特定行政書士 徳能ブログNEO

特定行政書士とくさんのちょっと得するかもしれないお話  
シーズン2

貸金試験最終確認(ファイナル)

2009年08月25日 00時00分00秒 | 貸金業務取扱主任者試験

以上4回にわたって最終確認をやってきました。

試験まであと5日。

きょうの段階で予想問題等を解いてみてコンスタントに50問中40問以上取れていれば,来週の日曜日には落ちる根拠がまったく考えられないので,余程のアクシデントでもない限り確実に合格すると思います。

今の段階で35問前後でも90%くらいの確率で合格でしょうね。

30問のライン・・・

おそらく圧倒的な受験者の方々がこのあたりに集中しそうな感じがします。

50問で4択2時間の試験では(宅建,管理業務主任者,あるいはマンション管理士でもそうなんですが),30問取るのはそれほど難しくはないんです。

勉強をあまり本気でやっていなくても30という数字を手にすることは出来ます。

そこから合格ラインまでの3問~5問を取る作業が非常に苦しく遠い道のりで,かなりの受験者が「あと1問」のところで涙を飲むことになってしまいます(実際,宅建試験では合格ライン前後に数万人群がると言われています。あと1問足りずに1年待たなければならない受験者はおそらく1万人はいると思われます)。

今年の貸金試験は幸いなことに3回チャンスがありますので、1回目で1,2問足りず不合格になったとしても2回目ではほぼ間違いなく突き抜けるでしょうが,それでも受験料が8,500円と高額なので1回で終わらせるのに越したことはありませんね。

そんなこともあり,あと5日でやれる最後の詰めの勉強の内もっとも効果的なものは何かと考えた結果,次の2つの分野ならば,本当に超直前期の前日にでも,もっというならば試験当日の日曜日のにでも出来そうかなと思いましたので,本番で取れそうな得点が30問前後でちょっと微妙かなという方は参考にしてみてください。

ただあくまで,今現在一通り全科目の勉強が終わっているということが前提になります。

まだ全科目が終わっていない場合は,とにかくあと5日間,貸金業法1科目の最終チェックに時間をあてて35のラインに乗せるしか方法がないと思います。貸金業法1科目だけで勝負するか,さもなくば2回目の試験に照準をあてるかのどちらかになると思われます。貸金業法が全く進んでいない場合は必然的に2回目,3回目になってしまうかもしれませんね。

とにかくこの試験は貸金業法が出来たものから順番に抜けていくという非常に分りやすい試験なんです。

         そんなわけで超直前期にやれることその1

       「資金需要者等の保護に関すること」の完全制覇

具体的には個人情報保護法,消費者契約法,景表法の3問を全て取ってしまうことです。50問の問題は時間をかけてゆっくりと理解していく科目(貸金業法や民法など)と直前にやった方が効果的な科目とに分けることが出来るのですが,上記の3科目は間違いなく後のほうで短期決戦で総どりに向いているといってよいと思います。

最終確認(3)の中でも言いましたが,この3科目は業者の不正,不当な行為から消費者を守るためにあるという意味合いで完全に同じ理念のもとにつくられています。

ですから問題を解くときには常に消費者の立場に立ってみて,不利になっていないかどうかを考えるクセをつけておくことです。

また直前期に向いているという理由はこのような単純な判断基準だけではなく,数字による引っかけ問題がかなり予想されるからでもあります。

3科目ともそうですが,数字を使って本当にありきたりなひっかけをやってくる可能性があるのがこの分野の特徴なので,すこし邪道ではありますが,当日は試験の1時間前までこの分野の丸暗記のために時間を使って,試験が始まったら第1問目の貸金業法ではなくこの分野(おそらく40問目あたり?)からまず全問取ってしまうという手もアリだと思います。

こういう本当に超直前期にやれる科目が最終的な試験の合否に影響を与えることが十ありえるで(この分野が出来たので合格ラインを超えられたということになる可能性が最も高いということです),ここは是が非でも全問正解したい,いやできるところだと思います。

そしてもうひとつがあとから試験科目に追加された弁護士法とサ-ビサ-法です。

ここから出しますと言わんばかりの追加でしたので,当然取らなければなりません。

この2つの法律で合わせて1問かもしれませんが、要するに弁護士さんしかやってはいけないことを弁護士資格を持たずに業務として行う行為(非弁行為といいます)を規制するための法律だということが理解できていれば決して難しいことはないと思います。何か名前的にとっつきにくい感じがして敬遠してしまうかもしれませんが,ここは必ずとっておいた方がよいところですね。

資金需要者等の保護の分野と合わせて4,5問になります。

貸金業法が全問取れればもうこれだけで35のラインまでいきますし,また逆に貸金業法で取りこぼした分を確実に拾える分野でもあるので,超直前期の勉強には最も適していると言えます。