日々呟く。

とうとよ/清貧の独り言。

相手の身になって考える。

2006年06月14日 23時24分26秒 | なし
ルールとか、マナーとか、そんなに特別なものではないと思うのです。
リアルだとか、ネットだとか、そんなこともあまり大きなことではないと思うのです。

確かに、時と場合、場所によって、いろいろ作法は変わってきます。
良かれと思ってやったことが、逆に失礼になることもあります。

だけど、一番大事なのは、よく言われることだけど、「どれだけ相手の身になって考えられるか」なのだと思うのです。

相手の身になって、逆の立場で考えて、その結果を想像できれば、やって良いことと悪いことの区別ぐらいはつくのではないかと思います。

その為には、相手の状況について、良く知ることが必要です。
その為の調査をしていれば、きっと相手側の常識も、調査するにつれて分かってくるでしょう。

例えばネット上でなにか書き込むとして、それをどのような形で書き込めばよいのか、まずは先例をいろいろ調べてみる。
そうすれば、そのうちネットマナーについて、いろいろ知ることができるはずです。

相手の状況と、相手の常識、相手の身になって考えることが出来たならば、それほど失礼になるようなことをしなくても済むのではないかと思うのです。


それをしないうちに、行き当たりばったりで何かを行い、その結果、相手に真意が伝わらない結果になっても、それは仕方のないこと。

思慮と配慮が足らなかった。それだけのことなのだと思います。


しかし、時にはそれでも行わなければならないこともある。
その時には、アフターフォロー。
その結果、起こった全ての出来事について、責任を取る覚悟が必要なのだと思います。


私もその覚悟はいつも持っているつもりですが、やはりできることなら避けたい。
ですから、いつも恐れ、慄き、いつも常に何かを調べ、何かを知っておこうとしているのです。

ただ…
その調査行動自体、行き過ぎてしまうと、逆効果になっちゃうのですが…。



ん。
なんか話がずれた。

とにかく、大事なのは、「相手の身になって考える」こと。

もちろん、相手の考えなんて、完璧に分かる訳がありません。
だけど、まずは考えてみること。

それだけで、かなり違うのではないかと思います。



小学校にいると、そんなことを改めて考える機会も多いのです。
子どもに言う前に、まず自分から。

己の身に問う。
あなたは人にそんなこと言えるのですかと。

まあ、自らの行動の如何に関わらず、言うべきことはきちんと言っておかねばならない立場なのですけど。