日々呟く。

とうとよ/清貧の独り言。

攻めたいのか、守りたいのか。

2005年03月03日 17時31分33秒 | モンコレ
2005/2/25 YS福岡金曜会 使用デック。
風魔ヴァルハラ・ワイバーン

おきっぱなしになっている、GP考察の一つ、《ヴァルハラ・ワイバーン》考察のためのデックです。
しかし、まだまだ試行錯誤中。
このデックも、金曜会で3連敗といいとこありませんでした。

一応敗因だけの超簡易レポートでも書きますか。

1回戦は、スロットデックに対して完全に対抗負け。
セージとハンターに潰されました。

2回戦は土ドラゴンが相手、何故か焦って、大して勝ち目のあるわけでもない戦いを仕掛けて自滅。
そのまま立て直せずに負け。

3回戦は海獣騎兵カウンターが相手、スペルばかり引いてユニットを引けず、ロクにパーティを作れないまま、負け。

と3連敗。


ユニットが足りなくて、対抗数も足りなくて、私のプレイングも足りてない。
そんな問題点だらけの結果となりました。


特に考えていなかったのはユニットが足りないということ。
いや、厳密に言うと、ユニットが足りない訳ではない。
足りないのは、スペルを使えるユニットでした。

戦闘スペルをどんどん引くものの、使えるユニットが全然いないと言う状態。
これではまともに戦えない。

確かに、スペルを使えるユニット18体に対し、スペル枚数は19枚。
そのスペルを使えるユニットも、ほとんどがスペル枠を1つしか持っていないユニットなので、スペルが多めなのは間違いないみたい。

さらに、ユニットをどんどん消費するタイプのデックなので、ユニット不足にさらに拍車がかかっています。
《烈風王レスカーヌ》や《眠れる風の精》の代償も、ほとんどがユニットですし。

これは、「《ヴァルハラ》でスペルを撃つ」と言うことを、意識しすぎてしまった結果のようです。
《ヴァルハラ》がスペルで十分に戦えるようにと、スペルのラインナップばかりを意識していましたから。
結果、スペルはあるがユニットはいないという、本末転倒な結果に。



最初に、《ヴァルハラ・ワイバーン》考察用のデックだと書きましたが、正直、まだまだ考察と言うことで何か言えるほど、考えが纏まっていません。

《ヴァルハラ・ワイバーン》。
精霊神の騎獣の中で、行動完了能力を持っていないのは、このユニットと、《オリュンポス・タートル》。
《オリュンポス・タートル》は自前の防御力がかなりのものなので、行動完了能力が無くとも、それなりの守備能力を発揮できるのですが、こちらの防御力はわずか2。
《グリーン・ディスティニー》が硬く見えてしまうほどの防御の薄さです。

しかし、その代わりなのかどうかは分かりませんが、長距離飛行という特徴を持っています。
超距離飛行は、防御の薄さを補って余りある利点だとは思うのですが…。

どうも、この《ヴァルハラ・ワイバーン》、攻めに回っていいのか、防御に回るべきなのか、よくわからない部分があります。

《ヴァルハラ・ワイバーン》自身の持つ特殊能力は、どうも防御に回るべきだと言っているようです。
片方は、防御側の時に限りイニシアチブ+8を得る能力ですし、もう一つの能力も、《ヴァルハラ》にイニシアチブ+2を与えると言うもの。

ほぼ絶対先攻のイニシアチブ+8を活かしつつ生き残り、その間に《ヴァルハラ》がその速度を活かして攻める。

特殊能力的にはそんな使い方をするように見えます。

が、しかし、長距離飛行。
《ヴァルハラ》に任せているのではなく、自分で相手本陣に突っ込んでみたい。
突っ込んでみたいのですが…

突っ込んだところで、その時はこちらは進軍側。
イニシアチブは付きません。
さらに防御は薄く、どうしても倒されやすい。
一度突っ込んでしまったら、相手本陣を落とすか、もしくは倒されてしまうかのどちらかで、進軍失敗で帰って来ることはまず無いでしょう。

それで《ヴァルハラ・ワイバーン》が倒されてしまっては、《ヴァルハラ》へのイニシアチブも消えてしまう。


ああ。攻めていいのか、攻めない方がいいのか。

もちろん、敵本陣を《ヴァルハラ》&《ヴァルハラ・ワイバーン》で攻めればいいという考え方もあるかもしれません。
しかし、これは《ヴァルハラ》が即時召喚できない以上、なかなか実現しにくいし、実現できる状況ができたとしても、《ヴァルハラ》とその他のユニットで攻めた方が相手本陣を落としやすかったり。


そして、このデックではその問題をどう考えているのかと言うと…
やっぱり中途半端です。
《ヴァルハラ》が召喚されるまでは積極的に敵本陣を狙い、《ヴァルハラ》召喚後は前線から一歩退いた位置で、《ヴァルハラ》をサポートする。
そんな感じでしょうか。

ですが、ほとんどの場合、《ヴァルハラ》召喚まで本陣を狙っている段階で、本陣を攻めたり、相手に攻められたりして、《ヴァルハラ・ワイバーン》は戦場からいなくなってしまいます。


うーん。
とりあえず、もう少しこのままの方針で行ってみて、それからまた考え直してみようと思います。



さて、このデック、最初に挙げた、スペルユーザー不足などの問題点のほかに、タイプ:Xの確保にちょっと問題があります。
どうも、これもスペルユーザ不足の一因になっているようですし。

まず、タイプ:Xが何故必要になったのか。
それは《眠れる風の精》を組み込んだからです。

風スペルと、さらに魔スペルのサポートで戦うこのデックに、風の精のスペル枠はなかなか魅力的でしたし、スペルと、《ヴァルハラ》の特殊能力には、行動完了状態になってしまうことも関係ない。

結構あっているかなと思ったのですが、問題はタイプ:Xの確保でした。
このデックでは主にケンタウロスで確保しているのですが、タイプ:X持ちケンタウロスのスペルユーザーは即時召喚できないことが多い。
風スペルのみで魔スペルは使えませんし。
ケンタウロスでタイプ:Xを十分確保するデックにすると、スペルデックではなくなってしまいそう。
少なくとも、魔スペルはかなり使いにくくなってしまうのではないかと思われます。

結局、スペルを使えて、《ヴァルハラ》から雷電をもらってもそれなりに強力な《ケンタウロス風刃隊長》を組み込みましたが、これはどちらかと言うと、ユニットとして使う機会が多く、なかなか代償にできません。
結局、なかなか代償が用意できない。


風魔スペルでタイプ:Xを確保するなら、ケンタウロスよりも、疫病が適当なようです。
こちらなら、ユニット以外でのタイプ:Xカードもありますし。

ただ、こちらと《ヴァルハラ》の相性はどんなものなのでしょう。
攻撃力のある疫病のユニットは風属性じゃないような気もする。


とにかく、やってみないとわからないかな。
試してみることにしましょう。


ただ、単純に疫病を組む資産が足りていないという問題もあるような…



以上。
《ヴァルハラ・ワイバーン》考察というにはまだまだ足りない、風魔《ヴァルハラ》デック考でした。