庭植えの巨峰、5月には15ほど花房が下がり、今年も楽しめるかなと期待していたのに、いつの間にか殆どが落ちて、青い実はいくつも出来ていない。樹勢は良くていっぱいに葉を茂らせ、これからの季節貴重な日陰を提供してくれる。
近所の家では去年は50房も実りおすそ分けしていただいたのだが、今年はやっぱり数本しかない。お互い、生り年とかあるのかしらと首をひねっていた。テレビで、低温障害で梨やリンゴの実がつかないと放送していた。ぶどうもそうなのかな?
今年の気象は本当に変で、6月も半ばを過ぎたのに寒い。晴天の日中はさすがに30℃超えて暑いが、夜になると大抵は涼しくてクーラーは今シーズン2回しかつけてないし、ほぼ除湿だ。雨の日は、服装もジーンズに長袖シャツを重ね着してソックスも履いている。風呂もシャワーではなく湯船にお湯をためて浸からないと体が冷えてしまう。天気予報で「冷夏」という言葉はまだ聞いてないが冷夏になるのだろうか?
冷夏というのは何年に1回とかあるのだろうけど、私の記憶にあるのは1980年の冷夏だ。その年、玄関脇にひまわりを植えた。ぐんぐん育って2メートルにもなった。大きな花が連日の雨に叩かれ、太い茎は腐って、えらいことになった。嵩高いひまわりの残渣を片付けた亭主が、もうひまわりはこりごりだって! 夏は暑い、冬は寒い、が一番良いのだ。
昨日のニュースでは浅間山の火山性活動が活発化していると。1980年代に噴火した時には干してあった布団に灰が積もったなぁと思い出した。