トンサンの別荘

初代iMacが壊れ、本宅「マック鈴木家へようこそ」が更新できなくなったので、2010年9月27日よりこちらで情報発信。

105円のLED常夜灯を明るくする

2012年02月04日 16時36分50秒 | 工作

2月3日(金) 晴れ

高輝度とうたわれていた105円のLED常夜灯も暗かった。


左 高輝度とうたわれていた常夜灯       右 以前に買って暗いので使わなかった常夜灯


どうも105円のLED常夜灯は暗い。
使える明るさまで改造しよう。

注意!!  皆さんはやらないでください。
AC100Vを扱うので危険です。
ショート・抵抗が燃える・コンデンサが破裂するなどの危険があります。
改造直後は良くても、使っている間に部品が劣化して上記の現象を引き起こすことがあります。
この製品にはヒューズが入っていません。
正直言ってトンサンは今回の改造は自信がありません。


まず右側の以前買った常夜灯から見てみる。


LED1個 ダイオード4本でブリッジ整流 コンデンサと抵抗



 
良く見えないが口金部にも抵抗とコンデンサが入っている。






こんな回路になっていた。LED端子には2Vの電圧がかかっていた。
LEDは橙色の物が1個ついていたので、「3LEDスーパーライト」のLEDと交換した。


「3LEDスーパーライト」はこれ。




交換したら結構明るくなった。

LEDに流れる電流が増えたことで、470Ωの抵抗にかかる負荷が増えたはず。
1/4Wの抵抗で電流が流れすぎて焼けないか心配。



次に高輝度とうたわれている新しい方を見てみよう。


古いLED常夜灯から外したLEDと比べると、高輝度タイプは中心電極が黄色くなっていて、確かに明るいLEDらしい。


しかしここには日本人では考えられないような発想が・・・・




なんとはんだメッキでLEDの光を反射させている。
開いた穴からダイオードのリードが出ている。
はんだメッキは穴より大きくしているが、リードにタッチしそうでちょっと怖い。




口金側のはんだを溶かしてコンデンサーと抵抗を取りだそうとしたが外れない。





仕方が無いので基板側でリードを外す。
こて先が当たってケースを少し溶かしてしまった。




これにもコンデンサと抵抗がついている。
抵抗は赤・茶・黄色と見えたので21kΩ 210kΩ (いま写真で見ると赤・赤・黄色のようにも見えるが)
2013.8.11 ススダマさんのコメントで21kΩ ⇒ 210kΩに修正。

回路は次のようだ。

2013.8.11 ススダマさんのコメントで21kΩ ⇒ 210kΩに修正。


ついていたLEDを外して4Vで光らせてみると結構明るい。
なんだ、LEDは明るく光るじゃないか、それなら流れる電流を増やそう。
と言うことでLEDは元に戻し、560Ω 1/4Wの抵抗を180Ω 1/2Wにして見た。

560Ωの抵抗は電源を入れた時のラッシュ電流対策用と言われているが、LEDと直列に入っているので「電流制限用抵抗」にもなっている。
これを小さく(抵抗を減らす)すれば明るく光るはず。




内側にはスペースが無いのでLED側につける。
はんだメッキとのショートが怖いが・・・




ほら、明るくなった。
でも、LEDに流れる電流を測定していないのでLEDが壊れないか、また1/2Wの抵抗で大丈夫か、ちょと心配。

くれぐれも皆さん真似しないでね。


ちなみに暗くなったら点灯する「センサーライトDX」のナツメ球の代わりとしては使えない。
詳細は詳しく解説されている下記サイトを見てください。
100円ショップのセンサーライトDX?


またLED常夜灯の改造には下記サイトを参考にさせてもらいました。
LED常夜灯改造


2013年8月11日追記
高輝度タイプ改造品だが、あれ以来使ってきたが、先月点灯しなくなった。
LEDおよび他の個所が壊れていた。