野球の大会と新聞

夏の高校野球は1915年スタートで朝日新聞が主催、春の選抜高校野球は1924年スタートで毎日新聞が主催している。

東京六大学野球は1903年の早慶戦が起源だが、６校揃ったのが1925年。どの新聞社が影響しているかは不明。ちなみに大学野球は連盟の数がやたら多い。

社会人野球の中の都市対抗野球は1927年にスタートし、毎日新聞がバックアップしてきた。

高校野球は夏は朝日新聞、春は毎日新聞が主催者になっているが読売、産経など他のマスコミも大きく取り上げている。郷土の代表、高校生のすがすがしさなどでファンが多いからだろう。
一方で、社会人野球は毎日新聞のみが報道しているといっても過言ではないだろう。プロ野球に入って活躍する選手も多く、最近ではクラブチームで注目のあるところが出てきているし、吉本興業もクラブチームを立ち上げるようである。

インターネットの普及で新聞に記事が出なくても色々な情報がつかめる便利な世の中だが、新聞ではブームや話題を作り出す力をまだまだ持っている。

スポーツでのニュースの取り上げ方も新聞やテレビなどの従来型マスコミは偏りがある。