ブラックファイブ

あのDr.ブラックジャックの半分以下なので、ファイブとします。命燃え尽きるまで、経験と知識からブログをやろう。

フェーズ5

2009-04-30 22:33:18 | Weblog
 中一日で、ランクアップのフェーズ5。
 夜には成田空港で日本人乗客“A型インフルエンザ”のニュース。これは、単に迅速診断キットの結果のはず。“B”も冷め切らず、混沌に惑わされる。
 この前の北朝鮮ロケットの時みたいに、マスコミも政府も事実を伝えるに、煽る気配が背後にありそうな感じ。冷静にと言いながらも、火をつけている。 
 私の勤務先、今日、聞かれて、「普通のマスクをして、患者さんにも同程度のマスクをして貰う。鼻と口から極力ウィルスを撒かせない、これだけ。」と答えた。
 近い将来、私の判断の良否は分かる。私が間違ってたら、どうしよう?

 研修医から電話「何時頃外来に行けばいいですか?」「時間余ってたら早く来てもいいよ。」と答えたら、結構早く来た。
 もう少し早かったら、今日の入院患者さんを初めから診られた。
 この方、入院で一緒に診療、「薬、何使う?」と聞くと「○○・・」「まあ、それでやってみよう。」決定。  

 若いのから、突然、中心静脈穿刺をしたいから、見ていて欲しいと言われる。
 今週、初めから試みているがどうも入らない。大腿静脈・内頸静脈入らずで、「どこから刺したらいいでしょうか?」「鎖骨下でないとオモロないで!」決まり。
 これで、気合いを決めたのか、穿刺探索はやや深かったが、何とか挿入無事終了。

※ エジプト、国内の豚を全頭処分、何でこんな考えがでるのか?
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検疫法

2009-04-29 20:08:10 | Weblog
 機内検疫に“あつくるしさ”を感じていると、昭和26年に“検疫法”が制定されていた。
 罰則ありで、『・・・六月以下の懲役又は五十万円以下の罰金に処する。』。
 日本国内において、検疫しますと言われて、拒否すると罰せられるかも。
 検疫を受けた方は、国家権力の圧力を感じたはず。
 でも、検疫官がゴーグルにガウンは違うで~。
 「インフルエンザ、眼から移るんですか?」とお客さんが聞いたときの回答を聞いてみたい。
 まあ、色々と装着すると大層でもっともらしく見えちゃう。
 “エボラ”の時は装着。
 機内、サーモグラフィー(体表面温度測定装置)で乗客体温チェック、この器具は以前書いた“サーモフォーカス”しかない。  

 “S”県の小中学校、登校前に体温チェックさせる。小学校低学年だけならまだしも、何で中学生までも。こんな有用性のないチェックをするのも、県力。
 高病原性インフルエンザとそれ以外のインフルエンザでは対処法が異なることを、
一律ではないことを正しく教えるべき良い機会なのに。

 メキシコ、日中の気温が30度近く、外でのマスクは無理、まじめに着けたらすぐにバテる。その国にあった方法を考えないと長続きさせるのは難しい。
 先日の学会で教えてくれた、“遵守ではなく習慣にせよ”。

“M”厚労相、「・・・早く見つければ、タミフルは効く・・・」、商品名をはっきり言って宣伝してもOKのお墨付き。

 明日は新卒研修医と新患外来、“インフル迷い人”が来ませんように。

※ 豚インフルの狭間で、北朝鮮曰く「謝罪しないと、核実験やるかも」とキワドイ。
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フェーズ4

2009-04-28 23:36:00 | Weblog
 フェーズ4と聞いただけでは、イメージ出来ない。
 朝のニュースの初め、WHOが、フェーズ4にランク上げ、厚労省は新型インフルエンザ発生を宣言
 もう少し、慎重かと予想してたけど、逆の方向に慎重だった。
 これによって、検疫開始。飛行機や船から下りた客を検疫かと思ってたら、機内検疫で、これが済まないとおろしてくれない“缶詰”。
 これだけやって豚インフルエンザが国内に入ってこなければ、厚労省のやり方は間違ってなかったかも。
 でも、昨冬からのインフルエンザ、いまだにB型がテレテレッと散発でくる。
 こんなふうに、豚さんもテレテレと漸近線になってきたとしたら、いつまで検疫することに耐えられるかともなってくる。
 韓国でも“疑い”患者が出てきて、日本も時間の問題?
 一人でも出たら、厚労省の水際作戦なんてのは崩壊。まあ、国民に緊張を思い出させ、侵入をゆっくりにさせた効果くらいはある?
 メキシコで患者数が1万人を越えたら、要注意かな。
 季節的に夏に向かう日本では大流行はしそうもないと自分は考えてるけど、色々やって試して、教訓は得られる。
 メキシコを借りて、実践シミュレーションを想定してるところは結構あるはず。
 インフルエンザ、結局はそこそこに罹患して、適度の免疫をつけないと解決しないと考えるのは邪道?

 勤務先でも臨時会議をするが、中身はもやもや、しまりがない感じ。
 それは、国内に一人も出てないことが原因だろう。 

昨年度の外来患者さん統計をとっていたら、一作年に比べて受診者数が減少。
 原因は不況、人気低下、みんな元気になった、軽い場合は病院へ行かなくていいと学習、逆紹介効果等。

※ 対岸の新型インフルエンザと昨年の対岸リーマンショック、どちらの衝撃が大きいか?
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検疫

2009-04-27 23:03:45 | Weblog
 朝から、ニュースでは“豚”インフルエンザ関連がトップに出る。
 ブタさんには悪いけど、“ブタ”はブタ=ダサイに直結的で、ちょっと、「私、豚インフルエンザになりました。」というのは、格好悪さもにじむ。
 でも、“鳥”ほどの鋭さもなく、軟らかく、ユーモラスでもある。
 WHOが警戒ランクを“フェーズ4”に引き上げたら、空港と港は7ヶ所(成田、中部、関西、福岡、横浜、神戸、門司)に限定され、世の中に厳しさがにじまされる。
 成田検疫もどき、「熱などで具合の悪い方、いませんか?」と呼びかけられても、正直に「ちょっと、熱があるかも?」なんて言う方は少なそう。
 軽い症状で足止めを食って、更に、疲れ果てるよりも、早く帰って寝た方を選びそう。自分でも、微熱以下なら家に帰って寝る。
 質問票にも、後の拘束時間を考えたら、余程でないと正直には書けない。
 検疫的及び国家的には正直申告だろうけど、この場面個人的には正直は疑問。
 いつものインフルエンザの“流行力”なら、何をやってもそこそこ流行る。
 なんで、このことを正に正直に認めないのか分からない。
 厚労省、毎年のインフルエンザをこうしたら抑えこめるとの自信があるなら別。
 流行がいいとは言わないけど、検疫すべきものはもっと別。

 流行るなら、程々に流行って早く立ち直るしかないと思ってるけど、違う?

 現実的には、流行地からの帰国者に呼びかけて、注意を喚起するする位精々。

 数年前、“SARS”時代、某アジアからの帰国者が発熱と下痢で受診。
 成田で申告せず当院受診、疾患はパラチフスでこんなもんが多い。

 メキシコは独自に解明することができず、カナダにウイルスの検査を依頼ともあるが、何で隣国のアメリカではないのか?
 でも、この事実から“中”国でなくて“中”南米も同じレベルとメキシコのある真実がばれてしまった。

 先週、二回も学会に行ったので宿題が溜まって終わらない。

※ ダサイけど、豚さんにとってはトンだ災難。
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豚インフルエンザ

2009-04-26 23:04:33 | Weblog
 今日のTVニュース、毎回取り上げ、“K”君は過去。
 “鳥”であおって、“ブタ”の登場、“中”国でなくて“中”南米。
 折角だから、慎重に経過をみて、取るべき道を学習。
 WHOもすごく慎重。
 メキシコ訪問をしていたニュージーランド高校生も罹患の疑い。
 この早さから、流行スピードを学べる。
 ニュースだと、メキシコで大勢がマスクをして町を歩く姿。今までのイメージからだと、外国の町にマスクの方が大勢なんて想像出来てなかった。
 メキシコ州の幼稚園から大学まですべての教育施設約3万校の休校、美術館や博物館などの公共施設も閉鎖してるけど、町中は大勢出歩いていて、不要な外出抑制はまだの認識に見えてしまった。
 ついでに食料備蓄も教えてもらいたい。
 日本厚労省のいう、2週分備蓄に対する、メキシコの考えも聞いて欲しい。
 対策は、通常インフルエンザ対策の延長線上になければ、浸透も行動もしにくそう。 
 一般医療機関はこのスタンス以外は難しそう。

※ “最低の人間”発言した方は、元“N”大臣をどのランクの人間にするのか。ついでに教えて。
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学会回想

2009-04-25 23:34:13 | Weblog
 学会に行って、いつも思うのは、発表分野に関係する以外の方には、全くの門外漢で理解不能。
 この辺り、究極的に現実とのつながりを教えてくれたら興味が出てくる。
 専攻している方々以外にも、興味をひきうる糸口が欲しい。
 専門の先端は細かすぎてついて行けない。
 でも、現実とつながる細い糸でも教えてくれたら、そんな話をしてくれたら、甘い?

 今日はデパートに買い物、久しぶり。店内の配置は変わり、駐車場会計も無人になり、順応にてまどった。でも、不況のせいか、買い物客はやや少なめ。

※ メキシコの豚インフルエンザ、これは本物か、要注意警報。 
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ランチョンセミナー

2009-04-24 21:54:25 | Weblog
 折角だから、今日も学会に行くことにした。
 朝、早めに出勤し、病棟を回って、昨日の検査結果を見て指示を修正、スタッフに早引きすると伝えて医局へ。
 メールボックス内の文書を整理して、「何かの時は、ケータイ。」と言って出る。
 ケータイはマナーモード(バイブレーション)で鞄の中だから、気づかないかも?
 10時過ぎの電車はさすがに坐って行けた。
 昼に間に合うように出て、今日は順調。
 着いて、コーヒー一杯飲んで、ランチョンセミナーに並ぶ。
 何年前からか、昼の時間帯に弁当を食べながら小講義のスタイルが定着。
 それまでは昼食時間は外に出て外食。面倒臭くなくなって、便利。でも、人気のセミナーに入るためには早めに並ばないと(席も弁当も)あぶれる。
 あぶれたら、人気のないセミナーでしょぼしょぼと弁当を突っつく。
 これは演者と演題の人気がモロに分かり、一面シビア。
 人気セミナーに並ぶには、昼前の会場をやや早めに出て、前もって備えないとイケナイ。
 今日、コーヒー飲んでから行くと、もう50人以上は並んでいた。
 開場まで立って待つ。入場が始まると流れる。すると、横から入る奴が居た。
胸の名札をチラ見すると、医師。こんなレベルのも混じっている。
 もう一つ書くと、講演によっては“講演中の画面撮影禁止”と表示があるのに、堂々とデジカメで写真を撮る奴もいる。彼等は“奴”がふさわしい。
 セミナー講師はそれなりに熱演。
 夕方まで、耐えて学んだけど、どの位記憶に残り、役に立つか、立てられるかは今後の精進。
 ケータイに電話記録もなく、OK。

※ “最低の人間”なんて言葉は、“最高の人間”しか言ってはいけない。
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ポスター口演

2009-04-23 23:11:37 | Weblog
 以前は大広間の会場の人々に対して、少し高いところから画面スライド(今はパワーポイント画面)を下に口演するのが普通だった。いつ頃からか、この頃はこの他に、大会場を10畳位ずつの広さにパネルで区切り区画を作り、大きなふすま位の掲示板にそれぞれ発表者がポスターを貼って、規定時間に集まった人を前に小口演をする。
 こんなものが半分位を占める。
 早めに起きて、駅へ。スイカカードをかざしたら、“パタン”と開き戸が閉まる。
『何で?』ともう一回やっても“パタン”、画面に駅員に相談と出たが、それをすると遅くなるから、切符を買い、出だしにつまづく。
 スイカ、この暫く、ずっと使ってなかったからだろうネ。
 7時前の電車に乗ったのに座席は無しで、目的地まで立ったまま。
 最近、朝の電車に乗ってなかったから、近頃の通勤状態は分からなかった。
 会場には予定時間に到着。
 パネルに画鋲で貼る。自分のは注意書きに従って、A3紙で結構大きな文字にしたのに、周囲をみると、パソコンからプロジェクターでスクリーンに拡大する場合はOKだけど、そのパワーポイント原稿から、そのままA4に印刷したままのモノが半数以上。A4で、文字も元原稿のまま小さく、うんと近づかないと読めない。
 私なんか、見る順番の番号を書き加え、その上矢印も付けておいたサービス。
 この方法が始まって、もうかなり経つのに未だに見にくい表示をするなんてのは、先輩の指導が悪く、ド○○。
 ポスターに従っての説明だと、読めない小さい文字はどうするの?
 自分の番が近づくと、さすがに緊張して手掌に汗がにじんだ。
 来てる方は、簡単には前もって見てるはずだから、スクリーン相手にやるときより、半分ぐらいは好き勝手に話してしまった。
 人の悪口になっちゃうけど、ポスターを一枚一枚説明する方が多く、持ち時間守らず、オーバーで遅れ遅れ、質疑時間はほんの僅か、受けた質問はたった一つで、しゃべりまくれなかった。
 やってみて、簡単なイメージを思い浮かべてくれるような、いわば“(ポスター口演は)大道芸”みたいなものを演じればイイ。
 それなら、会場高い所からの口演は“オンステージ”をやれ。
 そうすれば学会ももっと楽しく理解できる、やり過ぎ?

 夕方、最後の勉強会に出ようと言ったら、超人気で入り口まであふれて、人いきれ発汗。三分の一で帰路。

 帰りのホーム、駅売店スポーツ紙の見出し、『スマップ、“K”逮捕』
 悪いことなんて、とてもしなさそうに見えてたのに、余程ストレスでも溜まってた?ただ、他人を傷つけなかったのはせめて、でも、自分が失ったモノは大きい。
 悪いことしそうに見えてる人は、やっぱり十分悪いことしてる。

※ 酒、飲み過ぎるとただの酔っぱらいおじさん、これは当ったり前。
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学会前夜

2009-04-22 23:08:12 | Weblog
 明日は、日本○○学会に行って、発表する日。数百人相手の会場で。高い所から話すのではなく、ポスター掲示といって、平たいところのデカイ看板に自前のポスターを貼って、眼前発表、十数人のマニアと質疑をする。
 この意味、会場より直近ダイレクトでヤバイ部分がある。
 でも、今更失うモノは何もないはず、“堂々できたら”いいんじゃない。
 と、最終見直しをしていたら、折角やり直したポスターの文字に“誤字”発見、パソコンでの変換時、誤字を選んでしまったのに気づかなかった。
 もう間に合わないので、古い原稿に置き換えて、後は口に任せる。

 予約外来は一杯詰め込み、終わりの方に話しを沢山せねばの方を並べたので終わりは定刻を過ぎ、周囲に迷惑を掛けてしまった。
 近隣に逆紹介のタイミングをみてるけど、長く診てる方々、難しい。

※ パイオニアに公的資金、家のTVはパイオニア、“んっ?”
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状況証拠1000

2009-04-21 23:09:40 | Weblog
 和歌山毒物カレー事件は1000の状況証拠だけで死刑確定。 
 確かに“H”被告は限りなくあやしいけれど、物証ゼロだと一抹の怖さが残ってしまう。
 家にあったヒ素に似ているとか、ナベの側にいたとか、強烈に際どく疑われるが、一審の黙秘もあやしいが、どうしても物証がないと、被害者側に対しては言い難い部分もあるが、コワイ。
 診断の確証に状況証拠だけで病名を下す部分に似ている感じもある。
 もし、間違っていたら、悪性疾患が限りなくクサイが細胞も組織も決められていない。そこで、対悪性疾患の治療をするべきか否か。
 もっと軽いときは見込み治療、山ほどやってる。
 外来で、「風邪ですね」と軽く言って、解熱剤をだしたりなんて。
 数日して、「まだ全然よくならないんです。」と再来もあり。
 悪性疾患を疑うことも一杯あるが、状況証拠だけの時は、石橋を叩いて渡る。
 一気にドカンとは出来ない。
 中位の疾患が疑われるときは、微妙で、もっと追求すべきか、証拠固めの検索なすべきか。それとも、耐えられずに適当な薬を出して流しながら見守るか。
 でも、その間に患者さんは苦痛を訴えて、何もしてくれない場合は医師に不信の目を向ける。
 不明熱で、手がかり乏しいまま2~3週間、見込みのみで耐える。
 ハズレだったら、ゾッとするし、信用もガタ落ち。ひどいときは、冷たい視線と悪口にも耐えねばならない。
 こういう時は『エビデンスがない』何て言ったりする方もいるが、患者さんの感覚には通じない。

 今夕、突然骨髄穿刺。若いのから電話、昨日研修医と診ることになった患者さんの診断方向についての相談。
 血液の異常を心配してるから、「だったら、マルク(骨髄穿刺)をやろう。」と即断。検査科や御家族に電話連絡をして、20分後に実施の素早さ。
 迷ってなにもしないのなら、追求を選択。若いのは見学しか経験はなかったようだが、直前講義で知恵を付け、更に研修医にも、それを見学させる。
 比較的順調に無事終了。事後にも訪室してフォロー、OK。

※ カレー事件、11年も前で忘れてた。
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