チリチリリン

風にゆれる風鈴のように
こころ休まる音を届けたい

日めくりカレンダー

2019年06月30日 | 西城秀樹

 

「西城秀樹 日めくりカレンダー」というのを作ってみた。ツイッターで誰かが作っていたのが素敵だったから、自分もやってみようというわけです。ダイソーにハガキサイズの写真が入るフォトスタンドが あるので、ここに入れる31日分の写真を編集しました。

長年パソコンでワード・エクセルを使う仕事をしてきたから、こんな仕事はお茶の子さいさいと言いたいところだが、ウィンドウズパソコンを自宅に持っていないので、ワードもエクセルも無い! Macにも同じような機能があるがそれには不慣れ。で、かなり手こずって無様な仕上がりになりました。それでも切り取ってケーズに入れればそれなりの出来映えに、ふむふむと自己満足。

ユーチューブで公開し、欲しい人はセブンイレブンでプリントアウトできるように設定したところ、数人が持って行ってくれました。嬉しいなぁ!

昨日今日覚えた動画作りよりはずっと簡単なので、秋になったら秋らしい写真を使ってまだ挑戦したいと思っている。

      

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「アマンダと僕」

2019年06月30日 | 映画の話

 

『姉の死後、姪のアマンダ(イゾール・ミュルトリエ)をどうするか友人に問われたとき、「子育てなんて心の準備ができていないし、頼る人もいない」と泣き出すダヴィッド。父親候補としては、かなり頼りない。そんな彼に、アマンダは2つのことを気づかせる。ひとつは、彼女がダヴィッドを必要としていること。もうひとつは、アマンダをいちばん愛している人間こそが彼女の保護者になるべきだということだ。「I need you」と「I love you」。生きるうえでいちばん大切なことは何かを、この映画はみつめている。

 随所にちりばめられた自転車のシーンが印象的だ。ドラマの前半、ダヴィッドと姉は、速さを競いあいながらパリの街中を疾走する。その姉の死の現場に、ダヴィッドはペダルを踏みこんで近づいていく。そして、母を失ったアマンダは、ダヴィッドが漕ぐ自転車の後部席で彼の背中にそっと頬を押し当てる。さらに、笑顔が戻った2人は、かつての姉とダヴィッドのように、スピードを競って川沿いの道を駆け抜ける。ここでの自転車は、喜びと悲しみのターニングポイントをつなぎながら、2人の人生のロードマップを描き出していく。走ることと生きることが一体になった構成が、とびきり清々しい。(矢崎由紀子)』

 

テロで女性の命が失われた時、残されたのはまだちょっと姉に頼っていた若い弟と7歳の娘、悲しみを共有しながら次第に家族になっていく過程が自然で好もしい。東京国際映画祭でグランプリを獲ったそうだ。

映画レポートのように自転車シーンが多く、パリの街並みがつぶさに見て取れる。ダビッドはアパートの管理人の仕事をしている。アパートといっても長期住居もあるが、旅行の際の短期滞在もある。私もフランス旅行の際アパートを借りてそこを拠点に歩き回ったので、その雰囲気が懐かしく、街の景色もその時が思い出されて本当に嬉しかった。

連なる屋根の上の無数の煙突はみんな赤く塗られていて......それを初めて見たときの感動を思い起こし、その場面だけで涙が出そうになった。

 

 

 

 

 

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今年の梅仕事

2019年06月10日 | 美味しい話

 

今日は朝からドシャドシャ雨が降っていて寒いです。ファンヒーターも電気カーペットも片付けてしまったのを後悔し、代わりに出した扇風機を恨めしげに眺めています。

梅雨といえば、梅仕事です。今年も梅ジュース、青梅の甘露煮、カリカリ梅の砂糖漬けを仕込みました。残りの梅は梅干し用に追熟を待っています。

梅ジュースはフォークで穴を開けたのになかなか砂糖が溶けません。冷凍庫で凍らせた方が良かったかな?冷凍庫が満杯なのだよ。

カリカリ梅の砂糖漬けは、割って種を取った梅に砂糖をまぶしただけですが、まだかな、まだかな、と摘むので、ちょうどいい塩梅になる時にはほぼなくなっています。甘露煮もご近所さんに配るので、半分になってしまいます。それでも季節のものだから、一年に一度は作りたい。

梅干しは、ここ2、3年は従来の塩で漬ける梅干しではなく、砂糖と塩を溶かした酢に漬ける「さしす梅干し」を作ってます。砂糖300g  塩100g  酢4カップ の中にきれいに洗ってなり口をとった梅をポトンポトンと落とし、約1ヶ月漬けて、土用に3日3晩干して作ります。塩分少なめなので健康に良さそうです。

さらに梅の香りの残った酢は、砂糖と塩の量が絶妙で、酢の物に使ったりお寿司に使ったり、大変重宝して梅干しよりありがたいくらいです。今の時期は新玉ねぎのスライスにこの”さし酢”を注いで”酢玉ねぎ”を作っています。血液サラサラに効果があるそうです。

 

上手に煮えて、宝石のような青梅の甘露煮で、お茶を飲むときは至上の喜び(大袈裟?)を感じます。

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BOUM!BOUM!BOUM! SHINGO KATORI

2019年06月06日 | 展覧会

      

 

ルーブル美術館の個展の大成功はニュースで見たというのに、日本での個展を知らなかったとはなんということだろう!

香取慎吾の個展に行ってきました。その発想、色使いの才能に圧倒されてきました。作品の多くが撮影可能で、制作過程を録画したビデオも流されていました。こんな大きな絵は助手も使っているだろうと思っていたのに、慎吾ちゃんは一人で全身を使って描いていました。

右下の”令和”の絵は、会場に設置された白パネルに、度々慎吾ちゃんが来て描いて、会期中に完成させる予定だそうです。私が行った当日はここまでできていました。制作中のビデオもありました。

 

 

左はルーブルで発表した絵、右はそれをプリントして作られた風呂敷、関係者に配られたものを慎吾ちゃんが一枚もらってきたそうです。BMWの塗装のデザインもありました。

絵にアプリをダウンロードしたスマホをかざすと絵の上にPOPが現れるという新しい試みもあって、面白かったです。

豊洲のIHI AROUNDシアターの円形ステージが展示場になっていて、入場料は3500円、ちょっと高いなぁと思っていたのですが、見終えた後は少しも高いとは思えないほど満足しました。

素晴らしい才能だなぁ!

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「氷上の王、ジョン・カリー」

2019年06月03日 | 映画の話

 

 

1976年に英国選手権、欧州選手権、世界選手権、オリンピックを制覇したフィギュアスケーターの伝記記録映画です。伊藤みどりさんより15年以上前の話とはいえ、フィギュアスケートは観る年齢だったのに、名前も知りませんでした。きっとテレビ中継なんてなかったんだろうな。

バレエをスケートに取り入れ優雅な美しいフィギュアスケートを確立した人のようです。本人映像がたくさん残っていて、本当に美しいスケートを見ることができました。近年は技術的には高度になって、当時とは比べられないかもしれませんが、こんなに美しく滑る人を初めて見たと思わせました。羽生結弦は別格、世界中で一番美しいと思っていましたが、羽生より美しかったかも!

プロに転向し、アイスショーを始めました。アイスショーは今よりもずっとずっと格調高かったようです。メトロポリタン劇場にかけられ、紳士淑女がフォーマルウェアで見に行くものでした。

日本にも1984年に来ていて、東京体育館のリンクの周りのCM看板を見て、こんな所で滑りたくないとゴネたそうです。根っから美しいものを追求していたんですね。

ゲイで、44歳でエイズで亡くなっています。

 

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