チリチリリン

風にゆれる風鈴のように
こころ休まる音を届けたい

良い年だったかなぁ?

2015年12月30日 | ふうりんの音

また1年が終わろうとしています。12月は何もすることなくダラダラと過ごしました。忘年会もなく、イルミネーションも1度江ノ島に行っただけ、子供たちも家を出て、夫婦二人になると、クリスマスツリーもクリスマスケーキも用なく、アレ?もう30日という感じです。

今年も部屋の片付けはできなかったなぁ.....365日何していたのかなぁ.....

おせちも重箱詰めを買ってしまっても良かったのだけど、珍しく長女が31日はおせちの手伝いに来るというので、買い物を済ませて待つことにしました。

我が家の一の重に詰める、黒豆、栗きんとん、紅白なます、きんぴらごぼうを作ってもらいます。二の重の煮染めの、里芋やクワイの切り方や手綱こんにゃくや結び昆布も覚えてもらいましょう。夕食を済ませ紅白歌合戦が終わったら初詣に出かけ「1日の朝、お屠蘇とお雑煮に戻ってくるからね」だそうです。めんどくさ!

特に気負うことなく新年を迎えましょう! プランターの芽出しを眺めてかるびの頭を撫でて癒しの時間を持ち、なるがままに自然に暮らしましょう! そして新しいものに一つ挑戦しましょう!

 


新製品

2015年12月24日 | ふうりんの音

まるっきりペーパードライバーになって車に乗れない私は、どこへ行くにも電動自転車で出かけていきます。片道3キロの駅はもちろん、6キロの隣町のユニクロやダイソーなんかにも自転車です。最近は片道7.5キロの娘のマンションにも電車やバスの乗り継ぎを止めて自転車で行くようになりました。

昨年、14年間乗っていたヤマハパスを中国製の廉価自転車に替えたところ、自転車屋さんから「中国製の自転車は、部品の違いなどから修理はできない、故障したらそれまでで、結局高い買い物になる」と言われてしまいました。仕方ない、乗れるだけ乗って、故障したらそれまでと諦めて買い換えようと決めていました。

その自転車、電動アシスト力は強くて快適なスピードで走るのですが、アシストの利き方がムラムラでピューンと走ったりガクンと止まりそうになったり。雨に濡れるとブレーキがキーキー鳴り始め、1年間乗ったらバッテリーの持ちが悪くなってきました。娘のところまで7.5キロ走る時には充電器を持って行って、向こうで充電してからでないと帰ってこれません。ヤマハパスのバッテリーが3年くらいもったことを考えると短いです。

バッテリーを買い換えるか、自転車を買い換えるか!

電動自転車は普及品で10万円前後、大型バッテリーの高級品はさらに高価です。ホームセンターや自転車販売店を回り調査したところ、2016年製品として、各社からやや小型バッテリーを乗せたお手頃価格の品が出始めました。今まではより高級により高価になっていたのに、買いやすい価格の品を各メーカーが揃えたということは、やっぱり景気は上向いてはいないのでしょうね。

この小型バッテリーは買い替え時や追加購入時には大型に乗せ変えることもできるので、本体を買う時の出費を抑えられ、電動自転車が買いやすくなりました。

ただ、2016年一斉発売なので(実際はすでに店頭に並んでいますが)各メーカーの特徴や口コミ評価がまだ出ていません。もう少し様子を見てからにしようと思いながら、毎日のチラシ広告やネット広告をチェックしています。

 

 

 

 


悲しみのイレーヌ

2015年12月20日 | ふうりんの音

 

2015年「このミステリーがすごい!」大賞のダントツ一位選ばれたのはフランス人作家、ピエール・ルメートルの「その女アレックス」でした。新聞の広告で見て、その本を読みたいと書店に行ったら、ルメートルの文庫本「その女アレックス」と「悲しみのイレーヌ」の2冊が並んでいました。注釈を読むと、ヴェルーヴェン警部シリーズの時系列としては「悲しみの~」が先で「その女~」は2作目だというので、「悲しみのイレーヌ」から読もうと買ってきました。

ミステリーといえば、だいたいが不可解な殺人事件が起き、警察の個性的で頭の切れる警部が犯人を追いつめるというのが王道です。昨今は現実でもすぐに殺人事件が起こり、あんまり頻繁で、報道されても、「どれ?」「どの?」と聞き返すくらいになってしまっているので、小説がよりショッキングにならざるをえないのは理解できますが、それにしても”えげつない”くらいの残虐事件です。

ヴェルーヴェン警部とその同僚たちは、核心に近づいたと思っては突き放され、堂々巡りを繰り返し、読者をハラハラさせます。ですが途中から(最初から分かってはいるのですが)その方向にだけは行ってほしくない方に滑り落ちていくのがわかります。

文章は巧みで、もう読みたくないと思いながらも結局読んでしまいました。『全然、まったく、少しも』救いのない結末で、もう十分なのに、この後に残酷描写がグロいと評判の「その女~」を読めるでしょうか.....

 

 

 


ダイヤモンド富士

2015年12月19日 | ふうりんの音

なにやら年の瀬が押し迫ったような気になり、年内はこれで最後かと思いながら、昼食を用意して実家に行ってきました。両親は暖房にコタツで寒さ知らずで元気にしていると言って、昼食とみかんを平らげました。

帰りに友人の写真展により、その中のスカイツリーとダイヤモンド富士の写真を見ていたらふと思い出しました、今日は『ダイヤモンド富士の見える日』だ!

私の最寄りの駅からは、駅前大通りの正面に富士山が見えるので、富士見テラスという都内富士見百景の展望テラスがあります。そのテラスからダイヤモンド富士の見える日が今日だと新聞に載っていたのです。

今から帰れば4時には駅に着くから4時半の日没に間に合うとダイヤモンド富士を見る場所を思案し始めました。富士見テラスは当然満員で入れないし、駅前大通りを富士山方向に行くとしても、大通りには常緑樹のヤマモモの並木があり、電線も張り巡らされ、歩道からはよく見えないのは知っています。大通りから離れて畑の中に行くか、横断歩道を渡りながら車道の真ん中で見るか.....自転車を走らせると、真っ赤な太陽が正面に来て、眩しさで歩いている人も見えません。もうこの辺が限度かと、大きな交差点の横断歩道を渡り始めました。

今まさに、青いシルエットの富士山の上に真っ赤な太陽が乗っています。周りの人もゆっくり歩きながら富士山方向を見ています。

あっという間に太陽は沈んでしまいました。横断歩道を渡りきって、振り返った時には静かな富士山のシルエットだけになっていました。ダイヤモンド富士は目に焼き付けたけれど、写真を写すことはできませんでした。


花の冬支度

2015年12月17日 | 菜園日記

 

昨日はコートがいらないくらいのポカポカ陽気でしたのに、今日からは北風が強くなり、この辺りでも霜が降りるほど寒くなる予報です。昨年の同じ日に秩父三社参りに行って思わぬ大雪に降られたことを思い出し、ビニール温室を準備しました。

 

 

 

まだまだ蕾が出て、今にも咲きそうなハイビスカスですが、泣く泣くハサミを入れて短くしました。シャンデリアのような可愛い花を咲かせている木立ベゴニアは、ビニール温室の中でもきっと先っぽは凍ってしまうでしょう。もっと冷えてきたら全体をプチプチのピニールで包むことにします。ヒョロヒョロと高くなったパパイヤも中に入れました。

ベランダの手すりに蔓を絡ませて伸びているマンデビラは鉢は二重にして保温しました。いよいよダメになりそうなら、蔓を切って、ビニールをかぶせましょう。寒さに弱い春菊の鉢にもビニールをかぶせました。

室内に入れるスペースはないので、我が家のサボテンもシンビジュームも一年中外で健気につぼみをつけてくれます。新入りさんたちもこれで春を迎えてくれるといいなと願ってます。