KOfyの「倍行く」人生

バイクで人生を“2倍”楽しみたい。勝手気ままな日記代わりの備忘録。

靱公園のホームレスの強制退去

2006年01月31日 | 世の中あれこれ
1月30日、昼食を取りに外出したついでに靱公園に立ち寄った。バラ会議の公園整備上の邪魔になるということで、ホームレスを行政代執行法に基づいて、強制対処させた。



概要は、以下の日経新聞の記事参照。

「大阪市、2公園の強制撤去を終了・ホームレス1人逮捕」(日経新聞1月30日22:00)

 大阪市の公園に居住するホームレスのテントの強制撤去について、市は30日午後、靱公園(西区)と大阪城公園(中央区)で行政代執行を終えた。靱公園では激しい小競り合いの末、市職員がホームレスや支援者数十人を強制排除し、最後のテントを解体。午後2時40分に終了を宣言した。
 撤去したのはホームレス19人が暮らすテントなど計27物件。撤去の直前に3人が退去した。作業中に、ホームレス側の2人が転んで頭や足を打ったとして救急車で搬送された。
 府警は同日、撤去の準備のため公園の出入り口を閉鎖する作業中の市職員(44)をチェーンで殴り軽傷を負わせたとして、ホームレスの男(55)を傷害容疑で逮捕した。
 公園外に出されたホームレスや支援者は抗議のため、北区の市役所本庁舎に押しかけた。ホームレスの一部は同区の扇町公園に移住する予定だが、一部はまだ行き先を決めていないという。大阪市の関淳一市長は撤去後、「テントは景観を損ない、周辺住民に不快感を与えている。公園整備の支障となっておりやむを得ず代執行した」とコメントを発表した。

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世界バラ会議のための公園整備の邪魔になるとの根拠だが、行政の怠慢が問題だと思う。
靱公園には5年以上(もっと前からかもしれない)前から不法にブルーのテントで公園を占拠していたのを放置しておいて、バラ会議があるから退去とは論理がおかしい。
そもそも不法に公園を占拠しだした時に公共の場を不法に占拠することは許されないとタイムリーに対応しておくべきであった。
自らの怠慢を反省することのない大阪市にはいい感情を抱かない人は僕だけではないだろう。

もちろん、仕事にも就かずに勝手気ままな生活をしているホームレスやその支援者たちにも共感は覚えない。


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