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ハッピー・ターキーとリリム。

2004年09月30日 17時04分33秒 | モンコレ
9月26日 YS福岡日曜ファイト総評。

使用デック。
レポート。


どうも、デック云々、運用法云々という以前の問題が多いような気がしますが…。

水聖リリムに《ハッピー・ターキー》を投入した今回のデック。
まだ自分でも手に馴染んでおらず、どう扱って言いかよくわかっていない部分がありました。
特に、前回までのデックが完全偶数で扱いやすかったのに対し、今回のデックは奇数交じりでちょっと扱いづらい。
パーティ編成に手間取ってしまった印象があります。
その上、私の性分として、無闇に突っ込みたがるので、不十分なパーティのまま戦うこともしばしば。
《フォーニー・パロット》や《カラドリウス》が上手く機能すれば、そんなに消耗の多いデックではないのですから、もっとゆっくり戦った方が良かったようです。


今回投入することになった《ハッピー・ターキー》。
このユニットはどんなことができるのか。
それをもう一度考え直してみることにします。

まず、このユニットの使用法として一番に挙げられるのが《アーヴァンク》との通称「甘噛み」コンボ。
《ハッピー・ターキー》のイニシアチブ:+1と合わせ、先手で一体即死を狙うというもの。

この使い方があまりにも代表的なのですが、では、《アーヴァンク》とのコンボ以外の《ハッピー・ターキー》の使い道にはどのようなものがあるのでしょう。

《ハッピー・ターキー》の特殊能力は、自軍のダイス目を1にできるというもの。
ほとんどの場合、ダイスは高い方が良いので、そんなに使い道がある能力とは言えません。

《アンラック》や、《運命の歯車》などを使えば、敵軍のダイスも1にすることができますが、そこまでする意味があるかどうか。
敵軍ダイスを1にしたいなら、自爆能力ですが、《グレムリン》を使ったほうが早いでしょう。

自軍のダイスを1にする意味。
それはやはりイニシアチブなのでしょう。
自軍のイニシアチブダイスを1にすれば、かなりの確率で後攻を取ることができます。
しかし、《ハッピー・ターキー》自身はイニシアチブ:+1を持っています。
《ハッピー・ターキー》自身は先攻を取ろうとしているようです。

なんだか中途半端ですが、先攻後攻を自由に操作できると考えることができます。
《ハッピー・ターキー》自身のイニシアチブ:+1で先攻を狙うこともできるし、特殊能力で後攻を取ることもできる。

先攻取るにもイニシアチブ:+1ぐらいでは確実性が薄いし、後攻取るにも自身のイニシアチブ:+1のせいで、こちらも確実性が落ちている、いろいろ中途半端ではあるのですが。

このデックのもう一人の主役、《リリム》との相性はどうなのでしょう。
《リリム》自体、私は先攻後攻、両方いけるユニットであると考えています。
後攻の場合は、耐えて相手ユニットを手札に戻す。
先攻の場合は、普通に魔法使いとして、行動完了能力で対抗してきたユニットを手札に戻すこともできますし、自分自身を手札に戻すこともできます。

《ハッピー・ターキー》と組み合わせれば、《カラドリウス》など後攻向きのパーティの場合は後攻を取り、《クラック》など、先攻の方が狙いやすい戦闘スペルを持っている場合は、先攻を狙う。

《ハッピー・ターキー》と《リリム》の相性は悪くないと考えています。

《ハッピー・ターキー》と《リリム》の相性は悪くなかったのですが、このデックとの相性はあまり良くなかった。
もともと偶数統一のデックでしたから、奇数の《ハッピー・ターキー》投入で、デックのまとまりがなくなってしまった感があります。
とりあえず1レベルには3レベルだろうと、《カラドリウス》《スペクター》《カイム》を投入したのですが…

《カラドリウス》と《ハッピー・ターキー》。
これは、後攻を狙えるということで意味があります。

《カイム》と《ハッピー・ターキー》。
これは種族:バードということで意味があります。

《スペクター》と《ハッピー・ターキー》。
これには…あんまり意味がない。
3レベルの《スペクター》は、もともとの《フォーニー・パロット》+《リリム》など2レベルデーモンの組み合わせには邪魔なだけに近い。
その上、レベル1の《ハッピー・ターキー》との組み合わせにあんまり意味がないのであれば《スペクター》を投入した意味はあんまりなかったようです。


今更言うまでもないことかもしれないのですが、こうしてみてみると《ハッピー・ターキー》は、《アーヴァンク》や《カイム》など、他のユニットと組み合わせて初めて真価を発揮するユニットのようです。
もっと、この組み合わせを重視し、他のユニットとセット前提で運用した方が良いようです。

《アーヴァンク》や、《カイム》などの奇数ユニットと合わせ、「セットで偶数」ユニットと考えてみることもできるかもしれません。



《ハッピー・ターキー》の使い道として、3体合わせて《幸運の女神ラクシュミ》と…ってのがありますが、まあ、それは別の話…。

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