中心静脈穿刺＆気胸

　一昨日に失敗した方、手背の細い血管は二日で漏れて、やはり、中心静脈穿刺をするしかなくなった。
　この前は右だったので、スタッフはそけい部ではと言ってくれたが、まずは、左の鎖骨下静脈から、やってみることにした。
　しっかりとやせて、鎖骨は胸郭から浮き上がり、血管は鎖骨のすぐ裏側に接しているような感じで、鎖骨裏側を狙っていく。
　やせているので、皮膚から割と短めにて到達。
　この前の事もあるので、慎重に操作して、カテーテルも無事挿入できた。
　確認の胸部レントゲン写真をとると、カテーテルはいいけど、右肺がしっかりと萎んで、右は気胸になっている。
　一昨日の手技時に肺を刺して、起こったはず。
　このままではマズイので、直ちに、右肋間から脱気用の（トロッカー）カテーテルを挿入した。
　この二つの手技は、何とかスムーズにできたが、一昨日の不手際は、患者さんにもスタッフにも、手間の迷惑を掛けてしまった。
　この二件で、午後は終わり、でも、うまく終わって安堵もある

　明日の金曜日は、午前も午後も外来の日だが、夕には飲み会があり、緩みそう。

※ 「どこつかんどんじゃコラ、ボケェ」：誰の言葉か分からない。

何となく緊張

　午前中の外来もそこそこ混んだけど、１２時半前には何とか終了。
　午後２時からの講演会の前に、病棟をパッと回って会場へ行く。
　出席者は椅子の数の半分弱、余り多くないけど、来られている方も、スタッフが見るには、何時も来られる方々が多いようで、また、平均年令もやや高めで、次回より、内容を考える必要がありそう。
　ＰＣ画面をマウス操作で動かすために、広めの机を用意して貰ったが、画面との位置関係が些か厳しく、もっと前に来て、十分、位置確認をすべきだった。
　この辺りから、画面と手元の確認に気が散り、ずれてはマズイと余計な仕事が緊張を増やし、集中が幾分か分散してしまった。
　健診云々その他の内容で、中身はまあ、７０点位だとは、自身で感じたが、自分のノリにちょっと不満が残ってしまった。
　でも、来て下さった方々に、少しは学習効果もあったかな？

　終わったら、何となく疲れを感じてしまった。

※ 福島第一原発凍土壁、ほぼ凍結はホンモノ？

失敗は疲れの元

　入院患者さんの血管が細く、とうとう静脈に指すのが難しいと連絡がきた。
　残るは、中心静脈穿刺でしか、血管は確保出来ない。
　午前中は外来のヘルプに行って、時間はなく、午後の予定とした。
　患者さんはやせていて、鎖骨下にしっかりと静脈はありそうだけど、肩関節辺りに拘縮がきており、胸を反らせて、肩を後方に下げて、鎖骨下を指しやすくする姿勢は難しそう。
　それでもやるしかなく、麻酔針を進めていくと、鎖骨と第一肋骨の隙間が狭く、針が骨に突き当たることが多い。
　何とか隙間を進めても刺入できず、それではと、少し立てて刺入角を上げると、突然空気が引けて、これはもう肺を刺してしまった。
　後、精々、１０分間位でしあげないと、マズイかもと、内心に焦り、そしたら、患者さんが咳をして、咳をすると肺の穴が大きくなるかもと、更に焦らされる。
　試行数回で、静脈に当たり、カテーテル針も入ったと思ったら、その焦りのせいか、外筒を付け忘れており、失敗。
　その後、同部位を数回試みるもうまくいかず、これ以上は、気胸になっているとマズイと中止、断念の失敗で終えた。
　スタッフにはイイトコを見せられず、これも残念。
　事後の胸部レントゲンでは空気漏れは認められず、多分は気胸は大丈夫そうだが、如何ともし難い。
　タイミングが合えば、明後日に再試行。
　終えて、どっと疲れを感じた。
　うまくいったときは、成功成就の気が、疲れを吹き飛ばしてくれるが、失敗は、土壺に、ズーンと沈めてくれる。

　中心静脈穿刺の失敗は、１年半振りかな。

　明日はこれにもめげずに行くだけ。

※ タイの自粛はやり過ぎ、異国は分からない？

原稿完成

　更に見直して、パワーポイント原稿を画面に写すと、はみ出たり、抜けたりが毎度あるので、その可能性のある何枚かをプリントスクリーンで撮って、パワーポイントに貼り付ける。
　結構手間になったが、まあ、格好はついたはず。
　それでも、抜けは多分ある。
　もう、明日スタッフに渡して、後は、１９日の本番待ち。

　今日の朝刊の折り込み広告から、一枚貰った（パクった）。

※ 西の大国の有人宇宙船、これも国威？

レジメ要る？

　原稿の概ねはできて、最後に“レジメ”を付けておいた。
　レジメ、講演会なんかでくれる要約みたいなモノだけど、初めに貰って格好つけるけど、終わったら、まあ見返したことはなく、暫く積ん読、その後、いつの間にか、これ要らないとゴミ箱行き。
　大概の方もこんなもんだろうと、ムダとなしで済ませたいのだけれど、何かと形式＆格好を付けたいようで、ここは波風立てずに、そっと従っておく。
　でも、殆どムダだろう、ネ。

　ＮＰＢ、パリーグのクライマックスシリーズをちらっと見たけど、先行されても、日本ハムの方の勢いが強かった。

※ 西の狂国、“ムスダン（弾）”と言うよりも、“ムダダン（無駄弾）”

締め切りまで三日

　朝方の気温はやや下がり目だったが、日中はそこそこ上がって、半袖でもＯＫだった。
　原稿修正を始めても、枚数は減らず、細かい箇所を大まかにしようと考えたが、イメージにつながらず、そこで挫折。
　明日と明後日でまとめ上げて、火曜日に原稿提出で〆としよう。

　ＮＰＢクライマックスシリーズの後半をちらっと見たが、この前程、面白くはなさそうに感じてしまった。

※ プロ将棋対局でも、ソフト疑惑で棋士の手荷物検査。

ビビルと引くしかない

　今日は午前も午後も外来だったが、金曜日は後期健診がない分だけ、少なめで助かった。
　でないと、やはり、あふれそう。
　１２日に診た方、非定型肺炎でよさそうだったが、経過と胸部レントゲン所見肺炎の治りが不十分で、迷ったが、少しビビって、他院へ紹介してしまった。
　ビビルと気が引き気味になり、積極的な選択を迷い、迷ったままでは、進まない。
　色んな方向から、チェックを入れて、裏付けをとって、診断を進めて行くのだが、結核の鑑別で、ビビりの芽がでてしまった。
　この辺りは、勤務先の弱点、追求すると結果の出るのが数日後のなってしまうので、薬を変えて待つか、しかし、待たない方が良さそうな場合は、先に行けなく、ここで診断の方向に迷い、引いてしまい、気弱の半分ド○○の結末。
　
※ 全ての外国人の入国審査で顔画像照合とは、コワッ！

後二日で休み

　昨日も多忙で疲れてしまった様で、これも、欠員のたたりかな、明日から、戻ってくるはず。
　今日は、午前中に少しヘルプに行き、午後は二人入院、夕方に面談があったが、少々余裕が出来た。
　でも、宿題は殆どできなかった。
　この入院は前日には分かっていたので、入院時の検査その他は昨日のうちに殆ど準備をして、今日にゆとりをもたらすために、少しは時間を稼いでおいた。
　明日は、午前半分、午後一杯外来をやったら、やっと休みになる。
　人員に余裕がないと、急なときには厳しくなるのも分かっているけども、色々微妙でもあり、これが民間の色。

※ ノーベル文学賞はシンガー・ソングライターって、ちょっと？

ずっと外来

　外来担当ではなく、出足もゆったりで、今日はヘルプ呼び出しはなさそうと思っていたら、１０時半頃には、やっぱりのヘルプ依頼電話。
　このところ、ほぼ毎日、実働時間は異なっても、外来をやっており、気が休まりにくい。
　午後は３時から、久方ぶりの中心静脈穿刺（鎖骨下静脈の予定、近頃はない頚静脈が多く、鎖骨下はやや深いと減少傾向。）の予定になっており、午後は２時開始だったが、開始直後より、紹介やら何やらと焦らされる。
　何とか３時５分頃には病棟に行けたが、用意されていた穿刺針は頼んだモノよりも、一つ太めで、もう分かってないとのガッカリを押さえ耐えて、「まあ、いいよ・・・」と処置を始めた。
　手技では、鎖骨下静脈は深く、穿刺針の根元まで押し込んで、漸く届いた。
　少しブランクはあったが、まあまあの出来で、秘かに安堵の心。
　
　明日は自分の外来日だが、明後日に戻ってくるはずの欠員さんは、休みが、更に、一日延びて、木曜日も外来は必至。
　それで、金曜日は自分の担当なので、結局、今週は毎日外来ありとなってしまった。

※ 後で金額等を書き込んだ領収書がＯＫは、やっぱり別世界。

雨戸の鍵

　暫く前に雨戸の下に付いている雨戸錠のネジが緩んで、外れ、修理をと思いながらも、都合のよい日は雨とかの言い訳で、ずっとほったらかしにしていた。
　元のネジは二つあったが、１本なくしてしまい、手元に適当なのがなく、同じ位の太さのボルトとナットで代用とした。
　ねじ穴が細く、やや深めで、ボルトを鑷子（せっし）でつまんで、何とか押し込んで、ナットで締める。　
　細く狭い場所の手仕事はどっと疲れたが、まあ、終了。

　原稿も見出し込みで、パワーポイント６７枚、一応出来て、後は、数回見直して追い詰めるところまで、何とか間に合いそう。

　一段落で、今日も、ＮＰＢのクライマックスシリーズファーストステージを半分見てしまった。
　ＤｅＮＡが巨人に勝ったけど、今の勢いでは広島相手はきつそう。

※ “Ｔ”前都知事選候補、今更『実は本気で勝てるとは思ってなかった。』