特定行政書士 徳能ブログNEO

特定行政書士とくさんのちょっと得するかもしれないお話  
シーズン2

民法で1問(60)

2010年10月28日 14時52分00秒 | 民法過去問

 初期の管業試験から総則(法律行為・意思表示)に関する個数問題。

 この手の問題は,きっちり理解していませんと,まったく手も足も出なくなってしまいます。

 前にも書きましたが,今年も個数問題は要注意となりますので,早めにしっかりした対策を取っておきたいものです。

             「問題」

 民法の規定には、その法律行為又は意思表示を無効とするものと、取り消すことができるとするものがある。次のアからオまでの法律行為又は意思表示のうち、民法の規定によれば、無効とするとされているものはいくつあるか。

  ア 公序良俗に反する事項を目的とする法律行為

  イ 相手方と通じてなした虚偽の意思表示

  ウ 詐欺による意思表示

  エ 強迫による意思表示

  オ 要素の錯誤による意思表示

 1 一つ

 2 二つ

 3 三つ

 4 四つ

          (平成15年度 管業試験 問2)


過去問を解きまくりましょう

2010年10月28日 10時42分39秒 | 過去問のすすめ

 

 11月の本試験を目前にして,時期的にインプットよりもアウトプット重視の勉強法に変わってきていると思われます。

 過去に本試験で出題された問題のストックをどれだけ蓄えられるか,そしてその蓄えたストックの引き出しを本試験でいかに開けることができるか・・

 合否の決め手は正に,その一点にかかってくるわけですが・・

 実は各試験機関のホームぺージに,過去の試験問題と正解番号が掲載されているのですが,これが意外に見落とされていたり,軽視されていることが多いような気がします。

 行政書士試験の過去問は(財)行政書士試験研究センター(平成20年度と21年度),貸金試験日本貸金業協会(4回全て),マン管(財)マンション管理センター(昨年21年度のみ),そして管業試験(社)高層住宅管理業協会のホームぺージに(平成13年度の第1回試験から昨年21年度までの全ての問題がきっちりと完全掲載)。 

 さすがに解説までは付いていませんが,過去問集などを買いたくはないという方には非常にお得な情報源。

 特に貸金試験管業試験は,勉強の仕方いかんによりますが,まだ間に合うと思いますので,できるだけたくさん問題を解いて,本試験での解法術を身につけておいたほうがいいと思いますよ。