スクリーンに恋をして&ライヴレポ

エレカシファンです。しばらく更新できず、すみません。

エレファントカシマシ 札幌ペニーレーン24 

2008年04月30日 01時13分16秒 | Weblog
2008年4月29日

エレカシ starting over 「ペニーレーン24」


※この記事には記憶違いもたくさんあると思います。

最初にお断りしておきますが、セトリやMC等、

あやふやな部分、間違ってる部分があるかもしれませんので

予めご了承ください ※


補足:この記事はライヴ当日の深夜UPしましたが、
セトリに不安がある為、今朝(4月30日朝)
追加事項を書き足しました。
MCに関しても多少思い出した事を書き足しました。



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今日の客層を見て、あきらかに若いファンが増えたなぁ~と確信した。

お洒落な格好をした女の子や、若い男の子も多い。

ソールドアウトだったけれど当日券待ちの人もけっこういたらしい。

会場入りまでずいぶん待ち、時間もけっこう押し気味だった。

スタッフに「会場に入りきらないので、もっと前につめて下さい~!」と2回ほど言われた。

(入りきらないなんて)「エレカシには珍しい…」と、誰かがつぶやく声が聞こえた。

そうだよね…私も前回は職場を18時に終えて

地下鉄で着いたのが開場10分前くらいだったけれど、

その時はそれでも会場の真ん中ほどに行けたものだった。





蔦谷くんと晝海幹音くんが参加していた。

北海道出身の二人は、「別々に頼んだけど、二人とも引き受けてくれたんです。」

と宮本が言っていた気がする。

5月2日と3日のCCの為の、前練習かな。




宮本、白シャツ、黒パンツ、黒ジャケ。

石君側の奥にMACノートブックがあった。

打ち込みを使ったり、石君はシンセギターを弾いたりしてた。



「札幌の街を歩いたら、空気が良くてね、あまり疲れないんですよ。

酸素が多いような気がするんです。

東京だと、ちょっと歩いたらすぐ息切れしちゃうから…」

みたいな宮本のMC。



「今日はみどりの日ですよね」と宮本。

すると、会場から「昭和の日だよ~」という声が…。



たしかに、帰ってから調べてみると、「みどりの日」は5月4日に移動していた。

1989年から2006年までは、たしかにみどりの日は4月29日だったようだ。


宮本は、酸素が多い話から、みどりの日→北海道の自然の話を、

しようとしていたのかもしれないなあ…


会場の訂正の声に、「え?みどりの日じゃないの?」ときょとんとした後、

照れ笑いをして「みどりの日の話」はそこで終わった。


「昨日から札幌入り。古本屋に行ってきました」


ん~、どこの古本屋に行ったんだろうな~?




メンバー紹介。


「ダンディーでピュアなせいちゃん」て言ってたような気がする。

「もはやバンマス蔦谷クン31歳です」

「バンドの父?(お父さん?)ドラムス、トミ~」と言っていたような…。

「相棒です。いつも一緒の石くん」

「元東京事変、札幌出身31歳。ヒラマくん、イケメンです」て言ってたかな…。

アンコールでも再度メンバー紹介してました。


「流れゆく時のむこう」→「流れゆく東京のむこう」と歌っていたような。2回くらい。


スタオバの宮本と石くんのギターの掛け合い、良かった。

宮本のギターがたくさん聴けて嬉しい。

トミのドラムもせいちゃんのベースも心臓にズシンズシンきました。

この音圧が好きだ。

体内マッサージされてるみたい。

普段眠ってる血が騒ぐようだ。



たしか「こうして部屋で~」のイントロ部分に

「古本がぁ~、新聞がぁ~♪」というアドリブの曲を歌っていた。


後、「風」か「翳りゆく~」の前に

「どこへ…どこへ行くの~」と町丘風のアドリブを入れていたような気がします。

後はあちこちで既出のMCとあまり変わらないかもしれませんが

「煙草屋のおやじの話」とか「いろいろあるけど、大丈夫だ!」とか…。


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セトリ



DEAD OR ALIVE

今はここが真ん中さ

悲しみの果て→(一晩明けると、どうしても悲しみの果てを
演ったかどうか思い出せなくなりました。どなたか教えて下さい…)

さよならパーティー

今宵の月のように

笑顔の未来へ

リッスントゥザミュージック

こうして部屋で寝転んでるとまるで死ぬのを待ってるみたい

starting over

翳りゆく部屋

四月の風



FLYER

ガストロンジャー

桜の花、舞い上がる道を

俺たちの明日

花男

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…だったような気がします。

曲名も曲順も、よく覚えていないんです。

あくまでも(気がする)だけなので、

間違っていたらどなた様か教えて下さい


アンコール黒シャツ。

「照れるなあ」とか言っていました。


アンコールの「花男」は、すっごい嬉しかったんですけど、

実は偶然会場前のリハの音…というか

リズムがかすかに聞こえて…あ、花男だ…て、私、わかってしまっていました。

でも、わかってても花男、盛り上がる。すっごく良かったなあ~。


ガスト、桜、俺明日、花男は、なんとなくみんな声が出てて、小さく合唱が起こった。ライジングみたい。

「このごろ気がついたんですけど、みなさん熱いですねえ~」と言っていた。


始終ご機嫌そうだった宮本。

札幌の場合は、ライジングでファンがこんなについたんでしょうね。

盛り上がりがフェスっぽい。

ラストの方は前の方でモッシュもあったし。

あとは、テレビ・ラジオ出演の成果かな。







良かったね。宮本。

今日は楽しかった。

私にとっては、エレカシライヴにしては、宮本のオーラが明るくて、

以前のように胸をぎゅっと締めつけられるようなライヴではなかったけれど

宮本が良ければそれで良い…それを愛と呼ぶとしよう…てへっ。

エレカシ 野音 今年は思い出だけで過ごすこととしよう

2008年04月28日 09時46分54秒 | Weblog
エレファントカシマシ

2008年6月28日(土) 日比谷野外大音楽堂  17:00 開場/17:30開演 雨天決行
チケット料金:指定席・立見席 ¥5,250 (税込)
チケット一般発売日:5/25(日)
お問合わせ :DISK GARAGE 03-5436-9600(weekday12:00~19:00)


…今年の野音は…行けません。

会社の社員旅行とガッツリ重なっていますがな。

まあこれで確実にチケット1枚だけ競争率が減りましたよ。

…みんな、私の分も楽しんで来て下さいね…。


はい、私は思い出だけで過ごします。ええ、ええ。







野音入り口







赤羽団地






赤羽団地への階段


う…なおさら行きたくなってきた…ダメだ…。


まあ、明日のペニーレーンとCCレモンには行くんですけどね

でもでも…野音は特別なんだよぉぉおおおおおおお~~~~。


ふう…まあ、気を取り直してEZOの第2弾、第3弾発表に期待しつつライジングを待とう。


…でも、でもでもでも野音は特別なんだよぉおおおおおおおおおおおおお~~~~。

(ファンにしかわからないこの特別感






関係ないですけど先日久々にシンディーローパーのライヴをTVで観た。

ファーストアルバムから3枚目くらいまで好きで聞いていた。

だから、そんなに熱心なファンじゃないけど。

札幌ライブにも行った。すごい声だった。


あれから何年…?でも相変わらず素晴らしい歌声だった。

オベーションもスライドギターも弾き語りで歌っていた。

上手い。


この人は本当に音楽が好きな人なんだ。

そしてなんてピュアで情熱的な人…。

ひしひしと伝わってくる。


かけよって抱きしめたいキュートなおばさんだ。



TVの解説者が行っていた。

「あらためて聞くと、本当に歌上手い人ですよねえ~」って。


あたり前だよ。

シンディは昔っからものすごく歌がうめ~んだよっ!


まあ、あらためてプロの解説者がそう思ってくれたんですよね♪



私のアンテナは狂っちゃいない。いつも少数派だけど。



年齢を経て、音楽に対しては、ますます臭覚がするどくなっている。

ピュアな心へ、ピュアな音へ…。

自分が汚れてしまったから、なおさらわかるのかもしれないけど。


本物って、きっと、飾りたてなくても、ひっそりと自ら輝いてるもんなんだ。

BAMP OF CHICKEN ホームシップ衛星 in 「札幌きたえーる」

2008年04月28日 01時29分36秒 | Weblog

BAMP OF CHICKEN ホームシップ衛星 in 「札幌きたえーる」






バンプ「札幌きたえーる」に行ってきました。


私にとっては昨年のライジング「EZO」以来のバンプ。


CDやDVDはほとんど持っていますが、まあ、年齢の事もアリ

ワンマンライブ参加は初めて…なので

バンプについては初心者な自分です。



「きたえーる」は通常体育館として使われているので

私も何度か体育競技の観戦の為に足を運んだ事があり

スタンド席でゆっくり参加…という事も考えましたが

やはりアリーナの席をチョイス。私はDブロックでした。







スタートでスクリーンに映し出される美しいCG。

今回の「orbital period」アルバムの中のブックレットストーリーと

連動している輝く星の鳥が、「メーデー」で歌われた

「人の心(の悲しみや涙)で、できた水溜り」のようにも思える

湖に飛び込んでいく、美しい映像だった。




セットリストはきっと熱いファンの間では周知されていると思うので掲載しませんが、

あの音楽専門のハコではない、だだっ広い体育館で、よく

あれだけの高いクオリティでステージングしてくれたなぁ~と思いました。


いやぁ、プロをつかまえて何ですけど、このバンド、演奏上手いですねえ~。

ドラム升クン、特に上手いな~と思った。

もちろんギター、ハテナッチ君、ベースのちゃまクンも、こなれてて、

ブルース系の泥臭い演奏に耳が馴染んでいる私には、なおさら

とってもお洒落なフレージング、そして洗練された音質なのだった。


もちろんここに書くまでもなく、藤原君の楽曲の素晴らしさ

そして並外れた才能とその恐るべき感受性も

充分に感じた。そして、さらにさらに、藤君、ギターも上手いんじゃないすか!!!


ソロ弾いてるし、センス良いし…。


なんですかね~、世代なんですかね~、

生まれた時から、すでに良い音を聞いて育った感性…。


こんなにバンド4人全員のクオリティが高くて…うらやまし…。



ファンのコたちもお洒落なコが多い。男の子も多かったな。

会場入りの列では、ほとんどのファンがバンプのタオルを肩にかけて

並んでいたので、なかなか壮観な光景だった。


元気をもらいました。

ありがとう。

エレファントカシマシ  「WE!」4月号  NO.2

2008年04月10日 00時21分39秒 | Weblog
-今だからこそ歌える歌や言葉というのはありますか?-


「例えばカバーの曲って、今まで僕ら一度もやったことなかったんですよ。でも今回アルバムに入れた『翳りゆく部屋』(荒井由実)はもともとすごく大好きで。ユーミンの世界特有の、恋愛をテーマにしてるんだけどもっと深い哲学みたいな何かっていうかさ、そういうものを感じてたし。
それを今までは自分でカバーするところでとどまってたものが、改めてメンバーでちゃんとレコーディングして、しかもアルバムに入れるっていうのも、何かそういう歌を大事にしていこうっていうことに繋がっているのかもしれないね。ファーストアルバムの時は、カバーの曲を入れるなんて思いつきもしなかった。

実は今回も最初は考えてなかったんだけど、ライヴでやったらすごく評判がよくて、レコード会社の人とかもみんな乗ってくれてですね。だったらレコーディングしちゃおうかなって。最初は別にそんな…って思ってだけど(笑)、結果的に入って良かったですよね」


-『桜の花~』は、リリース前からライヴでは披露済みだそうで。-


「ライヴの中においてはひとつのクライマックスというか、一番印象的なところに置いています。『俺たちの明日』『笑顔の未来へ』('08年1月)と合わせて僕らの中では<三部作>と呼んでいますが、この曲はひとつの到達点だし大事な曲なんで、ずいぶん完成まで時間がかかっちゃって。

桜って四季折々に表情があって明るい印象があるし、日本を象徴する非常に分かりやすいキーワードだと思うんですよ。春に咲いて、初夏の花が散っちゃった後んp青葉の桜もすごくキレイだし、枯れちゃってもまた春がやってきて咲く…みたいなのが、すごい人生観と重なるっていうかさ。僕らも輝きを求め生きてて、落ち込んじゃうんだけどまた一歩一歩踏みしめてくっていう…そういう意味で、なかなか分かりやすくていいキーワードだなって。

<例えりゃ人生は花さ/思い出は散りゆき/ああ 俺が再び咲かせよう>っていう歌詞そのままに。なんか。そういうことかなあって思いました」



-今回のツアーでも、さらに歌い込まれて曲が育っていくんでしょうね-



「はい、おっしゃるとおり。曲っていうのはお客さんと一緒にそうやって磨いていくことで強くなって、ホントいろんな表情をライヴごとに見せるんだよねぇ。同じ曲でもさぁ。
『悲しみの果て』なんて何回歌ったか分からないけどさ、毎回違うんですよ。そこがすごいところだと思います。もともと、そういうものなんだろうしね。

札幌は、単独ではすごく久しぶりのライヴになるんですよね。いつもやってる素敵なライヴハウスで、今回のアルバムの曲が中心なんだけど、力強く歌いたいって思います」



以上 WE!4月号よりテキスト抜粋~インタビュアー YUKARI SANAMIさん(WE!)~

エレファントカシマシ  「WE!」4月号  NO.1 

2008年04月06日 01時40分05秒 | Weblog
札幌のイベンター「WESS」発行のフリーペーパー「WE!」4月号に

エレファントカシマシ宮本さんのインタビューが掲載されていますので

インタビュー記事を抜粋させていただきます。


インタビュアーはWE!の(YUKARI SANAMI)さんです。


-さまざまな節目が重なった昨年、あらためてバンドを顧みたりされましたか?-

宮本「ああ、そうですね。移籍して最初に『俺たちの明日』('07年11月)っていうシングルを出したんですけども、それはもともとCDになる前にライヴで発表しておりまして。そういった形でこれまでもライヴの中でアルバムに入っている新曲をみんなに聞いてもらってはいたんですけど、この『俺たちの明日』って曲には、何かこうスタートを感じさせる…現在の立ち位置から過去を振り返りながら、それで俺たちの明日に行く、っていうそういう思いが。バンドも4人同い年で、おっしゃるとおり20年以上続けていまして、そんないろいろな思いをこの曲でちゃんと形にできたのがすごくいいスタートになったかなって気がしてます。そこから『STARTING OVER』に繋がっていったっていうか」


-アルバムにはストレートな強さと優しさを同時に感じましたが、コンセプトは?

宮本「すごく大事にしたのは、メロディと自分の声とか。今まで決しておろそかにしてきたわけじゃないんですけど、意識的に自分の声質や歌詞にあったメロディ、<自分の歌>みたいなものをすごく意識して、丁寧に一曲一曲レコーディングしてったっていうところがありますね。特に僕ら、若い時はホントに<ロックバンド>として世に出てすごく…こう情念みたいな、感情的なものをガーッて歌にブチまけるっていう部分を強調されてたりとか。その後20代から30代前半を経て、『今宵の月のように』('97年7月)ではすごく爽やかさみたいなものも出て来るんですよ。で、40になるとさ、今度はやっぱりすごく自分たちのホントの部分、丁寧に歌うみたいなところも含めての表現っていうことをすごく意識してやったというか。そういった、何しろ丁寧に歌うってことでございました。」


-確かにデビューから現在まで、その時代時代ごとでイメージがハッキリ分かれている印象が強いですよね。


宮本「ねえ。でもみんなそうなんだよ、きっと。俺たちはたまたまレコードって形で記録が残ってるけど、10代の時ってやっぱりきっと、不安と夢とロマンとね、いろんなものがこう混ざって。それから段々、現実の自分っていうものに直面して…僕も若い時は、40歳の自分はもっともっと立派なものだって思ってたかもしれないし。でも今、すごく一生懸命歌を歌ってるっていうことに気づいた自分がいる…って言ったら変なんですけど(笑)」


~VO.2へ続きます~