を読む
チャンスがなかったのです。





最近、原作漫画を少しずつ借りて読みはじめる事ができたのですが
これが、まあ、似てますねぇえええええええ~~~~

作者の羽海野さんはエレカシをお好きかどうかわかりませんが
キャラデザインはもとより、キャラの性格、セリフなど
ファンなら知っている細かいエピソードが
随所にちりばめられていて、本当に驚きました。

これからゆっくり読み続けていこうと思います。
楽しみ。


ハチクロ映画版の蒼井優さんも雰囲気すごく良かったですね

伊勢谷友介さんが森田さん…というのも格好良すぎですが
漫画より先にすでに映画を観ていたので
その時は、あまり先入観なく観る事ができました…。

TV版は御本人がエレファントカシマシのファンでもあるという
成海璃子ちゃんだったようです。

こちらもかわいい
TV版はちゃんと観てないので、いつか観たいなぁと思います…

久々に少女マンガ読みましたが、癒されますねぇ~

20世紀少年<最終章>ぼくらの旗

2009年10月02日 17時32分05秒 | Weblog
ちょっぴりネタバレあり。

<<注意>>知りたくない方は絶対に見ないで下さい!!!










20世紀少年<最終章>ぼくらの旗

監督/堤幸彦

原作/浦沢直樹

出演/唐沢寿明:豊川悦司:常盤貴子:平愛梨
香川照之:石塚英彦:宮迫博之:藤木直人
古田新太:森山未來:小池栄子:黒木瞳 ほか









映画の3部作というのはラストの締めがいつも難しいですよね。


私は前回も書きましたが、まだ浦沢さんの原作を読んでいないのです。


以前読んだ「モンスター」も「パイナップル・アーミー」も

面白かったので、どうせなら一気に揃えて読みたいのですが

今は時間もお金も無いので…。



原作では誰なのかわかりませんが、映画では「ともだち」の正体は

フクベエになりすましたカツマタ君…であった…というのが

真相なのでしょうか…?



見終わった時点では、そういう風に自分で納得して席を立ったのですが

その後から「ん?それじゃぁフクベエって、

本当はいつの時点で死んだんだろう…?」って

よくわからなくなってきました



悪質な悪戯によって、その存在を否定され

クラスの仲間から「死んだ」という扱いを受けていたカツマタ君。


同窓会で「フクベエ」とされていたのが

実はすでにフクベエになりすまして参加していたカツマタ君。


ようするに「ともだち」は同窓会にちゃっかり出席していた事になりますよね…?



劇中に「フクベエがその後死んだ」という意味の

セリフがあったように思いますが

詳細を聞き逃してしまったようです。

実際のフクベエはいつごろ、どんな状態で亡くなったのでしょう?



選挙演説をしていて、山根に撃たれてしまった

あの男だったのかなぁ?とも考えましたが、

あれは単なる「ともだち」の信者で、狙撃に備えた替え玉だったと

考えた方がよいのでしょうか?


それがはっきりとわからないので、何だか後からモヤモヤしてしまいました。





しかしながらこの映画の核は「ともだち」が結局誰であるかが、

最重要なわけではないのだろうと思います。


言うなれば「ともだち」になりうる人物は、

私達のそばに、どこにでもいるのだ、という事なのでしょう。

現実にいろいろな事が起きているわけですから…。


ラストの屋上でのシーンは、あんなモンスターを二度と

作らない為の、バーチャルの未来でも、夢でも良いと、

一縷の望みを託した爽やかなシーン…だったと

思いたいのですが…


いやぁ~、ともだちの少年時代、あのK君では、美少年すぎるでしょ…

もし男の子にいじめられてても、女子がほっとかないでしょ=!

大人になったら、モテまくって美味しい人生っしょ=!と

映画観ながらさんざん突っ込みを入れまくりました



正直、1章、2章を見終わった後のような爽快感は

なぜか感じる事ができませんでした。



1章、2章はケンヂ、カンナ、オッチョ等の活躍が爽快で

娯楽映画として充分に楽しめたのですが

3章を見終えた時は、「ともだち」にもそれほど共感できず

1章で感動したケンヂにも、あまり思い入れができなかった…

そんな中途半端な気分だったような気がします。

いえ、むしろ悲しい気分になったのでした…。



それだけこのストーリーは

一見、奇想天外な話のようであって

実は、いろんな過去の事件を思い起こさせる

けっこうリアルでシリアスなものだった…と

いう事なのです…


浦沢さんの原作、いつか読むぞ~