チリチリリン

風にゆれる風鈴のように
こころ休まる音を届けたい

土を喰らう十二カ月

2022年11月19日 | 映画の話

沢田研二演じる作家のツトムが長野県の山村の庵に住み、山のものや畑のもので精進料理を作りながら暮らす様が淡々と描かれている。四季の景色や作られる素朴な料理がとても美しく懐かしい。

沢田研二の映画は若い時のも見たことはないが、この老作家の役はとてもいい感じだ。気負いがなく本当に素のままで、それでいて年寄りの嫌味なところがなく気持ちが良い。

村人との関わりも淡白でもしっかりとツボは押さえている感じで好もしい。

土井善晴さんの料理は素材が生きた美味しそうな料理で、作ったことがある料理でも改めて初心に帰って作ってみたいと思わせる。

私自身も畑作業をしているので、見ていて新しい発見がありました。

最後の主題歌は沢田研二が歌っているのですが、年齢を感じさせない艶っぽい声に感動しました。

松たか子はなんかしっくりこない感じでした。沢田研二にのまれたのかな?

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

行田市散策

2022年11月17日 | ウォーキング

友人に誘われて行田市の花手水weekというイベントに行ってきました。参加している店や家の前には色とりどりの花を浮かべた手水鉢が置かれています。

ただ側に寄って覗きこまねば見れないのでイベントとしてはおとなしいものでした。

行田の街は車も少なく落ち着いた雰囲気で、秋の1日の散策にはもってこいです。

手水鉢の飾り方も色々工夫がしてあって、道の右に左に立ち寄りながら見学しました。

 

 

 

 

 

 

 

神社の境内にも。

  

 

その後、映画「のぼうの城」の舞台になった忍城に行きました。人が少なく静かでゆっくり見学できました。場内の鐘楼前にも花手水が。

 

昼食は蔵造りの店舗でお蕎麦と名物ゼリーフライ(オカラ入りコロッケ)をいただきました。店は14時までだったのに、到着したのは13時50分、ギリギリセーフでした。店の人は、もう蕎麦は一本も残ってないと自分たちの賄いのうどんを茹でていましたが、うどんも美味しそうでした。

   

花はバラや菊やダリアなど。染料で染めたとも思われない黒いガーベラや、緑の苔玉のような花が珍しいものでした。緑の鞠のような花はナデシコ科のテマリ草と言うそうです。花弁はなく苞だけだそうです。

 

 

 

 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トウガラシ料理

2022年11月09日 | 美味しい話


畑のトウガラシが豊作だ。

小さいのは日本の鷹の爪トウガラシ、大きいのは韓国トウガラシ。

韓国トウガラシは甘みもあると言う触れ込みだったが、なんのなんの十二分に辛い!

赤くなったら中までしっかり乾かして保存する。

キンピラなどに刻んで使うが、一度に使うのは1、2本、到底使いきれる量でない。

まだ緑のは刻んでゆずコショウ、醤油漬けなど薬味に使うが、こちらも到底使いきれない。

今年はレモン胡椒というのを作ってみた。ゆずの代わりにレモンを使うのだが、レモンの割合を多くするとさほど辛くなく、爽やかなピリ辛感で何にでも使って重宝している。でも使ったトウガラシは10本にもならない。

 

写真の3倍ほどもあるトウガラシをどうしたらいいか!

ネットでトウガラシの大量消費レシピを検索したら「ツナと唐辛子の簡単煮」というのを見つけた。タネを抜いたトウガラシをツナ缶と甘辛に煮るというものだ。

ビニール手袋をして、トウガラシをハサミで開き、タネを抜いて適当な大きさに切り揃え、ツナ缶と煮て作った簡単煮は、超辛いのだけどイケる。なんなら癖になる味だ。

作った当日は激辛でも1日置くと辛味もマイルドになり、辛いもの苦手の私でも食べられし美味しい。

作っている間は鼻はつんつんするし、目もチカチカ、用心が必要だが、これで大量のトウガラシを無駄にすることなく使い終えると思うと嬉しい。

 

 

ただ、赤唐辛子は十分な量を保存したし、青唐辛子も冷凍保存したから、来年はトウガラシの栽培はやめておこうと思う。

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする